ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

ムラサキハナナ(紫花菜)

2006-03-20 | デジカメ-花、植物

裏庭の何ヶ所かに淡い紫色の花が咲いていたので母に聞いてみると、「ダイコンの花」だと言う。ん?ダイコンの花って白いんじゃなかったかな?


アブラナ科だろうと当たりをつけて調べてみたら、「ムラサキハナナ(紫花菜)」という花だった。


正式名は「オオアラセイトウ(大紫羅欄花」なんだけど、菜の花に似ているので一般的にムラサキハナナと呼ばれている。


また、地域によって「ハナダイコン(花大根)」などの名前でも呼ばれるようだ。こっちの方がポピュラーなのかもしれないな。もちろん野菜ではないので、ダイコンは採れない。


花色は紫で、花弁は4枚。直径は2~3cmほど。


母の話によると、放っておいたらこぼれ種で裏庭のあちこちに勝手に広がっていったらしい。


で、特に甘夏の木の下辺りにたくさん咲いているのだけど、どうやらこの場所がお気に入りのようだ。木漏れ日を浴びて、気持ち良さそう・・。

●ムラサキハナナ(紫花菜) アブラナ科
学名:Orychophragmus violaceus
別名:オオアラセイトウ(大紫羅欄花)、ハナダイコン(花大根)、ショカツサイ(諸葛采)
原産地:中国
別名のショカツサイ(諸葛采)は中国での呼び名。三国志の諸葛亮孔明が、出陣中にこの種子を蒔いて兵糧とした事にちなんでいると言う。・・という事は食べれるのか。どこを食べたのだろうか?やはり根っこかな?そんなに太くはならないようだけど。

(2006年3月11日~3月19日撮影)


アンズ(杏)の花

2006-03-19 | デジカメ-花、植物

一昨日の夕方、母がピンクの桃みたいな花の枝を花瓶に生けていた。


聞いてみると、「アンズ(杏)」の花だと言う。頂き物だそうだけど、初めて見た。桃や、ピンクの梅の花にそっくりだな。これは分からないわ。


そうそう、アンズと言えば、20代の頃にゲームセンターのアルバイトをしていた事を思い出す。


そこは、ゲームセンターなのに何故か駄菓子を置いていて客に売っていた。その駄菓子の中に、アンズの甘酢漬けがあったんだな。そういえば、お金の計算が苦手な僕はよく帳尻が合わなくなって自腹を切っていたっけ・・。うう・・悲しい思い出やな・・・。


さて、さっき生けたアンズの花は、玄関を入った正面に飾っている。で、余った枝はこの一輪挿しに。


明かりをつけましょ ぼんぼりに~♪(あれは桃やし・・雛祭り終わってるし・・)

●アンズ(杏、杏子) バラ科
学名:Prunus armeniaca
英名:Apricot
別名:カラモモ(唐桃)
原産地:中国北部

桜、梅、桃とよく似たピンク色の花。奈良時代に、梅とともに中国から渡来したらしい。
初夏に出来るウメに似た実はベータカロチンがたいへん多く、ジャム、果実酒などに使われる。また、種子は咳止めの生薬として用いられる他、「杏仁豆腐」の独特の味を出すために使われたりもする。

昔、中国の呉の国に「董奉」という医者がいた。「董奉」は貧乏人からは治療代金をとらず、症状の軽い患者には杏を1株、重病者には杏を5株植えさせて代金の代わりとしたと言う。ほどなく、家のまわりには杏の林ができたそうだ。それ以来、「杏林」は医者の尊称となった。

(2006年3月17日~3月18日撮影)


梅の花とツクシ(土筆)

2006-03-18 | デジカメ-花、植物
今回は、春っぽいものを2つ。

(;´-ω-) 前回のニンジンのお口直しという感じで・・


まず、数日前ちょっと出かけた時に撮っておいた、満開の「ウメ(梅)」の花。


母の撮った梅の花を以前載せたのでもういいかな・・と思ったけど、思ったより良い感じに撮れたので一応載せる事にした。


梅は2月頃のイメージがあるけど、4月頃咲く遅咲きのものもあるようだ。これもそうかな?


