採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ドライスターフルーツ

2023-02-27 | +お菓子・おやつ

先日台湾で、干したスターフルーツを頂きました(楊桃乾。楊桃がスターフルーツ)。
最近台湾は、プレーン(無糖もしくは微糖)のドライフルーツが一般的になっていて(食品乾燥機が普及してきたのでしょうね)、なんでも美味しいのですが、このスターフルーツは初めて。

ドライスターフルーツ

こんな感じです。

ドライスターフルーツ

中身はこちら。
平べったくて薄いものがたっぷり入っています。


え、ドライフルーツって星形では、と思うかもしれません。
確かに横に切ると星形。

スターフルーツ

(この写真は2008年3月にコンポートを作った時のもの。15年前かよ!)

でも、これは、味よりも見た目に使う際の切り方。
台湾のスターフルーツは、とてもおいしい果物なので、もっと食べやすい切り方をします。

スターフルーツ

(これは断面が見えてしまっていますが)この赤線のように、窪んでいるところに切り目をいれて5本の稜を切り離し、そして種の部分を膜ごと引っ張って抜くのです。

そうやって切り分けたものがこちら。

ドライスターフルーツ

(写真は、2015年2月にブログ友の女子会で台湾に行ったときのホテルピクニック)
縦長の形になります。

表面の皮はごく薄くて食べてしまえて、果肉はプラムの果肉をより美味しくした、みずみずしく甘酸っぱい味。
大変美味しい果物です。
(日本の大石早生プラムより断然上! 大石早生って、果肉はうすぼんやりして、皮は酸っぱくて渋くて、どこがいいのかよく分かりません・・・)


で、このドライスターフルーツなのですが、とてもよく干してあって、固く、味は薄め・・・。
もともとみずみずしくて、濃い味のものじゃないからな・・・。
細かく刻んでヨーグルトに漬けこんでみました。

(台湾のドライマンゴーは、ヨーグルトに2日ほど漬けておくと、水分を吸って、とろりとして甘酸っぱい、ほぼ生マンゴーに戻ります。おすすめ)

ドライスターフルーツは、漬け込んではみましたが、味は薄いまま・・・。
固さは少しましになって、(戻さない状態の)チリ産ジャンボレーズンくらいの歯ごたえです。


多少味をつけて戻してやった方がいいかも。
という訳でオレンジジュースに漬けてみました。

ドライスターフルーツ
ドライスターフルーツ

ひたひたのオレンジジュースに漬けて、少々チンして2日ほどおくと、水分がほぼ吸われて、いい感じに戻ってきます。
こうすると、歯ごたえも味も、チリ産ジャンボレーズンのような感じ。
ヨーグルトに乗せてもいいし、お菓子に焼きこむにしても、この状態にしてからがよさそうです。

 

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