今年も銀杏を拾いました。
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とある雨の日、畑にも行けないのでダンナサマの用事のついでに、Myギンナンスポットで落としてもらいました。 ダンナサマの用が済んだら迎えに来て貰います。
そこそこ摘んで、袋が重くなってきたけれど、ダンナサマはまだ。 仕方ないので薄暗くなりつつある雨の中、根性で拾い続け、大変な量になってしまいました。
量が多くても多分大丈夫。 今年はギンナンの掃除に例のアレを使ってみようと思っているのです。
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それはこちら。 昨年の年末に購入したマルチ洗浄器(またの名を「農家の友」)。 主目的は里芋洗いなのですが、ギンナンの皮むきにも使えそうだと思っているのです。
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拾ってきた銀杏を、適量バケツに入れ、ヒタヒタに水を加えます。軸はなるべく外して持って帰るようにしています。 (この写真で拾ったものの半量)
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一分程度攪拌すると、こんな感じ。(19:37) 一部はもう果肉から外れていますが、まだ収まったままのものも。 水の部分はまだチャポチャポした感じ。 心をゆらさず更に攪拌し続けます。
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約5分後(19:42)。 全体が得体の知れないどろりとしたピュレ状に・・・。 (匂いは(私が鈍感なのかもしれませんが)それほどひどくないです。むしろ見た目に怯みます) 果実の表皮が果肉と分離して、くるりと丸まっており(煮たトマトの皮のような感じ)、果肉はかなり細かく粉砕されています。 このくらいになると、種と果肉・果皮はすっかり分離。 ここに水を注ぐと、比重の差で、果肉・果皮は浮かびギンナンは沈みます。 何度か水を加えながら別のバケツに浮きカスを流し入れ、沈んだ部分(まだゴミだらけ)をボウルにあけます。
・・初めての試みなのできっと写真を撮っている余裕はなかろうと、半量ずつ作業しました。案の定、1回目は色々失敗して全然余裕無し。 2回目で写真を撮る余裕が生まれましたが、この辺でまたドロドロの水にひるんだりして写真忘れました。
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ゴミだらけとはいえ、ギンナンは果肉から外れ、しかも相互にぶつかりあって磨きあい、つるつるになっています。 ボウルに入れて水を流すと、果肉のカスはすぐに流れて綺麗になります。更に毎年使っているギンナン専用ザルを使ってもみ洗い。簡単に綺麗にすることが出来ました。 攪拌をはじめてから約20分でこんなに綺麗になりました。(19:56)
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ギンナンは綺麗になったのですが、バケツの内壁にコッテリした汚れが。 ギンナンの果皮または果肉には油脂が含まれているそうで、それがこびりついたようです。
泥だらけの里芋を何回か洗えばきっとそのうち(泥に吸着されて)綺麗になるのではないかな。 うむ。
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機械の力はやっぱりすごいです。 これだけの量のギンナンを、手でつぶして選り分けていたら結構大変だと思います。
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大小様々。 割と大粒に写っていますが、最大サイズでも市販のものよりだいぶ小さいです。 小さいものはサクランボの種くらい。
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10/26、朝からコツコツギンナン割り。 ありゃ、殻が混ざってるのがあるわ。 この状態で冷凍しておきます。
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一部は早速おこわに。 もち米とうるち米半々とギンナンを一緒に炊き、出来上がったら紫蘇の実の塩漬けを混ぜます。 (私は薄皮は気にしないのでつけたままです) いつも多めに炊いて冷凍しておきます。
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■参考情報
(1)個人の方の発明による銀杏の皮剥き器(動画)
竹製のドラム状のもので、水路において水流で回転させて使うもの。
真似しようにも、竹が入手出来、DIYが出来て、綺麗な水が流れているコンクリート水路が近くにある、という条件が揃う人は少ないかもしれませんが、見ているだけで面白いです。
(2)セメント攪拌用アタッチメントを使う方法
セメント攪拌用アタッチメントを電動ドリルの先につけ、銀杏と水を入れた普通のバケツにコレを差し込んで攪拌することでミキサー状態にし、果肉と核を分離する方法です。
これは目からウロコの技!
アタッチメントは1000円程度だとか。
ビニールより壜に銀杏をつめて冷凍がいいのですね?
この間一握りほど銀杏を集めました。
合った胃馬に食べてしまいました。
結局食べずに苗になるものもたくさんあります。
実が大きなものは、そのまま育てていますが、結果までには何十年もかかるし、雌雄もわかりませんから、生きているうちに実がなるかどうか…。
冷蔵庫の性能や使い方にもよるかと思いますが、ビニールだと霜がついたりしやすい気がしているのですが如何でしょう。
ガラス瓶は比較的霜がつきにくいし、匂い移りもあまりない気がして最近はこうしています。
そちらだとギンナン拾いのライバルは少なさそうですね。(むしろ怪しまれる?)
大粒が拾えると楽しいですよね☆
KOHさんは、生きているうちに収穫があるかとか目先の利益にとらわれず、ひとまず種を蒔く/苗を育てる、という緑の親指の持ち主ですよね! 「木を植えた男」を思い出してしまいます。