採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

夕顔を干してみた

2012-11-07 | +野菜系保存食

以前ご紹介したシチリアのへび瓜(夕顔の一種)、真夏を過ぎて涼しくなった頃から、予想外なことにまた元気を取り戻していくつか実をつけてくれました。
この瓜は、zucca serpente di Sicilia ズッカ・サーペンテ・ディ・シシリア、と、洋風の名前ではありますが、夕顔同様和風の料理にもとても会います。

柔らかくて味があまりないところは、苦味のない茄子、もしくは柔らかくてくせのない大根という風情です。
薄切りにして、和風出しで煮て卵とじ、というのもとてもグーでした。
こういう味の淡い野菜って好きです。

何にでも使えるけれど、意外と日保ちしないような気がします。
少なくとも、一旦切ってしまったら、さっさと使う方がよさそうです。
使うサイズにカットして、冷凍するといいそうなのですが、コロコロしたサイの目切りは結構嵩張ります。
カロリーも低そうだし、じゃんじゃん食べるかな・・・。



色々な料理にコツコツ使っていたそんなある日、冷蔵庫にちょっとだけヘビウリが残っていました。
その日のごはんはニラ餃子。

そうだ!これを入れてみよう!
大丈夫かしら?とちょっとドキドキしながらも、西洋おろしがねですり下ろして混ぜ込みます。

結果、出来上がった餃子は、全く違和感なし。
(水分がやや多めだったので、麩を粉にして混ぜ込んだ)
あっさりした野菜なので、餃子との相性もぴったり!

餃子って通常キャベツや白菜を入れると思います。
(私は白菜派)
考えてみたら、ヘビウリすりおろしは、刻んだ白菜に似ているかも(味が薄くてみずみずしいところ)。

白菜は、茹でて刻んで冷凍しておくと餃子作りがとても簡単です。
(以前大量に貰ったときにやってみた)

ヘビウリも、餃子用に保存しておこう!

 

夕顔すりおろし

ヘビウリをおろすとこんな感じ。
ワタ部分も、まだ種が柔らかかったのでまるごとおろしました。

とてもジューシーで、水分が滴る程です。
ぎゅっと絞ってしまってもいいけれど、野菜の栄養が勿体ないような・・・。 

夕顔すりおろし

という訳で干してみます。
(カンピョウもどき・・・?)
この摺り下ろしの量で、右に置いたくらいのものを丸々一本ちょいです。

左側のやや色がついたものは、冷蔵庫にあった使いかけのもの。最初は同じ色だったのですが、おろした途端みるみる色が変わりました。

朝から干し始め、よく乾くように時々混ぜ返してみました。 

夕顔すりおろし

夕方。
カサカサではなく、まだとてもしっとりしていますが、ぺたん、とかなり小さくなりました。
少し色はつきましたが食べる分には問題ないです。
 

夕顔すりおろし

ビニール袋に詰めてみました。
この大きなヘビウリが、たったこれだけに!

コンパクトになってすごく嬉しいです。
(冷凍庫きつきつなので) 


餃子がささっと作れるのも嬉しいです。
インド料理のコフタ、も作ってみたいな。
(すりおろしとヒヨコ豆粉を混ぜて揚げるもの。ベジタリアン用ミートボール)
使うのが楽しみ。 

コメント
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