採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

かげあずき

2022-12-21 | +野菜

那須にいくとき、常陸太田の道の駅に何度か寄りました。
最初に行ったときは、小豆の品ぞろえにびっくり!

むすめきたか
ムスメキタ
ダニアズキ
かげあずき
白小豆
黒小豆

など、見たことがない品種があったのです。
初回は買いそびれ、その次に行ったときには、大半が売り切れで、ひとつだけ買えました。

そちらがこれ、かげあずき。

かげあずき

濃いグレーで、うっすら斑のような模様があります。

冷凍保存してあったのですが、冷凍庫をあけるべく、炊いてしまうことにしました。
渋切り(ゆでこぼし)を数回すると、ゆで汁は黒く、そして豆は色が薄くなってきました。
薄いグレーベースで濃い色の斑があって、なんというか、砂利のよう。

ほどほどにアクが抜けたところで、ホウロウ鍋に入れてフタをしてオーブンで煮ました。
(こうすれば絶対焦げない)

ほどよい頃合いにフタをあけてチェックしてみたところ、意外や意外、煮えた豆の色は、薄茶色!

かげあずき

小豆っぽくない~。金時豆系の色というか。
小豆と違って紫色の要素がないからかな。

チェック時に、まだ少し皮の固さがあったので追加で加熱したところ、本当に柔らかく煮えました。

味は、小豆とはちょっと違う感じ。
(うまく説明できないけれど)

色が薄いことだし、と薄茶の砂糖とあと黒砂糖を使って色づけ(?)してみたところ、更に茶色系のあんこになってきました。むむ。
薄い色だけに砂糖の色がよく反映するのだわ。

年末お餅に添えたりするために実家に持って行こうかと思ったけれど、定番と違うあんこで、両親の評判はどうだろうか・・・。
でも、豆のときの3倍くらいのカサになって(それをまた一旦冷凍)、冷凍庫を更に圧迫しているので、やっぱ持って行こう。じゃまだし。



■参考情報
常陸太田の小豆6種類
おそらくこの小豆の生産者さんのブログ。

豆の中で一番お気に入りは、平べったいライマビーンです
ライマビーンで白餡を作ったこともありました。
おいらん豆、ぺちゃ豆などと呼ばれることも。
最近長野に行くことがなくて手に入らずに寂しいです。メルカリなどネットを探せば買えるのかな・・・。

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