今回は、「オウバイ（黄梅）」の花を。家には小さな鉢植えのものが一鉢と、地植えのものがある。
つぼみの時には先端が赤茶色なのだけど、開くにつれて無くなっていくみたい。
花色は鮮やかな黄色。絵の具で言うとレモンイエローかな。一口に黄色と言っても、花の種類によって微妙に色が違い、一つとして同じ黄色は無い。他の色も同様。自然は奥が深く面白い。
花弁の数は5～6枚で、花びらの直径は2～2.5cmほど。八重のものもあるらしい。
冬の終わり頃に咲き始めるので、ゲイシュンカ（迎春花）とも呼ばれる。春の訪れを告げる花の一つ。
ちなみに、梅という字が付くけど梅とはまったく関係が無い。「黄梅」はモクセイ科ソケイ属で、「梅」はバラ科サクラ属。花の形が梅に似ていて咲く時期が近いので、この名前になったそうだ。
●オウバイ（黄梅） モクセイ科
学名：Jasminum nudiflorum
別名：ゲイシュンカ（迎春花）
原産地：中国
（2月19日～3月3日撮影）