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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

サツマイモのような

2009-04-14 | +ふたりの日
畑を途中から引き継いで管理していると、たまに面白いことがあります。

2009/3/20 ある日の晩御飯は天ぷら。

右はサツマイモですが、左は何だと思いますか?
お箸が上に写っている様に、サツマイモは普通サイズで、それよりやや大きいくらい。
2009/3/13 中にはこんなものも。
2009/3/7

答えはごぼうでした。
ジャガイモを植えつけるために畑を耕していたら、二又に分かれた、巨大サツマイモサイズのゴボウを発見しました。
右にある金時人参も同じときに発見されたものです。知らずに耕していたのでざっくり切断してしまったものも沢山。


こんなに太くても、みずみずしくて柔らかく、薫り高いおいしいゴボウでした。
私も育てたいわ、と先日種を蒔いたのですが、一粒たりとも芽が出る気配はありません。今日の雨で、少しは芽がでるかなあ・・・。
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2009タラの芽初収穫

2009-04-13 | +きのこ以外

最近、畑作業の疲れが生活全般に及んで、あれもこれも、積み残しがあります。
畑の作業自体は、まあエクササイズだと思えば全然大したことないはずなのですが、半日太陽にあたるというのが疲れるのかも。
もともと日陰者・・・というかキノコ/カビ体質・・・です。
薄暗くって少し湿った場所が好き・・・。
ダンナサマは「ふじカビ」だね、と言っています。

折角の週末なのに、のんびりダンナサマとコーヒーとケーキ、などということにはならず、せかせかとあたりじゅう散らかしながら何かの作業をするか、そこらじゅう散らかったまま力尽きて平たくなっているか、です。

ちょっと力配分を考え直さないと。
明るいからと、夕方6時まで畑にいると、夜ごはんがおろそかになる傾向が。
なるべく5時には切り上げることにしましょう。

---

畑作業は、採集生活とは全然違います。
たまにぶらぶらして、そこにあったものを摘む採集を、野良猫にたまに餌をやったりなでたりするのに例えるならば、畑作業は仔犬を複数飼うことになるでしょうか。
(両方とも経験ないので、この例えは自信ありませんが)

運任せの採集と違って、畑は、個性の違うあれこれの野菜を、タイミングよく面倒みないといけません。

耕して、肥料をやって、種を蒔いて、苗を植えて・・・。
最初から面倒をみているせいか、畑の作物には責任を感じてしまいます。
芽がでないと、あれがまずかったか、これが足りなかったかとクヨクヨ考えてしまうし、更に、芽がでたら出たで、折角ならちゃんとした収穫をと欲張ってしまい、成長が悪いのは肥料が足りないせいか、などと悩みはつきません。

そのへんの山野草なら、放っておけるのに。

そのかわり、畑の収穫効率は、採集とは桁違いです。
白菜2株で、二人では食べきれないほどのツボミが収穫出来るけれど、タラの芽は、半日歩いても、ライバルに先を越されていたりして、大した収穫にはならないです。

でも、収穫はなくても野山を歩くのは楽しいです。
このあたりは湿っている、乾いている、日当たりがよい、悪い、など各種情報を総合して、キノコがありそう、とか、アマドコロがここならまだ若い、などと「狩り」をしている気分です。
一方畑だと、情報収集・推理までは似ているかもしれないけれど、対策も自分で講じないといけない訳ですね。
・種を蒔いたけれど芽が出ない→水不足?→水やりが必要
・らっきょうがいやに小粒→時期が早いか肥料不足?→追肥してみる
など。

情報収集→推理→対策→情報収集→推理→対策・・・・という際限のない繰り返しは、何となく、息が詰まる、というかなんというか。
というか、自分のやっている「対策」に自信がないのが一番の問題かな。
馴れれば、もっと気楽に面倒がみられるようになるのだとは思いますが。

