木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

餌台の鳥たち ゴジュウカラ・コガラ・ヤマガラ

2020-10-21 07:33:10 | 散歩道の鳥たち

大阪アメダス    今朝の最低気温 13.3℃   昨日の最高気温 23.7℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温 -2.3℃   昨日の最高気温 14.3℃
今日も
開田高原の鳥たちで
お付き合いください。


餌台にやって来る
いつものメンバーです。


まず
ゴジュウカラ
なかなか精悍で
やんちゃそうな顔を
していますね。


ヤマガラがどれだけ
たむろしていても
間に割り込んで
ヒマワリをくわえて
飛び去ります。


どこで
餌を食べているのか
分かりませんが
目にもとまらぬ
スピードでやって来て
去っていきます。




次はコガラ
ヤマガラより
ひとまわり小さいためか
おっかなびっくりで
のぞき込んでから
ヒマワリを
くわえて行きます。




餌台のそばの
木にとまって
辺りの様子を
伺ってから
やってきます。




最後は
お馴染みのヤマガラ
どれだけヒマワリを
食べるの?
と言うぐらい
大食漢。




すぐそばで
座っていても
お構いなしで
やって来て
餌を物色して
気に入った種を
くわえて行きます。


決まった
お気に入りの枝に
持ち帰って
両足で種を押さえ
つついて殻を外して
上手に食べます。


手のひらに 
ヒマワリを乗せて
差し出していますが
羽根が手に触れる
ところまでやって来ても
まだ食べてくれません。


また来月
チャレンジします。




ハナコゴメギク 果実も美しい!

2020-10-20 07:09:09 | 木曽Now
大阪アメダス   今朝の最低気温   12.0℃      昨日の最高気温  16.8℃   天気  晴れ
開田高原アメダス 今朝の最低気温  -2.4℃(全国1位) 昨日の最高気温   7.4℃

今日も
開田高原で撮った
写真から。


この花は
大阪の散歩道でも
見られる花
ハナコゴメギクです。


図鑑を調べても
出てこない名前
本名はハキダメギク
最近はこの名前で
呼んだことが
ありません。


先端が
3つに分かれる
5枚の白色の舌状花
中心の黄色い筒状花が
何とも言えない
バランスで
とても美しい花です。




この時期の
特典としては
果実と花が同時に
見られること。


先に咲いた外側は
とっくに果実に
なっているのに
中心部はまだ開花中。


花を咲かせながら
種子散布するという
離れ業を持っている。


ふわふわ飛ぶ感のない冠毛も
ドライフラワーのようで
美しい!


皆さんも
ハナコゴメギクと言う名前で
呼んであげてください。

御嶽山初冠雪 2020年秋

2020-10-19 07:41:07 | 木曽Now

大阪アメダス    今朝の最低気温 13.9℃   昨日の最高気温 20.9℃   天気 曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温 -0.9℃   昨日の最高気温 12.1℃

無事
大阪に帰りました。


しばらくの間は
開田高原のブログで
お付き合いください。



一昨日の雨の後
かなり昨日の朝は
冷え込んだ。

(2020.10.6撮影)

開田高原の
最低気温は0.3℃
濃い霧が立ち込めていた。

(2020.10.10撮影)

大阪へ帰る日なのだが
白虹と御嶽山の初冠雪を
期待して
起きぬけに
車をとばした。


木曽馬の里にはすでに
写真仲間のSさんと
鳥の師匠のAさんが
霧の中で写真を
撮っておられた。


陽が昇るにしたがって
霧が晴れてくるが
まだ御嶽山は
姿を現わさない。


コナラの一本木や
コブシの大木が
はっきりと
見えてくる。


霧の向こうから
姿を現わした御嶽山
7合目以上は
綺麗な雪化粧だ!
2020年秋
御嶽山の初冠雪である。


夏姿の御嶽山も
魅力的だが
御嶽山は雪化粧が
よく似合う!


