つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

良い加減料理レシピ「山くらげのコリコリ炒め」

2007-01-31 20:03:34 | 健康料理(良い加減料理レシピ)



本当にこう暖冬だと冬に食べる料理もいつもと違ってきてしまいますね。寒いから鍋とか熱アツの物が食べたいと思う気持ちが薄れてしまいます。冬に需要が伸びるはずのきのこなどの食材が打撃を受けているかもしれません。私などはきのこ好きなので年中食べますが、特に天然のきのこはやはり味が断トツに違います。

今回紹介する炒め物は山くらげ(観光物産展やデパートなどには売っているかも。)と言う名前で売られている乾物と茶きのこ(頂き物なのですが、茎が長く匂いはトリュフに似てる?とか。ダシが出ます。)なるこれも乾物になっている物でここに好きな肉や海老などを合わせて炒めます。

<材料>4人前
一束(たいがい三束で1,000円)・きのこ(何でも良い)1パック・肉(写真は豚)調味料の醤油・ゴマ油・好みで豆板醤など

<作り方>
山くらげはひたひたの水で半日位戻します。(少し固めに戻しておくとよりコリコリ感があります。)きのこも乾燥品は水で戻します。それぞれの材料を3~4センチに切っておきます。フライパンに油を引きそこに肉を先に入れある程度炒めてから残りの材料を入れます。醤油をまわし入れ最後に好みでゴマ油や豆板醤で味を整えます。

<ポイント>
コリコリ感を出すにはあまり戻しすぎない事ですが、仕上がりが少し固めになります。柔らかい方が良い時にはしっかりと戻してください。どの料理でも使う材料に出しがでる物がひとつでも入っている方が全体の味が良くなります。なので基本的には旨味調味料などは入れません。

これはご飯のおかずやビール、又日本酒にも合う一品です。

(川柳)寒なのに  コート片手の  町風景  
    食材に   頭悩ます  好き嫌い        FUKI

良い加減料理レシピ「春味天ぷら三点盛り」

2007-01-25 23:10:59 | 健康料理(良い加減料理レシピ)



やっぱりこの冬は暖冬ですよね。ここ10年来かそれ以上?今まで経験した事が無い位の暖かさです。今のところ2回ほど5センチ前後の雪が降っているので、北側の日陰などには多少雪が残っていたり、凍ってもいますがそれにしても一年で一番寒く冬らしくなければいけないこの時期にまるで毎日春先の様な空と空気です。ただ日ざしの強さはさすがにまだ弱いですが・・。

なので長野の北信地域(と言っても平地ですが)に住んでいる私たちはこの季節、道路は悪路でとても運転に気を使い雪が降れば雪かきと冬中、体力と気力を使って過ごす事が多いのです。特に去年は豪雪でひ、ひどい目にあいました~!ってなにせちょっと近くのスーパーに車で出かけるのにも、アイスバーンかそれが解け始めてシャーベット状になっている道路をビクビクしながら運転していたのですから。

その点今年はなにが良いって道に雪が無い事です。雪はスキー場だけでいいですよ!そんなこんなでこの暖かさに誘われて、春を感じる食材を求めてママチャリをこいで採ってきたのが、写真のふきのとうとヤーコンアピオスです。ふきはやはりいつもより日ざしが強いのか大きくなっており、他の二つの野菜は畑で年越しをしたのですが、両方とも堀あげてしまうと日持ちしないので使う分だけ収穫してきました。

ふきとアピオスとイカを使って季節を感じさせる天ぷら三点盛りを作ってみました。

<材料>約4人分
ふきのとう15個前後、アピオス15個前後、一夜干イカ2枚・天ぷら粉

<作り方>
ふきは洗ってざく切りにし、アピオスは小さめの物は洗うだけ、イカは皮をむいて適宜に切っておきます。天ぷら粉を溶いて揚げます。

<ポイント>
ふきは丸より大きめに切った方が火も通りやすく、香りも立ちます。食べ方は温かいうちに塩をふって食べます。(但しアピオスは栄養成分が強いのでほどほどに!)


