木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

レンギョウ 二種類の花

2019-03-29 08:07:00 | 日記

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散歩道の公園で
白いユキヤナギと
競い合うように
黄色いレンギョウの花が
目立つようになってきた。


レンギョウの仲間は
主にレンギョウ
シナレンギョウ
チョウセンレンギョウの
三種類あるのだが
これらの交雑種も
あるようで
同定は私にはできない。


レンギョウの花は
よく見ると
蕊がとても面白い。


雄しべが長くて
雌しべが短い花
短花柱花(たんかちゅうか)と
雄しべが短くて
雌しべが長い花
長花柱花(ちょうかちゅうか)の
二種類の花が
咲いている。

(短花柱花(短い雌しべの花))


(2本の雄しべの奥に短い雌しべが見えています)



昔レンギョウは
雄花と雌花を持つ
雌雄異花だと
考えられていた
時期があった。

(長花柱花(長い雌しべの花))





最近では
どちらの花も
雌雄両方の性質を
持っている花
両性花だと
考えられているようだ。


レンギョウは
なるべく自家受粉を避け
他の株と受粉しようと
二種類の花を
咲かせている。


これも素晴らしい
植物の知恵!


あまり難しいことを
考えないで
美しい花を
愛でたらいいのだが
悪い癖ですね。(笑)