今日はいよいよ天王山です。大阪都構想賛成派、反対派いずれかが(投票は午前7時から午後8時まで。市内365カ所の投票所で行われ、午後9時から開票、深夜には結果が判明する見込み。4月27日時点の大阪市の選挙人名簿登録者数は214万786人既に期日前投票有権者数17% 午後3時時点で投票率32.48% 合計約50% 投票用紙に「賛成」か「反対」を記入するひらがなやカタカナも有効。)過半数を制し今日深夜勝利宣言します。納税者を舐めきっているのはどちらの陣営かは分かりかねますが、賛成・反対両政治家陣営の主張はそのまま実行できるのか額面通りには受け取れません。都構想を成立させたいグループはカジノや交通網整備などで巨大な利権が絡んでいるでしょうし、反対派の政治家は勝利すれば既得権益にしがみつくでしょう。しかし、橋下市長のポピュリズム政治には違和感を感じます。いたずらに言動で国民を鼓舞しますが、議会を通し市長として真の政治的な問題解決に取り組んできたのか疑問があるからです。議会をないがしろにして国民投票に頼ればポピュリズム政治の始まりであり独裁政治・腐敗政治に行きつきます。今日の審判は日本の民主主義にとって大切な選挙になりそうです。
以下コピー 大阪市を廃止し、五つの特別区を新設する「大阪都構想」の住民投票が17日投開票される。賛否両派は16日、市内各地で声をからした。大阪市の橋下徹市長(45)はこの日夜、大阪・難波で“ラスト演説”。劣勢からの逆転秘策に注目が集まったことを逆手に「橋下が難波で泣くんじゃないかとか言われてますが、泣きません!」と爆笑を誘い、「あす、納税者をナメた連中をつぶす」と強気に語った。
昨年衆院選では最終演説で完敗宣言する“負け犬作戦”で同情票を集め、劣勢を跳ね返した橋下氏。その舞台となった難波の駅前広場には、この日、約2000人が集まる注目度を見せたが、橋下氏は登場するなり「泣きません!」「なーんにもしません!」と拒否して笑いを起こした。
都構想が“否決”されれば、政界引退を表明している橋下氏だけに、政治生命を賭した勝負の日を前に「いよいよ、あす。やるかやられるかだ」と怪気炎。08年の政界進出から7年を振り返り、「たかだか38歳だった男に政治家冥利に尽きることをやらせていただき、ありがとうございました」と深々と頭を下げた。
これまで自身が補助金を打ち切った業界団体などが都構想に反対していることを挙げ、「腐ってる!あす僕は納税者をナメた役所や議会、団体はつぶされることを示したい。そんな連中を僕につぶさせてください」と訴えた。