それでも、私には、気ままな採集暮らしが向いているかも、と思う今日この頃なのでした。
縄文人と弥生人は、やっぱり人種が違うのだわ・・・。

---------

畑も気になるけれど、Myタラの木も気になります。
ちょっと見に行ってみました。

畑作業にかまけている間に、思いの外育ってしまっています。
それに、ライバルに先を越された形跡も。

今年は暖かくて晴れ続きのために、タラの芽の成長が早いのと、ライバルの出足が鈍っていない模様です。
普段なら、雨の中他人が出歩かないときに出かけてよい獲物をゲットするのだけれど、今年はやや出遅れてしまいました。

それでも少しだけ収穫を。

2009/4/12 大きいタラの芽と、アマドコロです。
(小さいのは写真撮り忘れ)

背景は、新聞紙の1面分。
2009/4/12 ダンナサマが写真撮ってくれました。手の大きさは私と同じで、手首から中指の先まで、約18cm。

一番大きいタラの芽は20cm以上あることになります。
木の高さ4mくらいありました。
2009/4/12

脚立に乗って、更に高枝切り鋏を使ってゲットしました(ちゃんと先端だけ収穫)。

固くなりそうなので、一番大きいものから食べることに。
鍋からはみ出そうになりつつ、丸ごと天ぷらに。柔らかくて山の香りがして、美味しかったです。



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からし菜のトウ

2009-04-09 | +ふたりの日

2月頃だったか、とあるところにからし菜が群生しているのを発見しました。
(勿論余所様の畑ではなくて)とある駐車場脇の芝生に、です(散歩の犬は来ない場所)。
しばらくじっと見守ってみましたが、誰も収穫する気配なし。おそらく、家庭菜園をしている人が、種があまったのでばらまいたのではないかと思われます。
それとも、半野生化しているのかな?
検索の最中ふと立ち寄ったブログで、京都の鴨川の中州にはこのカラシナが沢山生えていて、貧乏な学生の救荒作物になっているという話を読みました(学生時代は知りませんでした。悔しいかも)。

遠慮しつつ、少しずつ収穫させてもらいました。
2月には葉っぱが美味しかったけれど、この時期になると中心部からムクムクとトウ立ちしてきます。こうなると葉っぱはもう不味くてトウ立ち部分が美味です。 
特に茎!甘くて柔らかくて、アスパラガスなんて目じゃない、という感じです。
これからどんどん高く伸びて花を咲かせるための栄養の全てが、この茎に蓄えられているのではないかしら。
茎に比べるとツボミ部分はむしろ大したことないです。

そして摘んだその日のうちに料理するのがまた重要な気がします。
この時期、植物は全力を傾けてツボミを成長させようとしているので、折り取った直後から、茎の栄養がツボミに流れ込んでいるのではないかしら。
湿らせた新聞に包んで冷蔵庫で保存出来るけれど、やっぱりその日が一番おいしいです。

摘んだらなるべく早く、冷たい水に通してしゃっきりさせ、新聞で包んでおくのがいいようです。一度、摘んだ後ビニールに入れてしまったら、見た目は少し萎れているだけなのに、茎部分が発酵したような、酸っぱいような変な味になっていました。


2009/4/2 こちらがからし菜のトウ。茎部分から生えている大きめの葉っぱは既にむしり取って、茎と先端の葉だけにしてあります。
2009/4/2 むしった葉っぱは固いので、短めに刻んで、ニンニクとオリーブオイルでクタクタに煮ました(一応イタリア料理のつもり)。
色はよくないけれど、柔らかくて沢山食べられるし、塩分は控えめだし、美味しいです。

蕗味噌にヒントを得て味噌煮風のものも作りましたが、少し塩辛いので沢山は食べられないです。
2009/4/2



一番美味しい茎は、マヨネーズがけ。採り立ての野菜は、何も料理しなくても美味しい、というのは本当です。
私は毎日これが主食でもいいけれど、でもダンナサマは違うみたい。ちぇー。

2009/4/2

この日のほかのおかずはルコラ、ディル、文旦のサラダ。赤いのはトマトの赤ワイン煮(市販品台湾産)です。

食卓が緑に占領されてます。
ダンナサマが、タンパク質は~とつぶやいてますが、ひとまず無視(写真撮り忘れただけで、何か1品くらいはあったはず)。



この日はからし菜だけだけれど、畑では白菜、そしてコマツナのトウが山盛り収穫出来ます。
でも、茎が一番美味しいのはからし菜かな。コマツナの茎もアスパラガスみたいだけれど、カラシナの太さには負けてます。
白菜は、ニンニク風味ミルクスープが気に入ってます。他にオススメ料理法があったら教えて下さいませ。


