時間をかけて作ったオレンジコンフィ、1枚びんに入らなかったのでした。そこでこのまるい形を生かした素敵なお菓子に!とひらめいてしまったのでした。
というか、前々からマジパンが手に入ったら作ろうかな、と思っていたものなのですが。「パン・ド・ジェーヌ・アルマニャック」と本(おそらく『人気のケーキ―一流シェフが手ほどきする(別冊家庭画報)』(世界文化社,1996)だと思われます)には書いてありますが、今回はアルマニャックでなくコアントローで。
■パン・ド・ジェーヌ・コアントロー
■材料(底径12cm、口径17cmのマンケ型1つ)
オレンジコンフィ 1枚
(またはプルーン3個、アルマニャック30cc)
ローマジパン 150g (ない場合はアーモンド粉100g、砂糖50g)
粉砂糖 33g
卵 130g
薄力粉 13g
コーンスターチ 13g
溶かしバター 43g
オレンジコンフィのシロップとコアントローを混ぜたもの、又はそれに近いもの 適量
■作り方
1)型の底面にあわせてオーブンペーパーを切る。側面と底面の端っこにはバターを塗り、粉をはたいておく。型の底に紙を敷き、オレンジコンフィを真ん中に置く(又はアルマニャックに漬けた半割りプルーンを放射状に並べる)。
型は冷やしておく。
2)ボウルにローマジパン、粉砂糖、卵の3分の1を入れ、むらなく混ぜる。私はバー状ミキサーを使いました。
3)さらに残りの卵をまぜ、泡がリボン状に積み重なるくらい、とろり、ふんわりとするまで泡立てる。 私は途中で泡だて器に持ち替えてあわ立てました。
4)薄力粉とコーンスターチをあわせてふるったものを一度に加え、木べらでさっくりと混ぜる。
5)溶かしバターを加え、つやが出るまでしっかりと混ぜ合わせる。
6)型に流しいれ、台の上に落下させて大きな気泡がないようにする。160度のオーブンで35~40分焼く。比較的小さい型だが焼き時間は意外とかかる。
7)濃い目の茶色い焼き色がつき、表面に大きめのしわがよる。生地が縮んで型のふちから少しすきまができるくらいになる。多少焼き色が強く表面が固くても、あとでお酒を染ませるので大丈夫。
8)熱いうちにケーキクーラーの上にひっくり返し、型からはずす。すぐにお酒を表面全体に塗る。
9)本では完全にさめてから表面に煮詰めたアプリコットジャムを塗っていましたが私はしませんでした。
■食べごろ
常温で。二日目がおいしい。保存は1週間以内。
なるほどなるほど。
確かに小さい型なのに意外と焼き時間がかかるのでした。
火力の強いうちのオーブンでこんなに長く焼くなんて。不安になりつつ見守っていました。
何とか無事焼けたようです。
わくわくしながら型をひっくり返してみました。ぱか、と綺麗に外れたのはいいのだけれど、あまりにこんがり焼けていて、オレンジコンフィが全然目立ちません。
・・・そうかー、そうなるかー、そうだよなー・・・、と納得。茶色ベースのオレンジ色ですものね。はあ。本ではプルーンが乗っていて、素敵なアクセントだったのになあ。
焼き上がり、熱いうちにお酒を塗ります。
今回はコンフィの液体を全て瓶詰めしてしまったので、オレンジピール(昔買った市販品)をコアントローに浸しておいた液体部分を使いました。
シロップを塗ってもやっぱりオレンジは目立ちませんね。
ラップに包んで寒いところにおいておきました。翌日以降が食べ頃とのことだけれど、何故か翌々日に。
食べてみると、とってもしっとり!
まるで自分のお菓子の腕前が上がった気分になってしまいます。でも本当のところはマジパンのおかげだと思います(その証拠に、翌日作ったチーズケーキはなぜかプリンに)。
これはとてもおいしいケーキでした。しっとりしているのに油っぽくないし、あとでお腹にもたれたりしないのです。ほのかに生地に使ったマジパンの香りがするものの、外に塗ったコアントローシロップのせいか、上に載せたオレンジコンフィのせいか、オレンジ系の香りの方が卓越している気がしました。とすると、生地内部にもオレンジの皮すりおろしや、オレンジピールの極みじん切りなどで香り付けしてもいいような気がしました。でも、シンプルな方がいいかなあ。
これはまた作ろう!