(川柳)香り立つ  ふきの苦さに  春感じ      

    薬膳で  医食同源  医者要らず!?     FUKI

良い加減料理レシピ「ブロッコリーと長芋のマヨ炒め」

2006-12-06 17:33:53 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


12月に入りさすがに寒さも増してきました。毎日の料理の献立にネタ切れなんて事もしばしばあると思います。そんな時にぜひ旬の長芋を使った献立を一品加えてみてはいかがでしょうか。手足も冷えるこんな季節には根菜類が体を温めてくれます。長芋には粘り成分のムチンが含まれており滋養強壮の野菜として親しまれています。今回はそこに、これまた今旬であるブロッコリーを合わせ海老と一緒にマヨネーズ炒めをしました。(写真は乾燥海老を使用した物です。)

<作り方>約4人分
ブロッコリーを一株・長芋20センチほど・冷凍海老適量・マヨネーズ・胡椒を用意しておきます。
まずブロッコリーをひと房ごとに切り分けて茎の部分は縦スライスにしてから茹でます。長芋は皮をむき短冊にきっておく。
フライパンにサラダオイルを少々をひき長芋・海老を先に炒めブロッコリーを入れさっと混ぜ合わせたらマヨネーズを適量入れて仕上げに胡椒で味を整えます。

<ポイント>
ブロッコリーは炒めすぎるとばらけて見た目が悪くなるので、一番最後に入れてあまり炒めすぎないようにします。


今、私的に一押しの野菜、長芋・ヤーコン・アピオスは薬膳としての効能もありこれからもこのブログ上でいろいろな料理を紹介していきたいと思っています。

長芋の里、信州松代町の千曲川の上質な堆積土で作られた長芋を直販している山林(ヤマリン)商店は川中島の戦いで有名な妻女山の入り口近く国道403号線沿いにあります。家庭用から贈答用までお値段に合わせ品揃えされていますのでお近くを通ったさいはぜひご利用下さい。年末は25日ごろまで営業しています。

ちなみに来年のNHK大河ドラマ「風林火山」の舞台でもある当地は観光客の増加も予想され、近くの里山の妻女山は上杉軍が陣をとった場所として知られています。車で数分登ると展望台があり、そこから眺める川中島平(善光寺平)は北信の山々や千曲川などが一望に見渡せる事が出来ますので、ぜひ一度は訪れていただきたいスポットのひとつです。



(川柳)師走時  寒さもしみる  農作業

    あったまろ  グツグツ煮えた  闇鍋で       FUKI

良い加減料理レシピ「あったか味噌煮込みおでん」

2006-11-19 05:17:17 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


さすがに11月中旬ともなると朝、晩の冷え込みもきつくなってきました。それでも昔はもっと霜が降りたり木枯らしが吹いたりと晩秋の風情があったのですが、温暖化の影響か山の紅葉も今年は特にいまひとつ綺麗と言う訳にいかず、なんとなく冬に向かっていると言った感じです。

今回はそんな寒さも吹き飛ぶ、しかもヘルシーな味噌煮込みおでんを紹介します。

<材料>約4人前
コンニャク2枚・里芋・5~6個・タマゴ4個(茹でる)・後は好みで豚バラ・蛸・キノコ(生椎茸)など


<作り方>
コンニャク、里芋、卵、豚バラなどはある程度大きさを揃えて切ったものを一度下湯でしておきます。蛸、生の椎茸などはやはり他の材料と大きさを合わせ切っておきます。鍋に信州味噌(白)、調味酒、水、だしを入れそこに用意しておいた具材を入れてコトコトと10分ほど煮込みます。

<ポイント>
コンニャクは浅い切り込みを何箇所も入れておくと味が染みます。材料にあまり水気のある物は向きません。

食べる時一味や七味、粉山椒などを好みでつけます。

今、静岡の黒おでんなるものがブームになっているとか?味噌も赤や白などブレンドしても又味に深みがでるかも・・。色々試して我が家流の味を見つけて下さい。


(川柳)低カロリー  コンニャク・キノコは  スグレモノ!

    味噌おでん  寒さも吹き飛ぶ  あったかメニュー   FUKI

良い加減料理レシピ「ヤーコンと椎茸の炒め物」

2006-11-09 19:23:01 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


この頃天然キノコを毎日ふんだんに使っているお陰で食事の総カロリーが減っているようで、毎日のキツイ仕事も手伝って体重と体脂肪が減ってきました。今流行り?のメタボリックシンドロームの私にとっては良い傾向です。ところで写真のキノコ料理は天然の材料が手に入らないと出来ないので「ヤーコンと椎茸の炒め物」を紹介したいと思います。

