目次を見ただけで、チョットお利口さんになった気がしてきました・・。
>以下抜粋
>「脳にいいこと」だけをやりなさい! (マーシー・シャイモフ著、三笠書房)
最近、脳科学者の茂木健一郎さん関連の本が人気だという。本人の著作かと思い本書を手に取ったが、著者は別で、翻訳と前書きを担当しているのが茂木さんだった。
本書は、自己啓発セミナーなどを主催するカリスマ・コーチの女性、マーシー・シャイモフ氏によるもの。脳科学の見地から書かれた本ではなく、主に彼女自身の長年の講演や実績から理論を導き、脳の話はその傍証としてのエピソードで登場する程度だ。
本書で書かれている「脳にいいこと」は以下の7つ。
1.ネガティブ思考の「大そうじ」をする
2.プラス思考で、脳にポジティブな回路をつくる
3.何事にも「愛情表現」を忘れない
4.全身の細胞から健康になる
5.瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる
6.目標をもち、脳に眠る才能を開拓する
7.つきあう人を選んで、脳にいい刺激を与える
前書きで茂木さんも述べているが、「そんなの当たり前のことでしょ」ということばかりだ。何度もその他の本で紹介されているが、本書を読んでいるとそれが説得力を持って自分の中に入ってくるから不思議だ。
それは著者がたくさんの人を取材したり、指導したりして実績を上げてきた結果なのかもしれない。また、茂木さんお墨付きだから脳科学的な見地からもきっと正しいのだろう。物事をポジティブに考えていたらきっとうまくいくんだ、と素直に思える。
本書はただの思い込みを作るための内容や理屈だけではなく、実践に役立つことをいくつも紹介している。個人的には、ポジティブな回路を作るため、ネガティブな思い込みを検証する方法が役に立つと感じた。
思い込みや錯覚によって悩む前に、そのこと自体が真実がどうかを見極め、信じている自分と信じていない自分を想像するのである。確かに思い悩むことはたいてい、それ自体が真実ではない場合が多いため、これは有益だと思った。
本書で紹介していることには「それができたら苦労しないよ」ということもあったが、ただそれらもすべて「脳にいいこと」だとポジティブに信じ、素直に受け入れられれば、日々をもっと前向きに幸せを感じられそうだ。不況のこの世の中を嘆く前に、本書を読んで少し意識を変えてみるのもいいかもしれない。
>以下抜粋
>「脳にいいこと」だけをやりなさい! (マーシー・シャイモフ著、三笠書房)
最近、脳科学者の茂木健一郎さん関連の本が人気だという。本人の著作かと思い本書を手に取ったが、著者は別で、翻訳と前書きを担当しているのが茂木さんだった。
本書は、自己啓発セミナーなどを主催するカリスマ・コーチの女性、マーシー・シャイモフ氏によるもの。脳科学の見地から書かれた本ではなく、主に彼女自身の長年の講演や実績から理論を導き、脳の話はその傍証としてのエピソードで登場する程度だ。
本書で書かれている「脳にいいこと」は以下の7つ。
1.ネガティブ思考の「大そうじ」をする
2.プラス思考で、脳にポジティブな回路をつくる
3.何事にも「愛情表現」を忘れない
4.全身の細胞から健康になる
5.瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる
6.目標をもち、脳に眠る才能を開拓する
7.つきあう人を選んで、脳にいい刺激を与える
前書きで茂木さんも述べているが、「そんなの当たり前のことでしょ」ということばかりだ。何度もその他の本で紹介されているが、本書を読んでいるとそれが説得力を持って自分の中に入ってくるから不思議だ。
それは著者がたくさんの人を取材したり、指導したりして実績を上げてきた結果なのかもしれない。また、茂木さんお墨付きだから脳科学的な見地からもきっと正しいのだろう。物事をポジティブに考えていたらきっとうまくいくんだ、と素直に思える。
本書はただの思い込みを作るための内容や理屈だけではなく、実践に役立つことをいくつも紹介している。個人的には、ポジティブな回路を作るため、ネガティブな思い込みを検証する方法が役に立つと感じた。
思い込みや錯覚によって悩む前に、そのこと自体が真実がどうかを見極め、信じている自分と信じていない自分を想像するのである。確かに思い悩むことはたいてい、それ自体が真実ではない場合が多いため、これは有益だと思った。
本書で紹介していることには「それができたら苦労しないよ」ということもあったが、ただそれらもすべて「脳にいいこと」だとポジティブに信じ、素直に受け入れられれば、日々をもっと前向きに幸せを感じられそうだ。不況のこの世の中を嘆く前に、本書を読んで少し意識を変えてみるのもいいかもしれない。