この梅は、桜っぽい感じだ。アップにすると見分けがつかないな。花びらの先が若干丸っこいぐらいか。まあ、枝振りや花の付き方が違うから分かるけど。あと、梅の幹の方が桜の幹よりもゴツゴツしているそうだ。今度よく見てみる事にしよう。

●ウメ(梅) バラ科
学名:Prunus mume
英名:Japanese apricot
原産地:中国
学名の「mume」は、江戸時代の梅の呼び名「ムメ」から。また日本名の「ウメ」は、漢名でもある「梅」の字音「め」が変化して「うめ」に。
花びらは5弁で、花色は白、紅など。色々な園芸種がある。

(2006年3月15日撮影)




もう1つは、玄関のある南側の庭、松の木の根本あたりに顔を出していた「ツクシ(土筆)」。まだ5、6本しか出てないけど、じきにツクシだらけになるだろう。

(*´-ω-)v─~~ しかし、暖かくなったな~・・

●ツクシ(土筆) トクサ科
学名:Equisetum arvense

(2006年3月17日撮影)


奇妙なニンジン

2006-03-17 | デジカメ-室内、静物
そう・・あれは、10日ほど前の夕食後の事。ふと、流し台の横の野菜棚を見ると、変わったニンジンが置いてあった。家で採れたものだけど、その形がなんというか・・。まあ、何はともあれ、見ていただこう。


フェルナンデス!・・いや、これなんです!!


なんとなく顔のようにも見えるのだけど、気になるのは側面の突起物・・。


これは・・。


どうみても・・。


いや・・多くは語りますまい・・・。


で、一緒に、こんなのも見つけた。


・・・・・・・・・。

(;´-ω-)v─~~ いや・・あの・・ニンジンですから・・・

(2006年3月5日撮影)


黄色のオキザリス

2006-03-16 | デジカメ-花、植物

前回に引き続き、今回は黄色のオキザリスを。


去年に載せたピンクのオキザリスの色違いかな?花びらの形は良く似ている。ピンクのは秋に開花したけど、これは2月に入った頃から開き始めた。


オキザリスは、ムラサキカタバミ(紫片喰)の園芸品種だ。花の色はピンク、白、黄色など多彩で、改良品種がたくさんある。


ちなみに「Oxalis」という名前は、ギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。


葉や茎に「シュウ酸」という酸を含み、酸味があるため。以前に茎を噛んでみたけど、確かに酸っぱかった。


また、生命力旺盛な花で、こぼれ種でどんどん増えていく(あ、球根のはずだから、こぼれ種とは言わないか・・)。家でも、玄関前の花壇や物置の横など、色々な場所で勝手に増えている。あと、見ての通り、葉っぱはクローバーにそっくりだ。


前回も書いたように、日光を好むので、曇りの日など太陽が出ていないと花が開かない。眠っているのだろうか・・。

( ´-ω-) oO Zzzzzz...


●オキザリス カタバミ科
学名:Oxalis
別名:ハナカタバミ(花片喰)、セイヨウカタバミ(西洋片喰)
原産地:アフリカ、南米

(2006年2月9日~3月4日撮影)



●追記 06/03/16 10:27:05

以前に載せたオキザリスは、下記の過去記事を参照。
・ピンクのオキザリス
・載せそこなった花達


オキザリス・バーシーカラー

2006-03-15 | デジカメ-花、植物

今回は、玄関前にある「オキザリス・バーシーカラー」を。以前にも載せたオキザリスの一種だ。


開きかけの頃は、花びらの裏にらせん状の模様が出る。なんだか、床屋のグルグル回るポールみたいだな。あるいは、ねじり飴。


2つの鉢に植えているけど、手前の鉢のものは元気が良すぎてはみ出てしまっている。


お日様に向かって、日光浴。愛~♪さんさんと~♪


で、開花した後もたまに閉じている事があって不思議に思っていたのだけど、どうやら太陽が出ている時に花が開くようだ。なるほど。


完全に開花すると、花の周りにわずかに赤のふちどりを残すのみとなり、まったく受ける印象が変わってくる。


一粒で二度おいしい、グリコみたいな花だ。お得やな~!!