大阪に帰る日に
嬉しいお土産を
いただいた気分だ。





ノブキの果実

2020-10-18 06:57:43 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温   0.5℃     昨日の最高気温   7.8℃    
木曽町新開      午前7時の気温   1.0℃       今朝の天気   晴れ(霧)

開田高原の
日当たりの悪い
薄暗い林の中を
歩いていると
ズボンや服に
たくさんの
ひっつき虫が
くっついてくる。


昨日の
チヂミザサもそうだったが
今日のノブキの果実も
ひっつき虫の仲間。


茎の先端に
こん棒状の果実が
放射状についている。




果実の先の方に
粘着性の腺毛があり
動物の毛や人の衣服に
くっつく仕組み。


大きな葉が
フキの葉に
似ていることから
ノブキと呼ばれるが
同じキク科と言うだけで
フキとは無縁。


もうすっかり
果実は熟して
いつでも
くっついてやろうと
準備が整っているようだ。


花の時期にも
写真を撮ったが
小さい花ながら
なかなか可愛い花を
咲かせていた。

(2019.9.2 撮影)

花の時期から
その根元に
ひっつき虫の
小さな赤ちゃんが
ついていた。



今日の昼から
大阪にもどります
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チヂミザサ 二度咲き?

2020-10-17 07:24:20 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温   5.6℃     昨日の最高気温  15.1℃    
木曽町新開      午前7時の気温   6.0℃       今朝の天気  雨

チヂミザサの花が
咲いていた。


この時期に
花が咲くのは
遅すぎる。


そう思って
辺りを見まわすと
ここも草刈りの行われた
場所のようだ。

(笹の葉に似た縮れたような葉が名前の由来です)

ひょっとしたら
種をつけ始めていたときに
刈られてしまったのだろうか?


寒くなる前に
もう一度
急いで花を
つけたのかもしれない。


イネ科の花なので
目立たないが
ブラシのような
綿毛のような
雌しべが見えています。


時期が遅かったのか
雄しべがのぞいている花は
ありませんでした。


花が終わり結実すると
芒から粘液を出し
動物や人に粘りついて
遠くに運ばれていく
ひっつき虫です。




御射鹿池・白駒池・横谷渓谷王滝

2020-10-16 07:00:06 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温   2.9℃     昨日の最高気温  12.3℃    
木曽町新開      午前7時の気温   4.5℃       今朝の天気  曇り

今年6月22日
奥蓼科の御射鹿池(みしゃがいけ)に
大雨の中行った。


景色も何も
なかったので
今回はそのリベンジに
行ってきた。


さすが
大好きな東山魁夷さんの
『緑響く』のモチーフになったと
されるだけの雰囲気はある。


陽の当たり具合も
いまいちだったが
カメラマンがずらりと
並んでいる。


その後
ブロ友の
気まぐれ親父さん
教えていただいた
白駒池に足を延ばす。


麦草峠(2127m)近く
有料駐車場は満車状態
八ヶ岳登山の基地?
のような場所なので
車も多いのだろう。


肝心の紅葉は
標高が高い分
すでに最終と言った
雰囲気だった。


滑りやすい木道を
注意しながら
白駒池を一周した。


池に面して
苔の森が広がり
この雰囲気は
どこかで見たと思ったら
屋久島の白谷雲水峡
「もののけ姫」に
出てくるような
幻想的な世界だった。




帰り道
横谷観音様にお参りし
展望台から
王滝と茅野市街を
見ることができた。


王滝展望台まで
15分の標識につられて
渓谷に下り始めたのは
よかったが
帰りの登りのことを
考えていなかった。(笑)


素晴らしい
王滝を目の前に
見ることができたが
登り道は
かなりハードだった。


また違う季節に
訪れたい場所となった。









フシグロとフシグロセンノウ

2020-10-15 07:00:06 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温   9.7℃     昨日の最高気温  18.1℃    
木曽町新開      午前7時の気温  10.0℃       今朝の天気  晴れ(雲多い)