ヤーコンはこの頃地域おこしで栽培している所も多く、産直野菜などを扱っている店には置いてあるのではないかと思います。見た目はサツマイモ、食感は梨?、味はオリゴ糖そのものの味です。そうヤーコンは健康野菜なのです。

<材料・作り方>約4人分
ヤーコンは中、2~3本を皮をむき5ミリほどの幅に短冊切りにして酢水に5分ほどつけておきます。水で戻した5~6個の椎茸も2ミリほどのスライスに切りそろえておきます。

フライパンにサラダオイルをひきヤーコンと椎茸を入れ炒めます。醤油、味りんで味を整え松の実やゴマなど好みで入れ仕上げます。最初に唐辛子の細切りを加えておいても良いです。お弁当用には少し味を濃くしておくとご飯に合います。

ヤーコンはなかなか使える優れた野菜です。昨年は甘酢に漬けて冬中食べました。
中華などこれから色々なレシピに使っていこうと思っています。


(川柳)ヤーコンの 甘さはまさに  オリゴ糖         FUKI

良い加減料理レシピ「おしぼりうどん」

2006-11-09 02:10:29 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


以前にも「信州うらの畑」で紹介した善光寺平(特に坂城町から北信地域)にかけて昔から食べられている料理方法で大根の絞り汁にうどんをつけて食べる郷土料理の「おしぼりうどん」を今シーズン初めて昨夜作りました。

<材料・作り方>
大根はこれもシナ青首大根と言う全部が緑のもので味良し、辛味はほとんどありません。ここへ好みで辛味の強い地大根の汁を混ぜたりして味噌を溶かし入れ薬味の刻みネギ・刻みのり・鰹のけずり節などを入れて後は暖かい釜揚げうどんを用意するだけです。

うどんもこの頃は昔作っていた、うどん専用の地粉「ユメセイキ」や「伊賀筑後オレゴン」など買ったりいただいたりして味の変化を楽しんでいたのですが、今回はつけ汁がポイントなので粉は通常使っている「ホームラン粉」にしました。

大根にうどんは使いますが大抵おろしたものを載せるのが多くこの様に汁を絞ってつけ汁に使う料理方法はほとんどないと思います。郷土料理は他の地域に住んでいる人からすればビックリするような食べ方がありますが、その土地の歴史や気候風土が強く影響している物が多いのでなかなか興味深いです。

今回から料理に関しては食は作り方、食べ方により生活習慣病にも結びついてきますので、なるべく栄養や健康に良いヘルシーな料理を紹介していきたいと思っています。興味のある人は次回も見て下さいね。


(川柳)晩秋の ゆうげはおしぼり  郷土食         FUKI


良い加減料理レシピ「キュウリの醤油漬け」

2006-09-14 20:59:14 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


今夜の夕飯は豚肉のカレー味焼きにナス焼き(醤油と味りんで汁だくに)を添えて、それとキュウリの醤油漬け、養殖小フナの煮付けにシジミの炊き込みご飯でした。この中から今回は写真左側の小鉢、昨日のローカルTVでも放送しており偶然にもJAの9月のパンフレットの郷土料理にも載っていた、キュウリの醤油漬けを紹介します。レシピの一つに加えるとなにかと重宝する一品です。

<材料>
キュウリ2キロ、醤油300CC、酢100CC、砂糖300g生姜とミョウガを少々

<作り方>
キュウリを乱切りし生姜を千切りにし、ミヨウガは縦に薄切りにしておく。鍋にキュウリ、ミヨウガ以外の材料を入れ一度沸騰させる。ここへキュウリを入れたら、すぐ火を止める。一度キュウリを鍋から出して、残った汁をもう一度沸騰させる。ここへあげたキュウリをもう一度戻しミヨウガのスライスも入れて、すぐ火を止めてそのままキュウリごと冷まします。

<ポイント>
キュウリを入れたら煮てはいけません。すぐ火を止めます。砂糖の量は二回目からは好みで調整して下さい。

このキュウリの醤油漬けは外はしんなり、中はコリッと歯ごたえがあり味が染みているのが美味しさの理由です。お茶受けやおかずに大変重宝します。キュウリが沢山採れすぎた時などに多めに作って冷蔵庫に入れておけば常備菜になります。赤唐辛子の細切りを入れてもいいです。