●オキザリス・バーシーカラー  カタバミ科
学名:Oxalis versicolor
別名:シボリカタバミ(絞り片喰)、オキザリス・ベルシコロール(学名から)
原産地:南アフリカ、中南米

(2006年1月28日~2月28日撮影)


空のある風景4~天使の梯子

2006-03-14 | デジカメ-風景

雲の隙間から射す太陽の光を「光芒」と言う。


その光芒の内、天上から地上に向かって幾筋かの光が伸びている場合がある。


光芒の中でも、それらを特に「天使の梯子」や「ヤコブの梯子」と呼ぶそうだ。旧約聖書の話に例えてこう呼ばれているらしいけど、神秘的な名前だな。


調べてみた所、他に「天使の階段」、「天国の階段」、「光の階段」、「光のカーテン」、「天使のカーテン」などと呼んでいる場合も見られた。どれも良い呼び名だ。


さて、この「天使の梯子」、撮ろうと思ってもなかなか撮れるものじゃない。まさに運次第だ。僕は今回の写真と併せて、まだ2回しか撮影出来た事が無い。次に撮影出来るのは一体いつになるのか分からないけど、また撮れると良いな・・。

(2006年1月27日撮影)

なお、以前に載せた光芒の写真は、下記の過去記事を参照の事。
●空がある風景2~光の魔法


空のある風景3~逆光

2006-03-13 | デジカメ-風景

逆光の空や風景はコントラストが強すぎて、デジカメではうまく写らない。


たとえ銀塩だろうと、目で見たままを記録するのは不可能だ。


まあ、変わった画像になるから、これはこれで面白いけど。


しかし、人間の目は優秀だな。白から黒に至る階調を、余す所なく感知できるのだから。


さらに、目から受光した映像を脳で見事に補正し、記録する。


僕達は生まれながらにして、最高級のレンズ、撮像素子、画像エンジン、記録メディアを搭載しているんだな。こりゃ、デジカメなんて要らないや。はっはっは。

( ´-ω-)v─~~ でも、要るけどな・・・

(2006年1月23日~2月10日撮影)


彼岸桜

2006-03-12 | デジカメ-花、植物

5日ほど前、裏庭のサクランボの木に花が咲いているのに気がついた。


名前を知らなかったので母に聞いてみたら、どうやら「ヒガンザクラ(彼岸桜)」と言うそうだ。


彼岸の頃に開花するので、こう呼ばれている。


ソメイヨシノよりも、少しだけ早い目覚め。


パッと見は白だけど、ほのかにピンクがかっている。特に、半開きの頃まではそれが目立つ。


で、3月7日には5分咲きぐらいだったのに、昨日見てみると、ほぼ満開になっていた。


暖かいので、ミツバチ達も次々と蜜を集めにやって来る。


女王様によろしくな~。


これは日が沈んでから撮ったもの。昼間の華やかさとは打って変わって、厳かな感じ。うん、夜桜もなかなか悪くない。


月がとっても青いから~ 遠回りして帰ろ~♪

●ヒガンザクラ(彼岸桜) バラ科
学名:Prunus × subhirtella
別名:コヒガンザクラ(小彼岸桜)
花言葉:心の平安

(2006年3月7日~3月11日撮影)


ヒイラギナンテン(柊南天)

2006-03-11 | デジカメ-花、植物

裏庭の「ヒイラギナンテン(柊南天)」に黄色い花が咲き誇っている。


葉っぱが似ているので、少し前までこれをヒイラギ(柊)だとばかり思っていた。


だから節分の時、イワシの頭をこれの枝に刺して立てかけておこうとした事がある。でも、意味が無かったな。やらなくて良かった・・。(2月の節分に、イワシの頭を柊の枝葉に刺して戸口に立てて魔除けにするという厄除けの習慣がある。イワシの悪臭と柊のトゲで鬼を退散させるという意味のようだ。)


ヒイラギほど葉っぱの刺は鋭くはないけど、それでも触れるとかなり痛い。ちなみに、ヒイラギの花は白く、11月頃に咲く。

●ヒイラギナンテン(柊南天) メギ科
学名:Mahonia japonica
別名:トウナンテン(唐南天)
葉はヒイラギ(柊)に似ていて、実がナンテン(南天)に似ていることから、ヒイラギナンテン(柊南天)と言う。ただ、ナンテンの実は赤いが、ヒイラギナンテンの実は緑だ。

(2006年3月4日撮影)