杏は旬が短いのか、それともさほど売れないのか、スーパーに出回るのもごく短期間。
なので買いのがしてしまう年が多いです。
今年もなしかなーと思っていましたが、海の日(7/18)の頃に白樺山荘におじゃますることになりました。
シーズン最終盤とはいえ、まだあんずがあるかも!
わらびさんも、手作り干し杏研究中ということでゲットする気満々です。
結局、産直でややしっかりめ(青め)のもの、スーパーで完熟のものを(私にしては控えめに)買って来ました。
しっかり目のものは、実家にプレゼント。
父が一昨年からママレード作りに目覚めてきたので、柑橘以外の新ネタ提供です。
スーパーの完熟のものは、皮には鮮やかな赤が差して大きめで、一見綺麗なのですが、買ったあとでよく見ると少々弱り気味。
食べてみても味はぼんやり気味だし(加熱しても酸味が足りない)、えらいこと筋っぽいような・・・。
でもまあ、経験と勘となんちゃって精神で、なんとかジャムにしてみます。
■■あんずとパッションフルーツのジャム
■作り方
(1)杏は洗って半割にし、オーブンの低温(130度)で20分程度乾燥焼きする。
(焼く前に、ビタミンCを溶かしたお湯でさっと湯がくと、色が鮮やかになるかも)
焼き上がりは、柔らかく火が通りつつも煮崩れておらず、乾燥して少し縮んでいる状態。
こうやって少し乾燥させておくと、後の煮詰め時間も短くて済みます。
(2)加熱された杏の皮をぺろりと剥く。
(完熟だったせいかとても簡単に剥けました)
これを裏漉しする。
(3)パッションフルーツは粗いザルで裏漉しして種を取り除き、ピュレを杏と混ぜる。
(裏漉しして残った杏の皮とスジとパッションフルーツの種は、ヨーグルトに混ぜて食べちゃいました。食物繊維だし)
(4)ピュレに蜂蜜、砂糖を適宜加え、煮詰める。
アンズのピュレは煮立たせるととても熱い雫が飛んできてやけどしがちなので要注意。
ほどよく煮詰まったところで瓶詰め。
アンズと蜂蜜ってあう気がするので、今回は果糖よりも蜂蜜を多めに使ってみました(棚の整理のために早いとこ使ってしまいたかったとか、そういう下心も・・・・)。
そうしたら、アンズ+蜂蜜のパンチ力にパッションフルーツがやや負け気味かも・・・。
この前の枇杷とパッションフルーツのジャムの方がパッションフルーツ風味が強かったかな・・・。
あ、でも使っている量も、前回の方が多かったのだわ。
前回は種抜きで2瓶分、今回は種ありで2瓶分。
種って結構かさばるので、半量くらいになるかも。
食料庫の蜂蜜、好きでつい、色々コレクションしてしまうのですが、さすがに多すぎるような気もしてきました。
お菓子に使うかな・・・。
暑くて何もかも億劫だけれど、何かやってみよう。