採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

いい匂いの木→モッコク

2021-07-06 | +きのこ以外

先日(6/30)、道を歩いていたら、あたり一面いい匂いのスポットが。
ウロウロと見まわしてみたところ、この木が匂いのもとということがわかりました。

いい匂いの木



白くてやや肉厚な花に、黄色の蕊が沢山。

いい匂いの木



葉っぱはつやつやとしています。

いい匂いの木

そういえば去年も今頃、ここでいい匂いを感じたのでした。
毎年花の時期だけ気づくけれど、そのあとはまた存在を忘れてしまって、どんな実がつくかなどは気づかず仕舞い・・・。



モクセイ科かな?と思って検索してみましたが、似たものが見当たりませんでした。
名前をご存じの方、教えて下さいませ!



追記:
コメントにて、モッコクでは、と情報を頂きました。
つくばねさん、ありがとうございました!!
調べてみると、なるほど、モッコクの画像と一致します。

モッコクは、枝ぶりがよくて庭木として重用されるもののようです。
江戸時代には江戸五木のひとつに数えられたほど(ほかはマキ、アカマツ、カヤ、イトヒバ)。
(このなかでは唯一広葉樹で花も咲く樹種ですね。ほかのは、花も実もなくて何がいいんだか・・・)

こんないい香りなので、さぞかし美味しい蜂蜜が☆ と思いましたが、花粉はミツバチに利用されるようですが、蜜はそれほどでもないとか。

雄花しか咲かない木と、両性花のみが咲く木があって、実がつくのは両性花の木のみ。
実は、赤くて丸い実で、成熟するとはじけて種が見えるようになります。
果肉および種子は野鳥の好物で、メジロ、ヒヨドリ、シメ、コゲラなどが集まるとか。

材は、ほぼ全体が驚くほど赤っぽい色合い(スギなどの芯材みたいな色)。
緻密なのでスプーンなど木工品に加工されたりするようです。
(狂いがあるので建材にはほとんど使わない)
色を生かして、材をつかった草木染にする染織家もいるようです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヤマモモ2021 | トップ | オードブル盛り合わせ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (つくばね)
2021-07-06 17:21:27
いつも 拝見しております。

木斛だと思います。調べてみて下さい。
返信する
ありがとうございます☆ (●つくばねさま~Fujika)
2021-07-07 09:23:21
モッコクですか!
調べてみたらその通りでした。
ありがとうございます!!
庭木としては格上とされる木のようですね。
実がなる木とならない木があるようで、これはどちらかなあ。秋冬、また観察してみたいと思います。
返信する

コメントを投稿

+きのこ以外」カテゴリの最新記事