採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

クラテッロ山下げ

2019-11-06 | +肉・魚系保存食

10月5日、白樺荘にお邪魔して、クラテッロを引き揚げてきました。
暑い夏、 涼しい山荘で保管して頂いたのです。


確か今年のクラテッロは、膀胱詰めに苦労した記憶が。
膀胱2つ、持って帰って詰めようとしたら大きくて入りきらず、とりあえず1つ半つかって片方(大きい方)を詰め、膀胱をもう1つ、急遽わらびさんに送って頂いて、翌週小さい方を包んだのでした。

よく見ると、他の方とカビのつき方が違います。

クラテッロ山下げ
クラテッロ山下げ

こちらはFujika作、大きい方。
パテなしの側が、茶色のふわふわしたカビ。
パテの側は、灰色のふわふわカビで、ところによりベージュと白。
このベージュのやつが、いい菌だったのではないかな。
うちのは悪玉菌が多い感じ・・・。


それに比べると。 

クラテッロ山下げ
クラテッロ山下げ

どなたのものか分かりませんが、この作品は、大半がベージュのふわふわで、ところにより、あまりフワフワしていない薄青いカビ。
だいぶ違います。
この方のものに、干しはじめの段階でスリスリこすりつけておけばよかったかしら・・・。



ところで今回は、那須でとれたマイタケを持参し、天ぷらの達人に揚げて頂きました。 

クラテッロ山下げ

下ごしらえ済みのマイタケ、など。
みんなのお腹の具合をみながらちょっとずつ揚げて、結局全部揚げてしまいました。
(お父さんへ:とても好評でしたよ。育てた甲斐ありましたよ!)

 

クラテッロ山下げ

マイタケ天ぷら揚げ中。

天ぷらの達人の彼は、子供の頃から天ぷらが好きで、天ぷら屋さんに行くときは必ずじっくり観察。
シェフに質問しまくって腕を磨いてこられました。
そんな技、そうそう真似できる訳もありませんが、いくつか伺ったコツを・・

・薄力粉は特に銘柄は気にせず、安いものを使っているが、冷蔵庫に入れておく。
・卵と水を混ぜておいたものも、冷蔵庫に。
・天ぷらの衣液は、ボウルの外側を氷水につけておく(湯煎みたいな感じの、氷水版)
・揚げるものによって、衣の濃度を変える。濃くしたいときは粉を、薄くしたいときは卵水を足す。
・衣をつけて、油に落とすときのお箸は、桐?の極太の菜箸、揚げるときは細い金属製の菜箸。
 (手で衣つけするのもやってみたけれど、結局これに落ち着いたそう)
・油はあまり大きいサイズではなく小さ目を買って鮮度を確保。油のブレンドはお好みで太白ごま油、茶色いごま油、菜種油などを。
・揚げるというのは、表面に膜をつくり、中身を、脱水しながら蒸す、という調理法。
 揚げあがりのイメージを持ちつつ(薄い衣でさっと揚げて中はとってもしっとり、とか、厚めの衣で中を割と乾く感じにする、とか・・)揚げる。

 

クラテッロ山下げ

達人による、レンコンと銀杏の天ぷら

なりゆき任せではなく、「こうしたい」という意志をもって作ると、フィードバックがあるのでどんどん上達していきますよね。
奥様も、「最近更に美味しくなってる」と絶賛されてました。

そんな達人が、「牡蠣も天ぷらにできますよ」と。
牡蠣をフライじゃなくて天ぷらに!
牡蠣フライって衣つけがえらく手間で、最近やっていません。
天ぷらならばその点は少しはまし。
今度やってみようかな、と思っています。

 



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