追記:

2009/4/22 4/22撮影。
カラシナが花盛りです。
こぼれ種でまた生えてきますように。
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甘夏ママレード(ラム酒少々入り)

2009-04-09 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
ふんだんにあって、使い放題だった甘夏もとうとう最後(miyakoさん本当にありがとうございました!)。寂しいけれど、最後なので気合いを入れて丁寧にママレードを作りました。

果肉を粉砕し、モロモロと果汁を分離、果汁のみ使ったクリアなママレードを目指してみました。
冷凍しておいたBigレモンの果肉を粉砕したものも、ザルで漉して果汁分のみ使用。
でも液体部分がぐんぐん煮詰まって、いつも通り具だくさんママレードになりました。
最後、ラム酒を少し入れてみましたが、相性はどうかな?


副産物の果肉のモロモロは、別途圧力鍋で数分煮て、その後ドライマンゴーやレモンを混ぜてジャムにしました。
ドライマンゴーを多めに入れたためやや甘めで、それを解消するために冷凍してあったレモン果肉やらレモン果汁やら色々入れたら、今度は極めて酸っぱいジャムになってしまいました。檸檬ジャムが好きな方、如何でしょう。

それにしても、原材料の欄がいやに多いのは、作業の試行錯誤を表しているみたいで恥ずかしいものだな。
シンプルな方が、「自信作!」って感じ。

2009/4/4 ラム酒入り甘夏ママレード。
多分今シーズン最後だな~。

2009/4/4作
(甘夏(皮、果汁)、果糖、Bigレモン果汁、瓶入りレモン果汁、ラム酒)
2009/4/4

なんだかゆるいです。すくったアクは2日後にはゼリー状に固まっていたのに、ジャム本体が固まらないのは何故~(え~ん)。

2009/4/4作 こちらは最近恒例の甘夏カスジャム(カスではどうも外聞が悪いので、繊維ジャムにするかな?)
ドライマンゴーを入れすぎて甘くなってしまい、レモン類総動員させたら今度はとても酸っぱいジャムになりました。
2009/4/4作
(甘夏果肉、ドライマンゴー、果糖、白ワイン、レモン果肉、Bigレモン果肉、瓶レモン)
2009/4/10作甘夏ピール


甘夏ママレード作成時に、皮の一部をとりわけて、またピールも作ってます。
今回はシロップがどろりとなりました。ペクチンのせいかな。水飴や砂糖が多かった?
2009/4/10作
甘夏皮、果糖、レモン汁、水飴、水



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ルバーブジャム

2009-04-08 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

冷凍庫にルバーブが少し残っていたので、ジャムを作ることにしました。
(うらべにさんその節はルバーブをありがとうございました!もしよかったら今年も・・・)

冷凍ルバーブは、昨年始めて試してみましたが、品質が劣化せずしとてもよい保存方法だと思いました。
ジップロックは干し柿の保存と同様、オーブンペーパーとキッチンペーパーを2重にしてはめ込んでおきます(フルーツに触れる側がオーブンペーパー)。こうすると霜がキッチンペーパーにくっついて、フルーツにはほとんど霜がつかないのです。ここに袋の長さぴったりに切ったルバーブをきっちり詰めると、嵩張らないしとても便利です。
使うときは電子レンジで包丁が入るほどの固さになるまで10秒ほど解凍し、包丁で好みの大きさにカットします。


ルバーブジャムは単体だと地味~な緑色になってしまうのがやや寂しいところ。
緑っぽい色だと母はどうも開ける気も起こらないらしいのですが、赤ければ好きみたいです。
以前はビーツで色づけしましたが、今回は違うもので試してみよう。

ドライブルーベリーがあったので、これと一緒に煮れば赤っぽくなるかな?とやってみたら、全然色が出ないのでした。

生だと青紫色になるのに!! 

