採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

むちむち大根と長い白菜

2010-02-01 | +野菜
元気出ないけど頑張って階段で行こうか、やっぱりエレベーターを使ってしまおうか、と迷いながら通り過ぎた、工事中のエレベータの扉に、「ヨロロ」と書いてありました。
何だろう。
メーカー名にしては大きな字だし?
歩き去りながらはっと気づきました。

「300」だったのだわ。

よくみると小さく「kg」と単位がついてました。

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今年は初冬によい天気が続いたためか、My畑でも実家の畑でも、大根が大豊作です。
母が育てた大蔵大根が、ものすごく立派になりましたのでご紹介します。

2010/01/19大蔵大根

むちむちの大根!

大蔵大根とは、江戸時代豊多摩郡(現在の杉並区)の源内という農家が作っていた物が世田谷の大蔵原に伝わり、大蔵の石井泰次郎氏が、昭和28年に品種改良して品種登録した大根だそうです。

2009/01/19大蔵大根

一番太いものと一升瓶を比べてみました。
大根の圧勝!

2009/01/19大蔵大根

それにしても、二股の大根ってどうしてこう、むっちり色っぽいんでしょうね。

2009/01/19大蔵大根

大蔵大根の特徴は
・青首と違って全体が真っ白
・根っこの先端が先細りにならず寸詰まり
・葉っぱは、大きくて枝垂れるようになる。この葉っぱが霜から大根を守ってくれるので、割と遅くまで畑に置いておいても大丈夫でした。
・肉質は水分が少なくて緻密で煮くずれしにくい。
・煮物や漬け物にぴったり

2009/01/19大蔵大根

本来は全体が一様な太さのようですが、これなんか、長さがこれ以上長くなれなかった分、太くなろうとして、先端が3つにひび割れています。

2009/01/19大蔵大根

3つに分かれているのに根っこ先端はつながっています。

2009/01/19大蔵大根

一番太いところの周囲は何と、37cmもありました。


大蔵大根は、水分が少ないので大根おろしにしても歩留まりがいいです。
ほどよく辛く、また甘みもあって、とても美味しい大根おろしになりました。
母は、この大根を長いまま縦にスライスして「イカの足」を作っていました。


我が家の大根は年内にほぼ片付けてしまったので、年が明けてからは実家の大根を貰っています。おでんやおろし、鰤大根などなど、美味しく食べています。

楽子さんのブログで拝見した、大根の素揚げを今度やってみるつもりです。
あと、「しもつかれ」(すみつかれ)ってどんな味なんだろうか。
鍋の中に大根おろしを入れて豚のしゃぶしゃぶをするという雪鍋もいいな。
正当派ぶり大根も自分でも作ってみなくては。

さて、My畑。
冬になってすっかり放置していますが、久々に見に行ったら、白菜がもさもさ育っていました。

2009/01/26白菜

イタリアの種で、細長い品種を育ててみたのですが・・・。

ちゃんと結球しませんでした。でも特徴的な背の高さはなんとなく分かります。

2009/01/26白菜

男物の長靴の3倍くらいありそうな長さです。
・・・長すぎてちょっと使いにくいかも・・・。

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