>民主党新代表に鳩山氏、岡田氏に２９票差

次は「吉田茂の孫vs鳩山一郎の孫」の戦いになりそうです・・。

>以下抜粋

>民主党新代表に鳩山氏、岡田氏に２９票差

新代表に選出され、あいさつする鳩山氏（１６日午後２時３２分）＝田中成浩撮影　民主党は１６日、両院議員総会を開き、西松建設の違法献金事件に絡み辞任した小沢一郎代表の後任に、鳩山由紀夫幹事長（６２）を選出した。

　投票結果は、鳩山氏が１２４票、岡田克也副代表（５５）が９５票で、２９票の差だった。

　選出後の記者会見で、鳩山氏は、岡田氏と小沢氏を重要ポストに起用し、挙党態勢を確立したいとの考えを表明した。小沢氏については、総合選挙対策本部長や、その他の肩書で次期衆院選対策を担当させることを検討している。岡田氏については、代表代行か幹事長などで調整している。岡田氏が代表代行に就いた場合は、菅代表代行が幹事長に回る方向だ。

　鳩山新代表にとって西松建設を巡る政治資金規正法違反事件で傷ついた党のイメージを回復し、衆院選で政権交代を果たすことが最大の課題となる。

　両院議員総会は、東京・虎ノ門のホテルオークラで開かれ、党所属国会議員２２１人のうち、岩國哲人衆院議員が欠席して２２０人（不在者投票１人を含む）が投票。無効票は１票で、白票だった。この結果、鳩山氏が、１９９９年９月～２００２年１２月に代表を務めて以来の返り咲きを果たした。任期は、小沢氏の残任期間の来年９月まで。

　鳩山氏は、代表就任後の記者会見で、小沢氏と岡田氏の処遇について「執行部の一員として、岡田氏にも入ってもらいたい。小沢氏には、何らかの形で執行部に加わってもらい、全国を行脚してもらいたい」と述べ、執行部入りを求める考えを表明した。

　国会での党首討論については、「できるだけ頻度を上げたい」と、積極的に応じる考えを表明した。

　また、鳩山氏は、０９年度補正予算案などの参院での審議に関し「ある程度議論をすませれば、当然処理されると思う」と述べ、必要な審議を行えれば、採決に応じる考えを示唆した。

（2009年5月17日03時01分 読売新聞）