「時間を守らないと信用を失する」

時間ぐらいどうだって良いではないかと嘯く方がいる。
しかし、この時間でいろいろ失敗した経験が一杯ある。
営業での話である。

約束した時間に間に合わなかったために、相手はこちらの言い分をまったく信用してくれなかったのだ。
誠心誠意、話したつもりであったが、話せば話すほど溝が深まった。
以後、その相手とは長い間冷たい関係が続いた。

たかが約束の時間といえども、その相手にとっては、約束を違えるような人間は信用できないということであったのだ。

実は、大きい組織での営業で、アポを取る部門が別にあって、その指示に従って動いていた時代の話である。
相手は、会社に対する信用はまだあったので、個人の問題で済んだから救われた。
以後、約束の時間は一度も破ったことは無い。

写真は、里山風景。