化学系エンジニアの独り言

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ワールドカップ

2006-06-13 | スポーツ
それにしても昨夜は惜しい試合でした。こういうのを勝てる試合を落としたというのでしょう。逆に見ればヒディング監督は自らの作戦通りの勝利で、してやったりという気分でしょう。でもまだまだ分かりません。ブラジル以外の3チームが1勝2敗で並ぶこともありえます。WBCの時のように、可能性はまだまだ残っているのですから。

たかがサッカーという1種の競技なのにワールドカップは何故これだけ世界中の人が盛り上がるのでしょうか?カーリング娘やイナバイアーも無いのにオリンピックより盛り上がるのはなぜでしょうか?

オリンピックではアメリカや中国という大国がいて、国が主体として強化を図りメダルの数を競っている。国威発揚というやつですか。そうなると個々の競技は全体の中に埋没してしまう。この大国がいるということと、国が強化しているということがオリンピックをつまらなくしている原因でしょう。

しかしワールドカップでは間違ってもアメリカは優勝し無い。中国にいたっては本大会に出場すら出来ない。国際政治の世界でのスーパーパワーが通じないところがワールドカップの愉快なところでしょう。

ところで、アメリカや中国が蚊帳の外という意味では、京都議定書も同じです。こちらはロシアというエネルギー界の大国が参加してはいますが。
でもワールドカップと違って京都議定書にはアメリカも中国も参加しないと、実効が上がらないのは言うまでもありません。

ついでながら、ぜんぜん話は違いますがどうしてオリンピックとパラリンピックは同時に開催しないのでしょうか?
同じ会場を使って同じ競技をするのだから、健常者と障害者の試合を同時開催すればお互いの競技者が刺激し合えるし、見ているほうも面白い。開催期間が長くなるという意見もあろうが、今だって開会式に出た競技の人は閉会式を待たずに帰国するし、閉会式にでている競技の人は途中から会場入りしています。開催期間が3週間くらいになってもどうということは無いと思うのだが。絶対同時開催のほうが盛り上がります。