(川柳)食欲に 逆らい我慢の 9月かな       FUKI

良い加減料理レシピ「山椒と小女子の佃煮」

2006-06-15 19:09:41 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


先日、親戚の家にある山椒の木から実をもらい佃煮を作ってみました。山椒は山にも自生していますが、写真ほどの量の実を採るだけでも結構大変でしたのでここでは今旬でもある小女子と合わせ量増しをする事にしました。

<作り方>
山椒の実適宜と小女子、醤油、料理酒、本味りん好みで砂糖少々です。
洗った山椒の実を多めの湯で20分ほど湯がきます。その後そのお湯をすて、そこに山椒の実の2倍ほど(ひたひた以上の量)の料理酒を入れ小女子も一緒に入れて煮ます。沸騰してきたら醤油を控えめに入れ本味りんで甘さと照りをだします。甘めが好きな人は砂糖も少々入れます。ここで味見をして特に塩分のチェックをしておいて下さい。煮詰めていき全体汁気が八文目飛んだところで火を止めます。

<ポイント>
青山椒はとても酸味が強いので必ず一度沸騰させ湯がきます。小女子は塩分が比較的強いので、醤油は控えめにして下さい。仕上がり煮詰めすぎると、冷めた時に硬くなってしまいますのである程度煮汁は残したままで火を止めて下さい。


仕上がったら密閉容器に入れ冷蔵保存します。長持ちしますので食べる分だけ小皿に取り分けてもいいです。

(川柳)山椒は ミカン科だって  なるほどね!

    好き嫌い  はっきり分かれる  珍味なり      FUKI           


良い加減料理レシピ「苺のプリザーブ」

2006-06-02 12:53:22 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


5月の終わり頃から赤くなり始めた裏の畑の露地ものの苺が食べきれないほど生ってきたので、苺の果肉を残したタイプのジャム(プリザーブ)を作ってみました。家でジャムなんて手間がかかるんじゃないかと思っている人でも苺のへたを取り粗めにカットして、後は砂糖と一緒に20分ほど混ぜながら煮込むだけで出来上がります。普段料理に砂糖を使わない私でも、さすがにジャム作りには砂糖は必要ですが出来るだけ甘さは抑えたいと思います。



<作り方>
苺500グラム、砂糖300グラム、あればレモン汁少々を用意しておきます。苺を洗い水気を切っておく。それを粗めに刻んで鍋に入れ砂糖も入れます。ここであればレモン汁を少々振り入れ中火で混ぜながら煮込みます。数分で苺から水分が出てきますがグツグツとしてきたらアクをすくい取りながら煮て20分ほどで出来上がりです。

<ポイント>
とろみを強くしたい時や砂糖を控えたい時にはレモン汁を多めにしますが、苺ソースでよい時にはレモン汁は入れなくてよいです。今回は入れませんでした。これを保存する場合は煮沸消毒した瓶に入れて、出来れば冷蔵保存して下さい。

砂糖は冷めると甘みが弱まるのでちょっと多めに入れても大丈夫です。ジャムソースが熱い時にはゆるめでも冷めるとよりとろみは強くなってきます。


(川柳)生りすぎて 贅沢使いの 苺ジャム

    苺ジャム  蟻も喜ぶ  この甘さ      FUKI

良い加減料理レシピ「ナマズ汁・鯉こく」

2006-05-21 18:30:53 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


いきなり魚汁二種類の写真をアップしましたが、左側がナマズで右側が(アラメ)です。長野県と言えば鯉(特に佐久地域)も有名ですが、これは近くを流れる千曲川で釣れたものです。頂き物ですが、それは昨晩知り合いがすでに夕刻迫る頃持って訪ねて来ました。すでにドロ出しもしてある様なので父が早速定番の鯉こくを作りました。この時にはそれぞれ一匹づつ計二匹もらったと思っていました。

し、しかしです朝私がなにげなく玄関先から続く庭を見ますとなんとで、でか~い50センチはありそうな鯉が、干してある長いもの切り種の間に横たわっているではありませんか!なんでも驚きやすい私は「ぎゃぎゃ~!!!」と朝から騒々しいおたけびをあげ家の中に入り込みました。何事かと思ったであろう両親にその旨を話すと、そんなに食べきれないから捨てていいとの事・・。捨てろと言われてももう一晩経ってお陀仏状態、今更千曲川に放してやるわけにもいかずと思っていたら父が見に行き「大きいじゃないか、これは真鯉だ!」と言う訳でそれもやっぱり鯉こくになりました。その前に朝6時頃母が玄関を開けたところナマズがちょっとした隙間に挟まっていたそうです。結局鯉二種とナマズ二匹の計四匹もいたのです。魚もよっぽど逃げたかったのか?分りませんが、話しによると大分釣れたようです。何故かと言うとそれは昨日千曲川の上流の佐久地域でヒョウも降ったほどの豪雨があり下流域も川が増水したので魚が川の端に寄ってきて大漁になった様です。

