2月頃だったか、とあるところにからし菜が群生しているのを発見しました。
(勿論余所様の畑ではなくて)とある駐車場脇の芝生に、です(散歩の犬は来ない場所)。
しばらくじっと見守ってみましたが、誰も収穫する気配なし。おそらく、家庭菜園をしている人が、種があまったのでばらまいたのではないかと思われます。
それとも、半野生化しているのかな?
検索の最中ふと立ち寄ったブログで、京都の鴨川の中州にはこのカラシナが沢山生えていて、貧乏な学生の救荒作物になっているという話を読みました(学生時代は知りませんでした。悔しいかも)。
遠慮しつつ、少しずつ収穫させてもらいました。
2月には葉っぱが美味しかったけれど、この時期になると中心部からムクムクとトウ立ちしてきます。こうなると葉っぱはもう不味くてトウ立ち部分が美味です。
特に茎!甘くて柔らかくて、アスパラガスなんて目じゃない、という感じです。
これからどんどん高く伸びて花を咲かせるための栄養の全てが、この茎に蓄えられているのではないかしら。
茎に比べるとツボミ部分はむしろ大したことないです。
そして摘んだその日のうちに料理するのがまた重要な気がします。
この時期、植物は全力を傾けてツボミを成長させようとしているので、折り取った直後から、茎の栄養がツボミに流れ込んでいるのではないかしら。
湿らせた新聞に包んで冷蔵庫で保存出来るけれど、やっぱりその日が一番おいしいです。
摘んだらなるべく早く、冷たい水に通してしゃっきりさせ、新聞で包んでおくのがいいようです。一度、摘んだ後ビニールに入れてしまったら、見た目は少し萎れているだけなのに、茎部分が発酵したような、酸っぱいような変な味になっていました。
この日はからし菜だけだけれど、畑では白菜、そしてコマツナのトウが山盛り収穫出来ます。
でも、茎が一番美味しいのはからし菜かな。コマツナの茎もアスパラガスみたいだけれど、カラシナの太さには負けてます。
白菜は、ニンニク風味ミルクスープが気に入ってます。他にオススメ料理法があったら教えて下さいませ。
追記:
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4/22撮影。 カラシナが花盛りです。 こぼれ種でまた生えてきますように。 |