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ストライクウィッチーズ 片翼の魔女たち (1) (角川コミックス・エース 359-1) 価格:¥ 609(税込) 発売日:2012-01-23 |
『スト魔』のカテゴリ更新するのは実に久しぶり。
つーわけで買ってきました。ファンにはお馴染み、リーネの姉であるウィルマが主役のスピンオフ作品。面白かったです。
このウィルマはキャラクター原案のフミカネさんのHPで一番最初から紹介されているウィッチなので、見たことある方は多いんじゃないでしょーか。そうだよ、こいつが年増好きでオッサンと結婚するビッチ姉だよ!←
って、そういえば、京極しんさんによるコミカライズ作品でも、チラッとゲスト出演してましたねこの人。僕は勝手にイメージを膨らませていまして、階級がリーネより下ってあたりで、あまり優秀ではない、どちらかというと宮藤に出会う前のリーネみたいなキャラを想像していたんですが、京極さんの漫画ではお茶目な姉として、この『片翼の魔女たち』では明朗快活な人柄で周囲を引っ張る好人物として描かれております。501でいうとシャーリーに近いイメージ。おっぱい的な意味でも。
ちなみに今作は、作中の時系列的には501が結成されてから宮藤が就任するまでの間の話なので、アニメ一期の第二話よりも過去の話ということになるわけですが、帯に踊る「エースだけが魔女じゃない」というコピーがそのまま作品のテーマになっているようです。巻末に寄せられた鈴木さんのメッセージも同じ内容なので、これについては疑いようがないでしょう。
振り返ってみると、本編である501のエピソードはもちろんのこと、アフリカ戦線を描いたエピソードもマルセイユが中心になっているわけで、彼女たちのようないわゆる〝エース〟に焦点を当てないエピソードというのは、世界観の掘り下げとしては面白い方向性だよなと。どうでもいい話、この手の「天才ではないキャラが活躍する」例としてよく名前の挙がる『ダイの大冒険』のポップは充分に天才ですよね……。世知辛い……。
と、話を戻して『片翼の魔女』ですが、個人的にはアメリーの再登場が嬉しかったり。
ドラマCDなどでペリ犬に憧れている稀有なキャラとして描かれていたアメリーさんですが、相変わらずのペリ犬信者ぶりを発揮していました。いや、時系列的には一期より前の話なので、相変わらずのというと少し違う気がしますけど、とにかくそんな感じで。
で、作者であるしのづかあつとさんは、18才未満お断りの漫画なども描かれてる春画系の漫画家さんということもあり、巻頭カラーから惜しげもなく乳! 尻! が披露されていますが、なんつうかボーン! バーン! って描かれちゃうと少しありがたみが減るというか、あまりエロさを感じないんだよなあ。なので、今作はむしろズボン(NOTパンツ)姿のほうがエロく感じるという箇所が多々ありまして、その中でも僕はアメリーの射撃姿勢がイチオシです。
いえーい! よくやってくれた! ウィルマお姉ちゃん!
そんな感じで、1巻は「おっぱい、それとウィルマお姉ちゃんのお悩み相談室」というような様相を呈していましたが、実家からライフルが送られてきたりとウィルマ本人の悩み(?)もチラつかせていたのでそのへんは2巻に期待しますということで一つ。
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