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【ゲーム】春イベレポ・その1

2014-08-10 | ゲーム

[艦隊これくしょん~艦これ~]
http://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html


 夏イベント『AL、MI二方面作戦』開始!

 クソゲーしね!(挨拶)

 っつーわけで、夏イベが始まったわけですが、とりあえず土日かけてE1とE2をクリアしました。
 皆さんもそうだったと思いますけど、僕も金曜日はまったくログインすることができなかったので、諦めて『六畳間の侵略者』を読んだりしてました。←?

 そして実際に出撃してみたイベント海域は……、いや、うん、まあ、第一声がすべてです。
 なんというか、いくらなんでもこれは意地が悪すぎるだろうというのが個人的な感想ですね。





 僕はご覧の艦隊でE1、E2ともゲージ破壊まで通しましたが、ここに至るまでの資材の消費が酷いです。バケツ130個って……。
 この2マップ、ボス自体は全く問題にならないくらい弱いんですが、とにかくボスまでの道中が辛く、艦娘が大破しまくるんですよ。
 それによって燃料の消費が著しく増加し、少しでも突破率を上げるために毎回支援艦隊を出すため弾薬もゴリゴリ減っていきます。
 ちなみに装備は以下の通りです。

足柄:2号、2号、夜偵、照明弾
那智:3号、3号、零偵、三式弾
山城:46、46、零偵、三式弾
木曾:32電、32電、甲標的
飛鷹:烈風、烈風改、彗星(江草)、彩雲
準鷹:烈風、烈風、天山(友永)、彩雲


 戦況は、テキストに残して置いた記録をそのままコピペしますが、

E1

01  2戦目撤退(足柄、那智)
02  3戦目撤退(山城)
03  1戦目撤退(飛鷹)
04  2戦目撤退(飛鷹)

05  ボス到達S
06  2戦目撤退(足柄)
07  2戦目撤退(足柄)

08  ボス到達S
09  ボス到達S

10  1戦目撤退(飛鷹)
11  2戦目撤退(飛鷹)

12  ボス到達S
13  ボス到達S

14  3戦目撤退(木曾)
15  3戦目撤退(準鷹)
16  3戦目撤退(那智)
17  2戦目撤退(準鷹)

18  ボス到達A(旗艦のみ残)
19  ボス撃破



E2

01  ボス到達A(旗艦削り)
02  2戦目撤退(足柄)
03  ボス手前から逸れる
04  ボス手前から逸れる

05  ボス到達S
06  ボス到達S

07  3戦目撤退(準鷹)
08  2戦目撤退(山城)
09  3戦目撤退(足柄)

10  ボス到達S
11  3戦目撤退(準鷹)
12  ボス到達S
13  1戦目撤退(飛鷹、準鷹)
14  3戦目撤退(山城)
15  3戦目撤退
16  1戦目撤退
17  1戦目撤退

18  ボス到達S
19  3戦目撤退(那智)
20  ボス撃破

 ……酷いとしか言いようがないデース……(ノ∀`)

 どうしてこんなことになったかと言えば答えは簡単で、E1、E2とも【道中の全てのマス】に【高確率で艦娘を大破させる要因】があるからに他なりません。
 潜水艦の雷撃が当たれば大破。
 制空権を奪っても敵の艦載機が強力なうえ、こちらの火力不足で中破まで追い込めないため、空母に攻撃されると高確率で被弾。
 夜戦では夜戦専用の装備を使わないと連撃で大破(索敵値の調整のために夜戦装備を装備できない可能性もある)。
 プレイヤーは三つの運ゲーに勝利し、そのうえで要求される索敵値を満たし、ボスを6~7回撃破しなければいけないわけです。

 もうね、こんな分の悪い運ゲーやってられるかっつー感じですよ(´д`)

 まあそれでも全力でかかればもう少し楽だったのかもしれませんけど、AL作戦で出撃した艦娘はMI作戦以降は支援艦隊にすら使えなくなる、という縛りが凶悪すぎます。
 使える空母の数が限られている以上、軽空母(しかも千歳、千代田は支援艦隊で使いたいので消去法でその他の軽空母になる)を運用するしかなく、その軽空母はレベル99でキラ付けを施しても、狙われたらアッサリ大破してしまうっていうのがタマりません。
 敵の強さが上がれば上がるほど、正規空母ですら役立たずになっているのが『艦これ』の現状なのに、通常海域より遥かに難易度の高いイベントで軽空母を使わせるっていうのはスゴすぎます。性格が悪すぎて笑えてくるレベル。