ナマズは見た目よりずっとその身は淡白で、そんなに抵抗のある魚ではありません。鯉も信州白味噌で生姜のスライスを入れて煮込んでありますが、時間があれば鯉のあらい(刺身)にして酢味噌などで食べると又美味です。

料理ですがナマズ、鯉一匹丸ごとさばく機会も早々普通の人には無いと思いますが万が一そんな時があったら参考にしてください。鯉は昔から滋養強壮に良いと言われていますからね。

<作り方>
ナマズ、鯉はうろこを削いでよく水で洗います。内臓を取り(特に鯉の胆のうは苦いので潰さない様に注意する。)又よく洗います。これをぶつ切りにし生姜のスライスを入れた鍋で煮ます。火が通ったら味噌で味をつけます。

<ポイント>
生姜スライスは必ず入れます。味付けは醤油に味りん、砂糖を入れてうま煮にしても美味しいでしょう。

(川柳)ビックリだ! 庭に鯉が  泳いでた

    おすそ分け 野良ニャン寄り付き  シッポ食う       FUKI

良い加減料理レシピ「山椒味噌」

2006-05-19 16:55:23 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


この季節の旬の食べ物は山菜系の物や海系の物など幾つかありますが、今回はその中でも個性的な山椒を使った料理を紹介したいと思います。とはいっても一番基本の山椒味噌の作り方ですがあっと言う間で簡単なレシピです。しかしいざその下ごしらえ(葉っぱを摘む作業)が時間がかかり大変なのです。写真位の量の枝(7~8本)に付いた葉をほとんど採りましたら500CCのカップに二杯分位になりました。

<作り方>
山椒の葉を洗い水気をとっておきます。これをすり鉢か電動カッターで細かくします。その山椒と同じ位の好みの味噌を用意します。後、酒・みりん・砂糖(好みで)が必要です。
鍋に細かくした山椒とその他材料を入れ、火加減を中火にしただひたすら焦がさないように気をつけながら混ぜ合わせます。すこし水分がとんできて全体にかさが減ってきたなぁと思ったら火を止めます。

<ポイント>
火を止めた時点でまだ水分が多いなと思っても、冷めると少し硬くなってきます。これを保存したい時には煮沸消毒した清潔なガラス瓶に入れて冷蔵しておくか、味を甘めに濃くしておけばより長く保存出来ると思います。
山椒の木にはトゲがあるので、茎をハサミで切ってから手で葉を又一枚一枚採ります。時間がかかりますので気長にやって下さい。
山椒は今ごろ山にある天然の木にも葉が出ており、トゲもあるし匂いもあるので他の種類と間違える事はないと思いますが山での栽培品以外ならハサミで葉の付いた茎だけ必要な量を切ってきて使うのがベストです。ただこれも誰かの山、所有者がいるはずなんですけど自宅で楽しむだけの量なら大丈夫でしょう。



私は信州白みそを使い砂糖は入れませんでしたがこれを熱々のご飯にのせたり田楽味噌に使ったり用途は多々あると思います。山椒の匂いは好きずきが分かれるところですが、季節を感じる食材ではあります。

(川柳)山椒の  香り引き立ち  二膳めし         FUKI


良い加減料理レシピ「具沢山手作りがんもどき」

2006-04-20 10:44:29 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


ここ数日は良いお天気に恵まれ仕事日和だったのですが、なにしろ黄砂がひどくなにやら目、鼻共にむずむずとし調子がよくありません。せっかくこの暖かさで満開になった杏の花もかすんで見えてしまいます。近くの里山のソメイヨシノも一気に5分咲きになりました。今日は場所によっては花散しの雨になってしまうような強い降りになっています。

