ベトナムの子どもたちに奨学金を――FUJI教育基金

ベトナム南部・北部の中学・高校生、大学生に奨学金を贈って勉学の支援をしています。

東日本 大震災:宮城県・亘理町の被災者に、元ベトナム留学生が温かいフォーで支援

2011-04-17 | 東日本大震災への支援

  宮城県亘理郡亘理町は、宮城県の南部、仙台市から南に約20キロ、福島県相馬市から北に約20キロのところにあって、太平洋に面した町です。阿武隈川が、町の西側から北側を流れて太平洋に注ぎ込む、河口にあります。

 常磐線・亘理駅は海岸から東に6キロほど、町役場は駅の東側にあります。
 3月11日の東日本大震災で、亘理町も大きな被害を受け、多くの被災者が不自由な生活を余儀なくされています。
(被害の状況は、http://shi.na.coocan.jp/tohokukantodaijisin-1.html に詳しく出ています。 )
 先週、元ベトナム留学生たち6人が亘理町の被災者にフォーの炊き出しをしてきました。
 1000食分のフォーを東京で仕込み、車に、麺や牛肉、鶏肉、スープ200リットルなどを積んで前日の夜中に出発し、14日に現地で炊き出しを行い、深夜に現地を出発して帰ってきました。
 フォーを食べたのは初めてという方もおられましたが、大勢の方々に召し上がっていただきました。
 また、避難所でボランティアをしている方にも食べていただきました。ボランティアの方もふだんはおにぎりと缶詰の食事なので、温かいものを食べられたと喜んでいただいたそうです。
 以下、現地に行った、FUJI教育基金代表・ルーンさんからの報告です:
_______________________________
 4月14日、亘理町の亘理高等学校と亘理中学校で行ったフォー炊き出しの写真の一部
を紹介します。
 これは日本に留学していた元ベトナム留学生が呼びかけて寄付金を集め、留学のときから大変お世話になった日本人、日本国に対しての恩返しの気持ちを込めた活動の一環です。
 元ベトナム留学生のみならず、その家族や友人(ベトナムや海外に住んでいる人たち)もこの活動を知り、浄財をよこしてくれたのです。
 これからも何回か炊き出しをするつもりです。それでもなお寄付金が残るようでしたら、できることなら現金を直接避難者の方々に差し上げたいと思っています。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。