丁度、冷凍してあったブラックベリー(aiwhasさんありがとうございます!)をピュレ状に加工していたところだったので、その一部を使うことにしました。
ピュレの大半は、桑の季節が来たら桑ジャムにミックスしてみようかな、と思っています。


2009/4/4 ルバーブとドライブルーベリー。煮る前の状態です。
2009/4/4

こちらがドライブルーベリー。小粒タイプです。オイルがまぶしてあったので、お湯でよく洗いました。

キッチンペーパーが少し茶色くなっていますが、煮ると液体にこのような薄茶色が滲み出すだけで、濃い色は全然出ませんでした。

2009/4/4 ブラックベリー登場!

お砂糖、レモン汁で軽く加熱し、裏ごして桑の季節まで冷凍保存します。
その一部を取り分けてルバーブジャムに。
2009/4/4作 ブラックベリーのおかげでとても綺麗な色になりました。
ルバーブから来る酸味、そしてブラックベリーの複雑な香りがあいまって、結構美味しいジャムになったのではないかな(酸味強めですが)。

2009/4/4作
(ルバーブ、裏ごしブラックベリー、ドライブルーベリー、白ワイン、果糖)
2009/4/4作 ルバーブのペクチン力はすごいので、珍しくぴたっと固まったジャムになりました。
ドライブルーベリーは色には関係なかったけれど、粒々の食感が面白いかもしれない。どうかな?


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カンゾウ

2009-04-07 | +きのこ以外
昨日今日と、うらうらとしたいい天気ですね!
お花見兼ねてダンナサマとランチデートをしてきました。
といっても、スーパーでお寿司を買い、屋外ではなくて片隅の休憩コーナーで無料のお茶と一緒にお昼ごはん。食後に桜のあるあたりを少し散歩しただけですが・・・。

昨日は夜桜見物、と近所を数分歩いてみましたが、夜桜はある程度ライトアップされていないと良く見えないんですよね。我が家のあたりは田舎なもので、桜はあれども照明がなく、主に心眼で見て楽しんだのでした。

昼なら心眼でなくても見えるのがいいところ。暖かいしね☆


さて昼の散歩の帰り道、久しく雨がないしキノコは無理だろうけれど、念のため下を見ながら歩いていたら、気になるものが。

2009/4/7カンゾウ
2009/4/7 カンゾウじゃないかな?


かなり細いけれど、カンゾウってやつではないかしら?


2009/4/7カンゾウ
2009/4/7 多分カンゾウ

いささか育ちすぎのようですが、少し摘んでみました。
(カンゾウじゃなかったらどうしよう)
一応前に食べたことがあるので、味が違ったら分かるはず。
野菜はいま沢山あるのだけれど、今晩味見の予定です。


■4/8追記:
新しい記事が追加されていることからも分かるように、試食しても無事でしたよ~。
カンゾウだった模様です。
でも、少々育ちすぎで葉っぱがやや固め、肝心のつけ根部分は貧弱でした。
来年はアイベックスさんが教えて下さったように、土寄せをしてみようかと思います。
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キャロットケーキ

2009-04-07 | +お菓子(西洋)
3月のこと、ジャガイモ植え付け準備のため畑を耕していたら、なんと金時人参が出てきました。持ち主が収穫し忘れた(忙しくて収穫しそびれた)ようです。預かっている畑ならではのサプライズ!
勿論地上部はすっかりなくなっていましたが、人参部分は腐りもせず綺麗です。少し固いかな?

スフレやグラッセも作りましたが、お菓子にもしてみました。
以前から、人参の量の多さでずっと気になっていたこちらのレシピに初挑戦。

さすがに春まで地中にあったせいか、しっかり緻密ですり下ろすのに少々苦労しましたが、きっと美味しくできるはず・・・・。


■■キャロットケーキ
(『お菓子の国から』(春山みどり著、日本ヴォーグ社)を参考にしました)
■材料(21cmのクグロフ型1つ、もしくは100円のパウンド型2つ分)
卵 2個
砂糖 200g
ピーナツオイル 170cc (菜種油と溶かしバター3:2くらいにしてみました)
薄力粉 140g
BP 小さじ1/2
アーモンド粉 120g
にんじん 300g

