2月に入っても暖冬傾向は相変わらずで、外はもう春うららの陽気です。運動不足解消を兼ねて大分ガタのきたママチャリで4キロほど離れた郵便局へ用事を足しに行ってきました。途中写真の様に松代町の千曲川に架かる新赤坂橋が国道403号線と合流する場所の坂道の工事を写してみました。この工事は今年の3月で完成予定ですが、肝心の橋はまだ南側半分しか出来ていません。なにしろいったん千曲川が氾濫すると、ふだんの通勤や通学で使用する道が水没してしまうので、一日も早い完成が待たれています。
いつもの車だと見過ごしてしまう小さな道端の様子も、自転車だと比較的に気づきやすくあちらこちらをキョロキョロしながらペダルをこぎました。途中ショートカットをしようと、畑の中をまっすぐ突っ切る道に入りいつも気になっていた「天外だるま」と書かれた建物を右に見て走りました。ダルマの絵付けかなにかの作業場だと思っていましたらハウスの下に白く大きなダルマが山の様につんでありました。これからあれを赤く染めるのか、はたまた絵付けをするのか分かりませんがとにかく少し吹く風を押し分ける様に前へと進みます。と何か気配を感じたので右後ろを振り向いたとたんに、長芋畑の土に前タイヤがとられものの見事に転んでしまいました。とは言っても幸い私はよろけただけでセーフ!白い車に乗った女性が「大丈夫?」と言っています。(声は聞こえないが、口の形で理解。)見たところ40代くらいの女性でしたが車と接触してないのになぜ転んだの?とあちらは思っていたと想像します。畑の中の一本道でも油断大敵でした。
15分ほどで松代町内へ入ってまたまた寄り道で、松代藩文武学校の正面から写真を撮りました。ここを中心にいくつかの観光施設が集まっています。右手には無料休憩所もありますので、半日ほどかけて休みながら町内を散策するのもいいでしょう。写真ではだぁ~れも偶然に写っていませんが、熟年クラスのグループがお天気の良さも手伝ってかあちらこちらに観光をしていました。近くには栗おこわ専門店や池田満寿夫美術館などもあり、又町内から東に見える山は皆神山と言って桃尻型のとてもユニークな形をしています。そしてこの山に起因する温泉が湧き出ていて松代温泉として人気があります。鉄分の多い茶色いお湯です。
一ヶ月前倒しで春が来たような毎日ですが、梅雨から夏にかけてどうなるのかはたまた天災が多いのかと今から心配な2007年の今日この頃です。帰りは何事もなく家にたどり着きました。
(川柳)うらうらと 春風押され すっころぶ FUKI
。怪我しなくて良かったですね!気をつけないと・・
松代温泉ご無沙汰なので、また行きたいです