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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2009タラの芽初収穫

2009-04-13 | +きのこ以外

最近、畑作業の疲れが生活全般に及んで、あれもこれも、積み残しがあります。
畑の作業自体は、まあエクササイズだと思えば全然大したことないはずなのですが、半日太陽にあたるというのが疲れるのかも。
もともと日陰者・・・というかキノコ/カビ体質・・・です。
薄暗くって少し湿った場所が好き・・・。
ダンナサマは「ふじカビ」だね、と言っています。

折角の週末なのに、のんびりダンナサマとコーヒーとケーキ、などということにはならず、せかせかとあたりじゅう散らかしながら何かの作業をするか、そこらじゅう散らかったまま力尽きて平たくなっているか、です。

ちょっと力配分を考え直さないと。
明るいからと、夕方6時まで畑にいると、夜ごはんがおろそかになる傾向が。
なるべく5時には切り上げることにしましょう。

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畑作業は、採集生活とは全然違います。
たまにぶらぶらして、そこにあったものを摘む採集を、野良猫にたまに餌をやったりなでたりするのに例えるならば、畑作業は仔犬を複数飼うことになるでしょうか。
(両方とも経験ないので、この例えは自信ありませんが)

運任せの採集と違って、畑は、個性の違うあれこれの野菜を、タイミングよく面倒みないといけません。

耕して、肥料をやって、種を蒔いて、苗を植えて・・・。
最初から面倒をみているせいか、畑の作物には責任を感じてしまいます。
芽がでないと、あれがまずかったか、これが足りなかったかとクヨクヨ考えてしまうし、更に、芽がでたら出たで、折角ならちゃんとした収穫をと欲張ってしまい、成長が悪いのは肥料が足りないせいか、などと悩みはつきません。

そのへんの山野草なら、放っておけるのに。

そのかわり、畑の収穫効率は、採集とは桁違いです。
白菜2株で、二人では食べきれないほどのツボミが収穫出来るけれど、タラの芽は、半日歩いても、ライバルに先を越されていたりして、大した収穫にはならないです。

でも、収穫はなくても野山を歩くのは楽しいです。
このあたりは湿っている、乾いている、日当たりがよい、悪い、など各種情報を総合して、キノコがありそう、とか、アマドコロがここならまだ若い、などと「狩り」をしている気分です。
一方畑だと、情報収集・推理までは似ているかもしれないけれど、対策も自分で講じないといけない訳ですね。
・種を蒔いたけれど芽が出ない→水不足?→水やりが必要
・らっきょうがいやに小粒→時期が早いか肥料不足?→追肥してみる
など。

情報収集→推理→対策→情報収集→推理→対策・・・・という際限のない繰り返しは、何となく、息が詰まる、というかなんというか。
というか、自分のやっている「対策」に自信がないのが一番の問題かな。
馴れれば、もっと気楽に面倒がみられるようになるのだとは思いますが。

それでも、私には、気ままな採集暮らしが向いているかも、と思う今日この頃なのでした。
縄文人と弥生人は、やっぱり人種が違うのだわ・・・。

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畑も気になるけれど、Myタラの木も気になります。
ちょっと見に行ってみました。

畑作業にかまけている間に、思いの外育ってしまっています。
それに、ライバルに先を越された形跡も。

今年は暖かくて晴れ続きのために、タラの芽の成長が早いのと、ライバルの出足が鈍っていない模様です。
普段なら、雨の中他人が出歩かないときに出かけてよい獲物をゲットするのだけれど、今年はやや出遅れてしまいました。

それでも少しだけ収穫を。

2009/4/12 大きいタラの芽と、アマドコロです。
(小さいのは写真撮り忘れ)

背景は、新聞紙の1面分。
2009/4/12 ダンナサマが写真撮ってくれました。手の大きさは私と同じで、手首から中指の先まで、約18cm。

一番大きいタラの芽は20cm以上あることになります。
木の高さ4mくらいありました。
2009/4/12

脚立に乗って、更に高枝切り鋏を使ってゲットしました(ちゃんと先端だけ収穫)。

固くなりそうなので、一番大きいものから食べることに。
鍋からはみ出そうになりつつ、丸ごと天ぷらに。柔らかくて山の香りがして、美味しかったです。



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