■作り方
(1)卵、砂糖を泡立て器でよく混ぜ、オイルを加えながら更に泡立てる。
・・・本には、卵と砂糖は泡立てず混ぜるのみで、オイルを加えたあと泡立てるとありますが、あまりふんわりとは泡立ちません。これでいいのかな?
オイルを「少しずつ」入れなかったのが問題かしらん。こうなるのであれば、卵と砂糖をしっかり泡立てておいた方がよかったのかも。
(2)ここに小麦粉とBPをさっくり混ぜ、さらにアーモンド粉、すりおろした人参を加えて混ぜる。
・・・小麦粉を、アーモンド粉より先に混ぜる理由がよく分からなかったので、ほぼ同時に混ぜてしまいました。人参は、電子レンジにかけて少し水分を飛ばしてみました。でも、見るからに重そうな生地・・・。
(3)型に流し入れ、200度のオーブンで1時間くらい焼く。
・・・焼いたときはある程度膨らんでいましたが、オーブンから出すとなんだかしぼんで、表面のひび割れが小さくなってしまいました。うーむ。
焼き時間が足りなかった?でも竹串を刺しても何もついてはこなかったけれど。


一応焼けたことにして、カットだ。


2009/3/22作キャロットケーキ
2009/3/22作キャロットケーキ


うーむ。
むっちり系というかなんというか。

自然食品店に売っているケーキにとてもよく似ています。
ふんわりしていないところといい、独特の香りといい。
この香りの正体は、菜種油です。
以前から、自然食品店のお菓子ってちょっと癖のある匂いがするけれど何かなあとは思っていましたが、菜種油だったのですね。
深く納得。

むっちりは(私は)許すとして、菜種油が多いのか、乳化していないのかやや油っぽいです。
不本意な出来だというのに、2本も出来てしまいました。
試食させてしまった方、ごめんなさい。


次に作るとしたら、次の点を変えてみようかと思います。
・全卵と砂糖をしっかり泡立てる
・油の量を減らし、半量を溶かしバター、半量をその他植物油に。
 菜種油を使う場合は、油脂全体の1/4以下にする。
・BPは小さじ1
・にんじんは、まずは200gにしてみる。

もう作らない方が得策かなあ。
でも怖いものみたさで、実験してしまうかも。
そうだわ、次はせめて半量に。

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甘夏とパッションフルーツママレード

2009-04-06 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

春は色々な野菜の植え付けシーズンです。
植えるということは、その前に耕す、という作業も。これが馴れない身体には結構な運動量です。ダンナサマは、ほんの4平方メートルほどスコップで掘り返しただけで、へたって座り込んでいました。私も肩やら手首やら痛いです。でもエクササイズだと思って頑張ります。

昔の湯治場の体重計は、やや重めに出たのだとか。
つまり、夏の辛い農作業で痩せてしまったお客さん達が、農閑期、おいしいものを食べて太るのを目的に来ていたのだそうです。
つまり「農業で痩せる」のも夢ではないのだわ。
スコップをこう使うとここの贅肉に効く、とか、そういうエクササイズ本はないものかしらん。

日よけ用に大きな帽子(笠)を買ってしまいました。
あとは手荒れ防止に何かしないと。
手袋をしていても中に少量の土が入り込んでしまいます。泥の吸着力かしら、手がガサガサに(いっそ小鼻のあたりにも土を塗っておくかな)。