さて本題の「手作りがんもどき」ですが先日よりブログに紹介しました、アピオス(アメリカほど芋)が沢山収穫出来たのでどのような料理に使おうかと考えて試した物です。

(作り方)
野菜(人参、レンコン、ごぼう)などと、あればアピオスを細かいさいの目切りにしておく。ここに野菜より大きめに切ったチーズやハムを入れても良いでしょう。
木綿豆腐の水切りをしたものに、先の野菜などの材料を入れて手で全体を豆腐をつぶしながら混ぜ合わせます。ここに粉末のだし少々とカタクリ粉を適量入れ、混ぜ合わせておきます。
これをピンポン玉位の大きさにし(形は丸でなくても良い。)カタクリ粉、小麦粉を混ぜ合わせたものに付けて油でじっくり揚げます。

(ポイント)
豆腐と一緒に長いものすり下しや生卵を入れるとよりなめらかな仕上がりになると思いますが、材料全体が柔らかすぎると形がまとまりずらくなるので入れ加減に気を付けてください。
揚げたては辛子醤油など好みのタレで食べます。冷めたら煮物の具にするか、カタクリ粉でとろみを付けた出し汁でさっと煮て生姜をすったのを添えて食べます。工夫次第で色々な料理に使えます。

これは市販のものより数段美味しい(別物と言う感じ。)と思いますので、手順も簡単なので試して見て下さい。

(川柳)花びらが 花見御膳に 華添える         FUKI

良い加減料理レシピ「ノビルの松前漬け」

2006-04-15 07:27:51 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


そろそろ食せる野草が出てきたので、ノビルやあさつき、エシャロットなど(写真のはいわゆるスーパーでエシャロットの名で売られている物です。小タマネギとは違います。らっきょの若い物と言う説あり。)を使って超簡単な一品を紹介します。ご飯もお酒もすすんでしまいます。

(作り方)
ノビルやあさつきなどを洗い、適当な長さ(3~5センチ)に切っておきます。松前漬けに使うイカと昆布のカットしたものに、先ほどのノビルなどを入れ醤油とみりんを回し入れまぜます。味が馴染んだら食べ時です。マヨネーズであえても美味しいです。

(ポイント)
野草は毒草もあるので、要注意です。栽培物か詳しい人に聞きましよう。

(川柳)花見より 下見て食せる 草探す      FUKI

良い加減料理レシピ「ほど芋入り焼きうどん」

2006-04-12 17:10:38 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


ほど芋料理の続きですが今度は焼きうどんに入れてみました。

<作り方>
ほど芋は大きめのものを皮をむきスライスしておきます。他に乾燥桜エビ(肉や、貝)などを用意しておきます。うどんは固めにゆでて水を切っておきます。始めにフライパンでほど芋をソテーする感じで火を通し軽く塩、コショウをしておき、そこへ他の具材を入れ続いてうどんをいれます。全体が混ざったところでオイスターソースと醤油を適宜回し入れ最後に万能ネギなどをちらします。
(ポイント)
味にもっと変化をつけたいときは始めにニンニクや生姜など香りの出る物を先にいためてからにするとよいでしょう。好みですが食べる時に香酢をかけても又美味しいです。
醤油を使っているので基本的には和風ですが、調味料で変化をつければ中華、韓国、エスニック風にもなり色々と楽しめます。

写真のは一皿で2人分を盛り付けたものです。

(川柳)焼きうどん 残りわずかの 争奪戦

    春の宵  ビール片手の  焼きうどん       FUKI       

良い加減料理レシピ「ほど芋とアスパラ・鳥肉の醤油炒め」

2006-04-11 11:27:01 | 健康料理(良い加減料理レシピ)


先日ほど芋を収穫したのでアスパラ、鶏肉と炒めてみました。左のお茶碗は秋に栗茸を採って冷凍にしておいたのを炊き込みご飯にした物です。

<作り方>
ほど芋小さいものをそのまま使います。適宜に切ったアスパラと一緒にさっと茹でておきます。鶏肉もも肉を一口大に切り先に炒め、ほぼ火が通ったところでほど芋、アスパラを加えます。味つけは醤油ベースで今回は蒸魚醤も入れてみました。オイスターソースでもいいです。春なのでアスパラの代わりに竹の子でもいいですね。あれば仕上げに白ゴマをふります。

(ポイント)
鶏肉を切ったあと水と料理酒を半分ずつ合わせた液体で揉んでおいてから炒めると肉が硬くなるのを防げるかもしれません。(特に冷凍しておいた肉はしまりやすいので。)

料理にほど芋を少しでも使うと薬膳ぽくなって良いですね。

(川柳)平成版 粗食の薦めで 健康体        FUKI