1月下旬、わらび邸にて、手作りソーセージを作ってきました。
私とダンナサマは今回が初めてですが、ほかの3組(わらびさんご夫妻、Duckbillさんご夫妻、miyakoさん)は過去に何回も作ったことがあるベテラン。
慣れなくてオタオタでしたが、いくつかの作業はなんとかこなすことができました。
ソーセージって、ひき肉を腸に詰めるものですが、結構細かい手順が必要です。
今回は、イノシシ肉で3種、豚肉で4種類(各組1種類ずつ)、計7種ものソーセージを作って、かなりの作業量でした。
前日に肉の準備をして、朝から挽肉開始しても、それでも終わったのは夕方。
みんなヘトヘトでした。
手順をまず書いておきます。
そしてそれに続いて写真を。写真は、イノシシや豚のものが混ざっています。
生肉を触る作業が多く、自分の担当部分は写真が撮れなかったりしました。
■手作りソーセージ手順
●挽肉づくり
・大きい肉の場合、筋膜や腱のような固い部分を取り除く(ミンサーが詰まる)
ミンサーに入る大きさに細長く切る。
脂身の多い部分と赤身と、二つに分けておく。
・ミンサーの粗目でそれぞれ2回挽く。
●練り混ぜ・調味
・赤身と脂身、それぞれのひき肉に調味料、安定剤と雪氷を加えてよく混ぜる。
(雪氷は、氷をフードプロセッサーにかけて作る)
(肉がとても冷たく、この冷たさをキープしたいので、軍手+ゴム手袋がよさそう)
・脂身の方を、フードプロセッサーにかけてエマルジョン化する。
・両方のひき肉をよく混ぜる。ここでいくつかに分割して、それぞれお好みのハーブやスパイスを加える。
●腸詰
・ソーセージ用の羊腸や豚腸をほどいて、外側・内側ともに水洗いして、ノズルにたくしておく(これは詰める直前がよい。前もってやっておくと腸が癒着してとても詰めにくい)
・タコ糸を10cm~15cmの長さに切っておく。
・ソーセージ詰め機に肉を詰め、ノズルをとりつけ、腸に肉を詰めていく。スタート端は腸を結ぶ。腸の終わりの端はタコ糸で結ぶ。大きな空気が入ってしまった場合は、針で穴をあけて空気を抜く。
・長~い腸詰を、まず中央で数回ひねる。そして両側について、ソーセージの長さの部分でひねり、左右を絡めて一回丸結びをするかたちでひねり目を固定する。これを繰り返して、全部についてソーセージにする。
・それぞれのソーセージについて針でつついて、2~3か所穴をあける。
●茹で・冷やし
・大鍋にお湯を沸かし、太さに応じた時間、茹でる。(太さ1mmあたり××分)
・時間がきたら、水洗いして急冷する。だいぶ冷えたら、氷水を作っておいた中に入れて芯まで冷やす。
・水からあげて、水けをきる。
・キッチンペーパーの上でひねった場所をハサミで切ってバラバラにする。
全てのソーセージをペーパーの上で拭いて乾かして、小分け冷凍する。(これは各家庭にて実施)
どうでしょう、かなり複雑ですよね。
それでは写真を。
初めての手作りソーセージですが、びっくりするほど美味しい!
塩味が強すぎず、変な調味料の味もなく、すっきりとした味わい。何本でも食べてしまいたい味です。
(相当脂身が入っていたはずなのですが、全然脂っぽくないのです)
こだわりのハム・ソーセージ屋さんのソーセージも美味しいですが、一口目で美味しいと思わせるためかどうか、だいたいどこも、ちょっと味が濃いですよね。
自作のものは、本当にいい味・・。
miyakoさんは、どちらかのお子さんが帰省した際などに一緒に作って、それぞれのおうちに送ってあげるのだそう。それは嬉しいはず。
慣れない肉加工で、最初はこわごわでしたが、とっても楽しかった!
絞り出し袋でいいから、自分でちょっと作ってみられないかなあ。おいしいもんな~。
企画としてあたためてみよう・・・・。
そして中に入れるトッピングの食べ比べも楽しいです。
fujikaさんのニンニク入りも作ってみたいです。
また一緒に作りましょうね(^з^)-☆
こんなに美味しいとは感動でした☆
行者ニンニクの葉など、風味の強いものを入れたくなるのが分かりますね。miyakoさんがいってらしたウド入り、美味しそう。