----------------------

3月末に1週間留守にするので、柑橘類を冷蔵庫に入れておきたいと思いました。
そのためには少し減らさないと・・・。

甘夏の一部をママレードにすることにしました。
甘夏ママレードは皮が透明に煮上がってとても綺麗で大好きです。ほろ苦さもほどよい感じ。

今回は夏に買って冷凍しておいたパッションフルーツとミックスしてみました。


■■甘夏とパッションフルーツママレード
■今回の作り方
(1)甘夏を5等分にして皮を剥き、一度ゆでこぼす。
果肉は袋から出しておく。この袋は使わない。
(2)皮をスライスする。
普段ならこのまま煮始めるところ、スライスした皮をもみ洗いすると透明なママレードになる、ということを教わったため、少し洗ってみることに。
でも、みるみる水がオレンジ色になり、いい香りの精油が溶け出しているようにも思え、慌てて水から揚げてしまいました。
(3)果肉はスティックミキサーで粉砕し、液体とカスに分ける。
(4)カスを使わないこともあるけれど、確か今回は使うことにしました。
圧力鍋で湯煎状態にして、カスのみ10分ほど煮て、柔らかくする。
(5)パッションフルーツをザルで裏ごしする。
黒い種が入った方が、パッションフルーツの存在が分かり易いけれど、この種の固さが母にはちょっと不評でした。なので今回は漉してみることに。
(残った種は、ヨーグルトに混ぜて食べてしまいました)
(6)スライスした皮に果汁を加え柔らかくなるまで煮て、適宜砂糖、果肉のカス、パッションフルーツを入れて煮詰めて出来上がり。


量が多かったので、下ゆで、刻むのと煮るのは別の日になりました。
(6)の煮る作業も2回に分割。一度に大量に作業するより、普段通りの分量(鍋に比較的浅い水深)で煮る方が、失敗がないです。

後から考えたら、折角2度に分けて煮たのだったら、片方のみ濃厚パッションフルーツ風味、もう片方をプレーンにすればよかったです。甘夏が大量だったため、パッションフルーツの香りが薄まってしまったような気もします。

2009/3/20 こちらが1回目。
2009/3/16

こちらが2回目。

2009/3/20 どちらもややゆるめです。
スライスした皮をもみ洗いしても、ぴたっと固まったママレードを作る方もいらっしゃるというのに、私のはなぜいつもゆるめ・・・。むむぅ。

2009/3/20作
甘夏とパッションフルーツママレード
2009/3/22作甘夏ピール

副産物の、甘夏ピール。
皮の一部を取り分けておいて作りました。ママレードは、果汁の比率の方が高い贅沢配合ということになります。
2009/3/22作
甘夏皮、果糖、レモン汁、水飴、水



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バーニャカウダ

2009-04-02 | +野菜系保存食

3月の最後の1週間出かける予定になっていたため、生もの・野菜を頑張って片付けました。
まず白菜。
今年預かることになった畑にはエイリアンの卵のように白菜が林立。ジャガイモを植えるために収穫したあと、新聞紙に包んで保存してありましたが。3月中旬の暖かさで一体どうなっているか心配しつつ、確認しないままでした。
久しぶりに開けてみると、傷んだりはしていないものの、なんと結球にめきっとヒビが入っています。
半割にしてみると、中心の花芽がムクムクと育って、このままいくと花芽が葉っぱを突き破ってきそう。まさにエイリアン誕生だわ。

5玉もある白菜をどうしたものか。

お漬け物が妥当な線だと思いますが、私が作った白菜漬けはあまり美味しくないのです・・・。塩が薄すぎ、もしくは濃すぎ・・・。濃い味のお漬け物がとても苦手で、ちょっとでも濃すぎると、なんだか食べたくなくなってしまい、冷蔵庫の主になってしまうことも(でも捨てずに塩抜きしたりして食べますけど)。

そのほかに白菜を一番使う料理は・・・餃子かな?
いつもお肉はほんのちょっぴりで、ほとんどが白菜という具です(キャベツという流儀もありますが白菜の方が好きなのです)。そこで全部刻んで加熱して、冷凍保存することにしました。
電子レンジでチンしてしんなりさせてから刻み、あまり絞らず、炒めて水分を飛ばしてみました(絞ると味が抜けてしまいそうで勿体なかったので)。タマネギ同様、炒めると非常に小さくなります。何とか冷凍庫に収まりました。
春は畑のニラの収穫時期だし、これからは餃子がしょっちゅう食べられる~。むふふ。


さてお次はニンニク。
畑の持ち主は、1年間外国に行ってしまったのですが、最後、冷蔵庫に保管してあった自家製ニンニクをプレゼントしてくれました。
少し小ぶりではありますが国産無農薬ニンニクが30個ほども!
(買ったらすごく高いですよね!)
時期が時期だけに、芽が出つつあるものも多数。何とかしなくては。