コンフィのびんを開けるのは勿体無いので(一体何のためにつくったんだか)、次は種無し柚子のはちみつ漬けを上にのせてみようかな。
(でも1回目うまくいったお菓子の場合、次回は失敗する予感が・・・)
というか、前々からマジパンが手に入ったら作ろうかな、と思っていたものなのですが。「パン・ド・ジェーヌ・アルマニャック」と本(おそらく『人気のケーキ―一流シェフが手ほどきする(別冊家庭画報)』(世界文化社,1996)だと思われます)には書いてありますが、今回はアルマニャックでなくコアントローで。
■パン・ド・ジェーヌ・コアントロー
■材料(底径12cm、口径17cmのマンケ型1つ)
オレンジコンフィ 1枚
(またはプルーン3個、アルマニャック30cc)
ローマジパン 150g (ない場合はアーモンド粉100g、砂糖50g)
粉砂糖 33g
卵 130g
薄力粉 13g
コーンスターチ 13g
溶かしバター 43g
オレンジコンフィのシロップとコアントローを混ぜたもの、又はそれに近いもの 適量
■作り方
1)型の底面にあわせてオーブンペーパーを切る。側面と底面の端っこにはバターを塗り、粉をはたいておく。型の底に紙を敷き、オレンジコンフィを真ん中に置く(又はアルマニャックに漬けた半割りプルーンを放射状に並べる)。
型は冷やしておく。
2)ボウルにローマジパン、粉砂糖、卵の3分の1を入れ、むらなく混ぜる。私はバー状ミキサーを使いました。
3)さらに残りの卵をまぜ、泡がリボン状に積み重なるくらい、とろり、ふんわりとするまで泡立てる。 私は途中で泡だて器に持ち替えてあわ立てました。
4)薄力粉とコーンスターチをあわせてふるったものを一度に加え、木べらでさっくりと混ぜる。
5)溶かしバターを加え、つやが出るまでしっかりと混ぜ合わせる。
6)型に流しいれ、台の上に落下させて大きな気泡がないようにする。160度のオーブンで35~40分焼く。比較的小さい型だが焼き時間は意外とかかる。
7)濃い目の茶色い焼き色がつき、表面に大きめのしわがよる。生地が縮んで型のふちから少しすきまができるくらいになる。多少焼き色が強く表面が固くても、あとでお酒を染ませるので大丈夫。
8)熱いうちにケーキクーラーの上にひっくり返し、型からはずす。すぐにお酒を表面全体に塗る。
9)本では完全にさめてから表面に煮詰めたアプリコットジャムを塗っていましたが私はしませんでした。
■食べごろ
常温で。二日目がおいしい。保存は1週間以内。
なるほどなるほど。
確かに小さい型なのに意外と焼き時間がかかるのでした。
火力の強いうちのオーブンでこんなに長く焼くなんて。不安になりつつ見守っていました。
何とか無事焼けたようです。
わくわくしながら型をひっくり返してみました。ぱか、と綺麗に外れたのはいいのだけれど、あまりにこんがり焼けていて、オレンジコンフィが全然目立ちません。
・・・そうかー、そうなるかー、そうだよなー・・・、と納得。茶色ベースのオレンジ色ですものね。はあ。本ではプルーンが乗っていて、素敵なアクセントだったのになあ。
焼き上がり、熱いうちにお酒を塗ります。
今回はコンフィの液体を全て瓶詰めしてしまったので、オレンジピール(昔買った市販品)をコアントローに浸しておいた液体部分を使いました。
2007/2/23作成 パン・ド・ジェーヌ
シロップを塗ってもやっぱりオレンジは目立ちませんね。
ラップに包んで寒いところにおいておきました。翌日以降が食べ頃とのことだけれど、何故か翌々日に。
断面はこんな感じ
食べてみると、とってもしっとり!
まるで自分のお菓子の腕前が上がった気分になってしまいます。でも本当のところはマジパンのおかげだと思います(その証拠に、翌日作ったチーズケーキはなぜかプリンに)。
これはとてもおいしいケーキでした。しっとりしているのに油っぽくないし、あとでお腹にもたれたりしないのです。ほのかに生地に使ったマジパンの香りがするものの、外に塗ったコアントローシロップのせいか、上に載せたオレンジコンフィのせいか、オレンジ系の香りの方が卓越している気がしました。とすると、生地内部にもオレンジの皮すりおろしや、オレンジピールの極みじん切りなどで香り付けしてもいいような気がしました。でも、シンプルな方がいいかなあ。
これはまた作ろう!
コンフィのびんを開けるのは勿体無いので(一体何のためにつくったんだか)、次は種無し柚子のはちみつ漬けを上にのせてみようかな。
(でも1回目うまくいったお菓子の場合、次回は失敗する予感が・・・)