どんど焼きの伝統行事が1月15日の夜に行われました。通常この日にち行われるのですが、この頃は休みの関係もありその年により日程が動くようです。ハッピーマンデーなどと休みをつながるようにしてありますが、世の中は案外と会社カレンダーでやっている所が多いようなので、役員さんも日にちを決めるのに頭が痛いようです。
道祖神のお祭りどんど焼きは神事なのでその年の祭典委員になっている人、を中心に消防の協力を得て行います。ちょうど次年度の祭典委員になっているので、参考がてら何年ぶりかの参加です。
正月飾りや書き初め、役目をおえただるまなどを家から持ち寄り、木や竹で組んだやぐらの間に入れておきます。
点火前に御参りをしいよいよ午後7時に点火となりました。
あっという間に炎はあがり天高く火の粉が舞いあがります。神様を送り又それで焼いた餅を食べると一年間無病息災でいられるというものです。時々竹の節が燃える時に大きな破裂音をだします。それが山にこだましてより神事らしい雰囲気を高めていきます。
いわしの頭も信心しだいではないですが、とりあえず手の合わせられる場所では拝んでおきます。・・でも御さい銭を忘れてしまいましたが。
小さな地区ですがそれでも老若男女合わせて100人ほど集まったでしょうか。
この頃は伝統行事も環境問題や高齢化による人手不足、又宗教絡みのものはなかなか皆で一緒にいままでの慣例に沿ってと言う様にはいかなくなりました。
昔の環境でやっていた事を今同じ様にやると言う事が出来にくいご時勢になりました。
ちなみに温泉とスキー、野沢菜などで有名な下高井郡野沢温泉村の道祖神祭りは国重要無形民族文化財に指定されており江戸時代からの祭事のようです。やはり15日の夜行われ高さ7メートルほどの社殿が炎に包まれ観光客含め5000人ほどの人びとで大変な熱気だったようです。
何につけその年の役員さん達はごくろうさまです。(どこもそうだと思いますが結構似た様な役があります。ダブっているものはひとつにして小さな政府ならぬ小さな自治会にしてほしいです。でもこれが結構むずかしい。みな最初の成り立ちが違うので一本にならないのです。)
そして今回からど素人ですが川柳をひとつ載せていきたいと思います。
(天高く揚がる火の粉に思いのせ) FUKI
そんなんオカシイ!と公民館役員のときに強引に公民館行事としてまがりなりにも櫓をくんでやったけど、昨年からまた元通り。
ハレとケ、季節の節目となるメリハリがなくなって世の中オールコンビに状態って味気なくって悲しい限りです。
今は仕事も勤め人がほとんどで勤務体制も多様化しているので、なかなか役員になっても顔を出す人はいつも同じメンバー状態です。
しかし伝統を受け継いでいくというのは大変な事ですね。
結構やっているみたいです。
この間登った相模湖の千木良(ちぎら)でも小さなどんど焼きの準備がされてました。
(その写真は、モリモリキッズのフォトレポで)
2月11日は節分ですな。高尾山でも準備してました。深大寺も賑わいます。3月3日はダルマ市があります。新選組は終わりましたが、なんといっても観光地ですからね。
来年は風林火山なので、精一杯便乗して盛り上げましょう。