ニンニクの保存は、醤油漬け、オイル漬けなど色々ありますが、冷凍も便利です。炒め物・煮込みなどのとき冷凍庫から出してすぐ、生の時と同じように使っています。
・皮を剥いて半割にし、芯をとって丸ごと冷凍
・皮を向いて半割にし、芯をとってスライスして冷凍
・皮を剥いて半割にし、芯をとったものをニンニク潰しでピュレ状にしてガーリックオイル
と加工しておきました。取り出した芯は、餃子用白菜と一緒に炒めてしまいました。

そしてバーニャカウダも!
バーニャカウダの作り方は、前とほぼ同様です。

〈参考情報〉
・かずさんのレシピはこちら
・ポメマルさんはフェンネルの茎をバーニャカウダで召し上がったそうです。レシピはこちら
・私が前に作った記事はこちら(2008年5月2008年11月


今回は、アンチョビペーストが足りなかったので、味が似ているからいいわよね、と酒盗も入れてみました。
酒盗は固形状なのでゴロゴロするかとも思いましたが、ニンニクも合わせて粉砕した際に固形物は目立たなくなりました。

2009/3/20 ミルク・水で煮た、ニンニクと、オイルで炒めたアンチョビ・酒盗をピュレ状にしたところです。
ここに前回同様、少量のレモンの皮を隠し味に入れてみました。さわやかになる気がします。
2009/3/20 結構沢山のニンニクだったのにたった3個に。食べるときにもっとオイルで薄めてしまおうかな。ひとまず冷凍して保存します。

2009/3/20作
バーニャカウダ
(オリーブオイル、ニンニク、アンチョビペースト、酒盗、塩、胡椒、レモン皮)
2009/3/16

ニンニクを茹でるのに使った液体(ミルク:水=1:1)は、捨てるには惜しすぎる、いい香りがします。
今回はハタと思いついて、白菜のトウ(花芽)をさっと煮てみました。塩・胡椒だけでダシは何もなしでも大変美味!これは大成功でした。
そういえば白菜のクリーム煮ってありますよね(作ったことないけど)。白菜とミルク味って合うのですね~。



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黒キャベツ

2009-04-01 | +ふたりの日
1週間ご無沙汰しておりました。
しばらく出かけていたのですが、出先ではあまり写真をとるひまがなく、ブログの記事にならなさそう。
まあ、楽しかったな~、美味しかったな~というおぼろげな記憶というのもまあいいかな、と・・・。
写真を整理していいものが出てきたら、単発的にご紹介しますね。
ひとまず、ちまちました日常の様子をまた書いていきたいと思います。

-------------------------------

(少し前のことになりますが)変わった野菜を頂きました(miyakoさんありがとうございます!)。
黒キャベツというものです。
キャベツは虫食いがすごいと聞きますが、このキャベツはキズひとつないきれいな葉っぱ。
葉っぱはすらっと細長く、結球しないタイプのようです。

2009/3/14 黒キャベツというだけあって、濃い緑色です。
縮緬キャベツのように、表面に細かいシワがあります。
縮緬キャベツって加熱用ですよね。
これも、スープにどうぞ、とすすめられました。
2009/3/14

じゃがいも、ニンジン、たまねぎなどと一緒にスープにしてみました。
この黒キャベツはまあ葉物だし、と最後の方に投入したら、なかなか柔らかくなりません。ぐつぐつ煮ていたらジャガイモの方が煮くずれそうになってしまいました。

2009/3/14 この日はいつになく充実したメニューでした。
ひとつはルコラのトウ立ち部分からむしった葉っぱのサラダ。このルコラもmiyakoさんからの頂きものです(miyakoさんありがとうございます)。
カブ、アボカド、黄金柑を混ぜました。
2009/3/14

メインは、豚モモ肉に塩をしてピチットで1週間ほど脱水しておいたもののソテー。
金柑ママレードに文旦を混ぜた、柑橘系ソースを作ってみました。豚肉が、ハムのようにぷりっとして、柑橘ソースもさわやかでおいしかったです。
添えたのはルッコラのトウ立ち部分の茎。
彩りも綺麗だし葉っぱも茎も完全利用で大満足!



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