散歩道で
フシグロの花を
見つけた。


ヨーロッパ原産の
帰化植物
マンテマの花に似る。


背は高いが
花が小さく
目立たない植物である。


フシグロセンノウの方は
艶やかな花で有名だが
フシグロの方は
あまり知られていない。


ナデシコ科の花なので
萼片がくっついて
筒状になった萼筒から
申し訳なさそうに
花弁がのぞく。


花をのぞいて見ると
3裂した雌しべが
突き出ている。


雄しべが
顔を出している
花もあるが
ナデシコ科なので
このフシグロも
雄性先熟なのだろう。


フシグロと言う名は
漢字で書くと節黒で
節が黒いことに
由来するそうだ。


そんなに節が黒いとも
思えないので
別の名前でも
いいような気がする。


この場所も草刈りが
夏場にあった場所で
それからたくましく
伸びたに違いない。 


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アキノキリンソウ たくましく美しい花

2020-10-14 07:01:04 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温   7.9℃     昨日の最高気温  18.1℃    
木曽町新開      午前7時の気温   8.5℃       今朝の天気  晴れ

日に日に秋が深まり
朝の最低気温も5℃を
切る日が出てきた。


散歩道で
見かける花も少なく
寂しい限り。


そんな中
草刈りの後
新しく新芽を伸ばし
花を咲かせている
アキノキリンソウ。


なかなか
たくましく
美しい花である。


名前は
ベンケイソウの仲間
キリンソウに似るからと言う
今流行りの麒麟と名が
入るのがいい。


黄色の花を
長い首のように
咲かすことから
動物園のキリンを
イメージしていたのだが
どうやら違ったらしい。(笑)


花はキク科の花そのもの
花の中心に筒状花
外側には舌状花がある。


別名を
アワダチソウと言うが
都会でも見られる
セイタカアワダチソウより
遥かに優しそうに
咲いている。


よく似た花だが
舌状花は
セイタカアワダチソウより
太くて美しく感じる。

(セイタカアワダチソウの花)










アトリ ありがとう!

2020-10-13 07:02:16 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温   9.7℃     昨日の最高気温  19.8℃    
木曽町新開      午前7時の気温  13.0℃       今朝の天気  晴れ

3日間
降り続いた雨の初日
我が家にアトリの群れが
やってきた。


止みまなく
降り続く雨を
ものともせず
裏の大きな木で
よく遊んでくれた。


たくさんのヤマガラが
集まっているので
安心できる場所だと
思ったのかも?


ヤマガラたちが
食べ散らかした
ヒマワリの種を
ついばんでいる。


ヤマガラは
脚に挟んだヒマワリを
嘴でつついて
きれいに割って
中身を食べる。


アトリは
その食べ方を
知らないのか
嘴でつかんでも
どうしていいのか
持て余し気味だ。


下の草むらに落ちた
おこぼれを
丁寧に探して
食べているようだ。


3日目の雨が止み
晴れ間が出た日曜日
まったく姿を見なくなった。


君たちは
台風の雨宿りだけに
滞在していたのか?!
ありがとう アトリ!


本日
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閉じています。


ニシキギとコマユミ

2020-10-12 07:00:01 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温   8.0℃     昨日の最高気温  21.2℃    
木曽町新開      午前7時の気温   9.0℃       今朝の天気  晴れ

歩いている途中
とあるお宅の庭で
大きなニシキギの
木を見つけた。


葉も色づき始め
果実がたわわに
実っている。


さっそく
カメラを取り出し
写真を撮り始めた。


うん?
どこか雰囲気が違う
葉も果実も
そっくりなのに?


枝に
ニシキギ独特の
翼がない。

(コマユミの若い枝)


(ニシキギの翼のついた枝)

これは
ニシキギのそっくりさん
コマユミなんだ!

(ニシキギ)

何度か
見たことはあったが
まじまじと見たのは
初めてだ。

(ニシキギの果実)

ニシキギとコマユミは
同じ木で
枝にコルク質の「翼」が
できるものを
ニシキギ
できないものを
コマユミと
呼んでいるそうだ。

(ニシキギの果実)

翼が発達すれば
ニシキギ
発達しなかったら
コマユミ
そしたら
翼って何だ?!

(ニシキギの花)

ニシキギの中にも
コルク層の翼が
よく発達するもの
それほどでもないものがある。

(ニシキギの冬芽と翼)

さほど
コマユミが
生きにくそうだとは
思えない。


人はすぐ
理由を考えたがるが
ニシキギは
ジュディ・オングの
羽根飾りのつもりで
翼をつけているのかもしれない。