都内の日帰り温泉

先週もハードな一週間だったわけで、体と頭はかなり悲鳴を上げている状態。
日頃の寝不足がたたり、土曜日はなんと１２時過ぎまで寝てしまった。
最近、寝ることがとても幸せに感じている。
こっれってかなり低レベルな幸せの感じ方だろう（苦笑）

車もＧＷ以来乗っていないし、なんか持っている意味を考えてしまう・・・
でも車は手放せないんだよね～
１ヵ月どのくらい乗るの？
と言われたら・・・「う～あ～え～」としか言えないのだけど・・・
幸か不幸かガソリンを使わないから、あまりガソリン価格が気にならないのがせめてもの救いか（笑）

それはさておき・・・
土曜日の夜は一念発起して、板橋区の日帰り温泉に行ってきた。
そうそう、ブログでもよく紹介している「さやの湯処」だ。
夜の１０時だというのにかなり人が多い。
本当に繁盛しているのだとつくづく実感する。

仕事柄、温泉について考えることの多いボクから見ても都内（大都市）の日帰り温泉施設の繁盛ぶりには驚くばかりだ。
地方の温泉地など、閑古鳥が鳴いているところも多いのに、この対照的な光景は本当に考えさせられてしまう。

ようは、お客様のニーズに合致しているか、合致していないかというところなのだと思う。
車で数十分で温泉に入ることができて、値段は高くて１，０００円ほど。
食事処も併設していて、そこそこ美味しいものを提供しているとなると、高いガソリンを払い、
何時間もかけて温泉地に行くって泊まるよりも遥かに安く済んでしまう。

懐が寂しい時、真っ先に削られるのは余暇産業・・・
比較的裕福であった中高年層もガソリン高と後期高齢者医療制度の影響からか温泉地への足先は鈍い。

前から思っていたけれど、温泉地の競合相手は、隣の旅館や近隣の温泉地ではなく、
お客様が住んでいる大都市の日帰り温泉施設だということがまざまざと実感できるから怖い。

しかもダメなところはお湯が全然ダメだけど、
良い施設は、全部ではないが一部浴槽で源泉かけ流しの湯船があるところも少しづつだが出現している。
ボクも、「さやの湯処」では源泉浴槽とサウナしか入らないのだが、
これだけでも１，０００円で十分と感じることができる。

東京の温泉もなかなか侮れない。
だからこそ、ますます温泉地に行かなくなる人も増えている。

「水は低いところへ流れる」
この言葉の意味は深い。
簡単にできることにどんどんニーズが集まってくるということ。
車でいうとマニュアルからオートマへの移行、そしてケータイの普及などがその実例だ。

話がかなり脱線してしまったけど、
お手ごろの日帰り温泉は相当手ごわいということで、また次回！


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温泉ソムリエNOBUの温泉ガイド
温泉新選組
http://www.onsen-shinsengumi.com/
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