 そして、春イベントでプレイヤーにとって唯一の救いだった索敵値でルートが決定されるシステムが、今回は完全に癌になりました
 んー、なんでしょうね。こればっかりは、ゲームのバランスを取ってる人が、ホントにセンスないんだな、としか。
 ぶっちゃけ、『艦これ』で一番厄介なのって羅針盤じゃないですか。秋イベントのE-4、E-5は言うまでもなく、通常海域の2-4や3-4、他にも4-3や4-4、5-1などを攻略するときには誰しも羅針盤に苦しめられたと思います。
 で、なんでこれがイラつくかっていうと、羅針盤は完全に運任せだからなんですよね。2-2で空母系を入れると高確率でボスに向かう、というような抜け道が用意されている場合はべつですけど、本当に完全ランダムでボスから逸れたりするのは、もはやゲームではありませんので。
 だからこそ、春イベント前から実装された索敵値システムは有用でした。「火力ばかりを重視した装備にするのではなく、ある程度火力を削り、索敵値を上げることでルートを決定しやすくする」というのは、ゲーム性を高め、プレイヤー側に選択権を渡す良いシステムだと思っていたんですよ。

 ところが。

 先行攻略者が調べてくれた情報によれば、今回のE-1やE-2は、「ボスに向かうためには、要求される索敵値を満たしていなければならない」うえに、「電探や彩雲を複数積み、主砲を積んでいない艦娘があるような状態にしなければ、要求される索敵値を満たせない」という、とんでもないバランスにしてしまいました。これは、明らかに調整失敗です。
 繰り返しになりますが、索敵値によってルートが決定されるシステムは、

・羅針盤をランダムのまま運任せにする代わりに、火力を重視して到達したときの撃破率を上げる
・火力を落として索敵値を重視し、ボスに到達したあとの試行回数で勝負する


 この二択をプレイヤーに選ばせるという部分に価値がありました。
 ですけど、そもそも索敵値を満たさないと100%ボスには到達できない。
 しかもその索敵値というのは、不自然に索敵を重視した装備を満載にしなければ満たせない。
 これではプレイヤーから選択権を奪っただけの、不自由な縛りに過ぎません

 過去のイベントの話になりますが、秋イベントのE-5がE-4よりも支持されていたのは、

・火力重視の戦艦多めの編成だが、ボスの直前で逸れる可能性がある
・道中を凌げれば確実にボスに到達するが、火力に不安があるためボス撃破の確率が下がる


 この二択をプレイヤーに委ねていたからなんですよね。

 どんなに不自由な選択であっても、自分の意志で選択肢を選べるのであれば、ゲーマーはモチベーションを保てるものなのです。
 その逆も然りで、選択権のない縛りプレイというのは、プレイヤーに苦痛しか与えません。
 正直、僕は今からでもイベント海域の索敵値の数値を見直すべきだと思ってます
 E-2の上ルートを通るとき、一隻に電探満載とか、下ルートを通るとき、一隻の駆逐艦は電探しか積めなくて主砲すら持ってないとか、こんなのどう考えてもおかしいでしょう。
 このへんは、春イベントで空母が烈風を運ぶ箱になっていたように、制空権のシステムにも同じことが言えますね。
 どんなにお荷物でも、制空権を奪わないと話にならない(&敵の制空権がありえないほど高く設定されている)ことによって、装備のバリエーションが完全に縛られてしまうというのは、本当にくだらないと思っていました。

 いやあ、『艦これ』の開発スタッフはどうも極端すぎるというか、0か1でしかルールを設定できないのが本当にセンスがないですわ。
 ぶっちゃけ索敵値の数値に関しては、満たしていれば100%ボス到達で、満たしていない場合でもランダム(数値が要求に近ければ近いほど到達率が上がる)にすりゃそれで済む問題なんですけどね。
 制空権だって、空母の攻撃力が大したことないうえ、相手はこっちが制空権確保していてもガンガン大破させてくるんですから、二隻の正規空母が烈風を合計4つ積んでいたらほぼ確保できる、くらいの数値でちょうどいいと思いますよ。はあ。

 結論としては、E-1とE-2は本当につまらなかったですっつーことで一つ。
 もう二度と出撃しようとは思いませんし、出撃不可能になった艦娘は装備外して一ヶ月間のお別れですね。
 E-3以降はこういう理不尽な設計になっていないといいんだけどなあ。
 単純に難易度が高いだけならやりがいに繋がりますが、理不尽なのは面白くねーです。


※現時点の出撃不能艦娘※

戦艦:山城
重巡:那智、足柄
軽空:準鷹、飛鷹
雷巡:木曾
駆逐:雷、電(別ルートの偵察に使った)