平成26年 1月 4日 土曜日
「コーチの最大の仕事…2014」
子供達プレーヤーのモチベーションを上げることは、コーチの最大の仕事なのかもしれません。
試合中にコーチがプレーヤーに怒鳴るのは…、
何故、そこに出す!?、それは違うだろう!?、何故、中に切れない!?
コーチは段々、子供達と同じ目線でプレーをはじめていき感情的になり、
ダメ出しを続けて、いいところまで見逃して、ミスのみを追及していきます。
それは、コーチがプレーヤーになってしまっているからです。
子供達が何故ミスをするのか…、何故、そんなところにパスを出すのか…、
ワイドに視野を取れば逆サイドにノーマークの仲間がいるのに…と見えるのはベンチにいるコーチだからです。
一瞬の狭い視野でゴールを焦るから、そこにパスを出すのでしょう。
その何故!?…を繰り返し怒鳴り続けても子供達は縮こまるだけです。
コーチは、全体を俯瞰して…試合前に示した、この試合でやるべきことに子供達の意識を集中させる指示を檄として飛ばすことでしょう。
その意識するプレーが出来ていくことで、他のやるべきことも出来ていくのでしょう。
そのテーマをやり切ることに集中させることで、子供達の試合全体に臨む姿勢が前向きになっていくと思います。
でなければ、何のために試合でやるべきテーマを絞ったのか意味がないでしょう。
例えば、1線のボールマンディフェンスにテーマを絞ったならば、徹底してそこを檄して言い続ける。
それをやろうと頑張っているなら…、
『よし!いいぞ!! もう一歩頑張れ!』とやる気を引き出すことでしょう。
他のところの欠点に目がいきますが、
コーチはそれを我慢して落ち込んでいるプレーヤーに追い打ちをかけるような、圧迫する怒鳴り掛けは抑えるべきでしょう。
最悪なプレーであっても、よかった部分を見いだして、そこを強調するようにして、やる気を起こさせるようにすることが重要だと思います。
やらなければならないという強迫観念を子供達に持たせることのない、言動で指導することで、
子供達は、『自らやろう!』というモチベーションを高めていくはずです。
…というのが、私が思うコーチの姿ですが、叱る時は目一杯、怒鳴りつけることがあるのも間違いないことです。
難しいですね(^^;)