土曜日半日と日曜日ほぼ丸1日は、ダンナサマと二人で片付けをがんばりました。
(今週末、お友達が来るのです)
日曜の夕方、精も根も尽き果てて、はたと家を見回してみれば、「どの辺を片付けたんだっけ?」というくらいの感じ。
(いや、片付ける前に比べればそれなりにマシにはなっているのです。金曜の時点では、何かテロによる爆発でもあったかのような状態でした(テロリストは私))
普通のお家では、このくらいが年末大掃除のスタート地点のような気がしますが、私達の実力では、これより上を目指すなんて・・かなり・・・難しいかも・・・。
今週は、何もせず、息を止めて暮らさないと。
せめてこの状態を維持しなくては・・・・。
片付けをしつつも、ちょびちょび加工もしています。
最近の製作はこんな感じです。
・ゆずピール(巻き柿の芯用。1バッチ目は完了。2バッチ目が鍋の中)
・レモンピール(リモンチェッロの残りの白いところで作成。シロップの糖度をあげているところ)
・リモンチェッロ(しばらく前、レモンの皮をスピリタスに漬け込み。シロップと合わせるのは、来年かな?)
・タルトタタン(目から鱗の手抜き技を発明(?)。後日記事にしますね)
干し柿が概ね片づいてしまったので、干し芋も作り始めたいのだけれど、散らかるから止めた方がいいかしらん・・・。
でも、干し芋は、干し柿よりは道具も少ないし、やっぱり作り始めちゃおうかな。
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先週末(12/4,5)と、お友達ご夫妻と一緒に鳥取に出かけてきました。
鹿野町という旧城下町を散歩していると、とある雑貨屋さんに変わったものが。
どうやら和菓子のようです。
見た目では全く味の想像がつかず、お店の人に聞いても要領を得ない返答。
まあいいか、と私はスルーしてしまったのですが、わらびさんがもうちょっと話の分かる店員さんをつかまえて質問し、ひとつ買ってみて下さいました。
それがこちら。 | |
原材料は、砂糖、水、香料(ハッカ)、寒梅粉、でんぷん。 |
(1個わらびさんに頂いてしまいました)
少し千切って食べてみると、これはびっくり、すーっとするハッカ味。
甘さもあるのですが、薄荷の香りで、とてもすっきりした味わいです。
お餅なのに薄荷味・・・すごく不思議ですが、食べてみると全く違和感は感じませんでした。
薄荷のさわやかさで、後をひく味わいです。
食感は、「すあま」にやや似ているかな。くにょっとした生八つ橋とはだいぶ違う気がしました。
あまり粘りけのない、しなやかでしこっとした感じで、微かにシャリシャリした感じがあります。
シャリシャリしているのは、お砂糖が溶け残っているのかな、と思いましたが、材料を見ると寒梅粉とあるので、もしかしたらこちらかもしれません。
寒梅粉とは、もち米を蒸してお餅にし、それを伸ばして色が付かない程度に焼き、粉に砕いてふるったものです(要するに(塩味と焦げ目のない)おせんべいの粉、ですね)。
生八つ橋は、(基本的には)白玉粉と上新粉使用のお菓子のようです。
寒梅粉と白玉粉は同じもち米が材料だけれど、随分と違う食感のお菓子になるものです。
とても珍しい「かんぴょう」、また食べたいです。
鳥取は遠いので、自分で作ってみたいものですが、さすがにレシピは検索されません(というか商品自体も検索されません)。
鳥取ローカルなのか、それともこのお菓子屋さんオリジナルなのか。
寒梅粉使用の類似のもち菓子を探してみようかと思います。