採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

安納芋のかたち

2010-12-01 | +サツマイモ

今年は安納芋を結構沢山育てました。
とある畝は、雑草堆肥を沢山埋め込んだせいか、とても収量が多かったです。
記念に写真を撮ろう、とよくよく見てみると、株によってずいぶんと形が違うことに気づきました。

 
2010/10/27収穫安納芋

(1)
こちらはまん丸っこい形のお芋です。
数はそれほど多くありません。

2010/10/27収穫安納芋

(2)
これは、丸っこくはなくて長めです。ロースハムのような、太くて(中程がふくれずに)、寸詰まりっぽい形状です。

2010/10/27収穫安納芋

(3)
こちらは、両端がなだらかにすぼまった紡錘形。
ツルの側がほっそりし、根の先端側はしもぶくれになる傾向があるようです。

2010/10/27収穫安納芋

(4)
これは、紡錘形ともやや違って、中程がややふくれた樽型。

2010/10/27収穫安納芋

(5)
これは一番沢山ついていた株です。なんと一株から7.6キロの収穫(箱含)でした。
形は、下ぶくれの、ねずみ(?)みたいな形。

2010/10/27収穫安納芋

こちらは論外の品。
夏に草刈りをしていてついうっかりツル先端を切断してしまいました。勿体ないので適当にこの畝の端っこに挿しておいたのです。右のツルなんて、収穫ゼロ個。

でも、左のものは、丁度丸干し芋にいいサイズ。巨大芋より嬉しかったりします。
来年はもっと沢山やろうかしらん・・・。



同じ畝で、条件もほとんど同じ程度だと思うのですが、ずいぶんと違います。
環境要因も多少はあるでしょうけれど、やっぱり、遺伝子、じゃないかしら?

自分で育苗するのであれば、(1)丸っこいタイプは避けるだろうなあ・・・。
出来れば、小ぶりの芋が沢山つくもの、そしてロースハム型というのかな、中央があまりふくれず、両端が寸詰まりになる形のものが好みです。


こうやって色々考えたりすると、産直でもお芋の形が気になってきます。

先日みかけた「みずほの村」のある生産者さんのベニアズマは、ソーセージのようにすんなりと太さが概ね一定の形状で、しかも、どの袋のどのお芋も太さ・長さが概ね揃っていて驚く程でした。太さが一定だと、箱詰めするのも便利だし、天ぷらなどにするにも同じ大きさのものが作れますよね。

大量に育てている農家は、同じレベルのお芋も沢山出来るのかな、とも思いましたが、別の生産者さんのを見ると、それほどは揃っていないようです。
おそらく、長年かけて自分で育苗しながら、好みの形のお芋を選抜していったのではないかと思います。

すごいなあ・・・。

コメント (2)
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