結婚して随分経つ気がしますが、いまだにダンナサマとの食べものの嗜好の違いに驚くことがあります。
ある日。
私が剥いた梨をふたりで食べながら、
「梨ってさー、この芯のところの酸っぱいところが美味しいよね~」
と、ふとダンナサマの方を見ると、なんだか変な食べ方をしています。
端からぱくぱくと食べ進むのではなく、妙な持ち方をして、へぎへぎとこそげとるような囓り方。
Fujika 「え?何してるの?」
ダンナサマ 「だってこの芯のところって酸っぱいじゃん」
Fujika 「えええええ゛。うそー!? この中心部が酸っぱくて美味しいのに~。だから芯を取るときも、種のところだけ、すごーく小さく切り取っていたんだよ。」
ダンナサマ 「・・・・・。どうりで・・・」
あー、びっくりした。
梨の芯が嫌いだなんて、結婚×年目にして初めて知りました。
(もしかして梨の芯が好きなのは少数派なのだろうか?)
もっと早く言ってくれれば、芯のところ大きく切り取ってあげたのに。
そんな×年も我慢し続けなくっても・・・・。
フルーツの中でぶどうが一番好きというのも、ダンナサマが自分から言わないから、結婚1年目は一度も買ってあげなかったし・・・。
ダンナサマへ:
スーパーに一緒に行ったら、色々なものについて積極的に好みをアピールしてね。
「Fujikaちゃ~ん、ここにぶどうがあるよ」
では、好きなのかどうか分かりませんからね。
==話はかわって==============
夏野菜、特に山盛りのナスの消費に追われてふと気が付くと、じゃがいものことをすっかり忘れていました。
段ボールのそばを通るたびに、ああ、あるなー、あるなー、とは思っていたものの全然消費していないため一向に減る気配がありません(当たり前だ)。
そうだ、この前買った(あんまり美味しくない)イカ明太があるのだわ。
父がTVで見たお料理のなんちゃって版を作ろう。
■■ジャガイモとイカ塩辛(イカ明太)のおつまみ風
■材料
ジャガイモ 丸ごと蒸しておいたもの。
イカの塩辛(イカ明太)
バター
黒コショウ
■作り方
(1)茹でたジャガイモは、皮を剥いて半割にして、中央を少しくり抜く。
お皿に載せ、電子レンジで温めておく。
(茹でたものがない場合は、皮を剥いてサイの目に切って柔らかくなるまで茹でても短時間で済むので便利。
茹だったら水気を切ってココット型などに入れる)
(2)窪みの中にイカの塩辛少々を入れ、バター少々を乗せる。黒コショウをふる。
(3)オーブントースターで数分、塩辛に火が通るまで焼く。
初めに聞いたときは、ええー!?という驚きのレシピでしたが、以外や以外、何の違和感もなく美味しいのです。
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塩辛を窪みに入れ、バターを載せたところ。 バターが大量に見えますが、とても小さいじゃがいもなので本当はごく少量です。 1.5cm×1cm×2mmくらい。 |
考えてみたら、イカの黒作りをパスタにすることもあるし、ジャガイモと塩辛だってアリですよね。
少量ではありますが、バターが洋風っぽくなる決めてじゃないかなあ。
オリーブオイル、ニンニクオイル、バジルソース、などでもいいかもしれません。
サイの目に切ったジャガイモを茹でて(丸茹でより時間短縮になるし)、生のハーブをまぶしてココットに詰め、塩辛+バター(オイル)、というのも美味しそう。