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化学系エンジニアの独り言

時の話題や記事の備忘録

コンチネンタル航空

2009-02-01 | 社会
コンチネンタル航空からメールが届きました。現在加盟しているスカイチームを2009年10月に辞めて、スターアライアンスに加盟するということです。近年はまったくコンチは利用しなくなったが、マイレージは韓国やグアムにいけるくらい残っています。ヒューストンに行く仕事があったときに溜まったものです。コンチのすごいところはマイレージに期限がないところです。ほんとびっくりです。そういえば昨年ノースウェストに乗ったときにマイレージがついた。これがスカイチームということらしい。ほかにはデルタもスカイチームに入っているそうです。コンチ、ノースウェストとデルタを網羅すれば、アメリカ国内のほとんどの路線をカバーしているんでしょうね。

マイレージはほかにANAのものに加入している。最も最近はANAにも乗ることが少なくなった。もっと安い航空会社がありますから。それでも年に1万マイルくらいは溜まるので、景品と交換するようにしています。残念ながらコンチのマイレージプログラムにはこの景品に交換という選択がありません。アメリカ在住だと雑誌を講読できたり、劇場のチケット、スポーツ試合のチケットと交換できるようですが。日本に住んでいては特典航空券に変えるしかありません。グアムや韓国にはいったことがないので、行ってみたいのですが、ひとりでいってもなあとほったらかしにしています。

スターアライアンスに加盟したら、コンチのマイルでANAの景品がもらえるようになるといいのですが、それは無理というものでしょうかね。

ラーメン共和国

2009-01-02 | 社会
激動、激変の2008年が終わり、2009年が始まりました。経済情勢は今年も2008年の経済金融危機の続きになるのでしょう。でも、一個人としてはどうにもなりません。とりあえず、子供の学費などは利率の低い今は教育ローンを借りて乗り切るしかありません。5年先には回復してほしいもんです。

新年はじめの話題にふさわしいかどうか分かりませんが、久しぶりにうまいラーメンを食べました。場所はラーメン共和国の大心というお店です。ラーメン共和国とはさっぽろ駅そばのビルに数件のお店が入っている場所です。詳しく走りませんが、2-3年で中のお店を変える方針のようです。

食べたのは熟成辛い味噌ラーメン。濃厚なスープですが、くどくなくてうまかった。辛さも程よい感じです。麺はさっぽろラーメン特有のふと麺でした。

考えてみればラーメンはとても歴史があり身近な食べ物ですが、いまだにいろいろと進化しているのですね。他の食べ物と違って全国的なチェーン店がラーメン屋さんに無いのはなぜでしょうか。きっと、店主ひとりひとりが自分の味を追及しているからなのではないでしょうか。チェーン店にしてしまうとその味の追求が出来ないんでしょうね。

おいしいものを食べると幸福になれる、というのはフランスの格言だったでしょうか。とにかく今年は良いとしにしたいもんです。

2008年という年

2008-12-27 | 社会
まさに激動だった2008年が終わろうとしています。一体どんなことがあったのか思い出そうとしても、下期以降の金融危機、経済危機のことで頭が一杯で、他にどんな出来事があったのか思い出せません。
これは単なる老化現象に過ぎないのでしょうか。

個人的に1年を振り返って見ます。
○○の練習を45回した。週一回に少し足りないペースです。この程度で体を鍛える面でも上達という面でも足りないですね。せめて週に1.5回くらいにはペースを上げないと。来年は100回を目標にしましょう。

今年読んだ本で印象に残ったもの
イスラム、繁栄の弧のゆくえ:イスラム諸国の近代化(何を持って近代化というかは議論の余地はあるが)についてかかれている。原油価格が147ドルなんてときがあったのがうそのようですが、夏ころに読んだのでイスラム諸国(産油国ですが)の勢いを感じました。でも、この原油価格の急落で繁栄の持続に黄色信号です。

ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座:一挙に3つの宗教について学んでしまえるかと思って読みました。ある程度は分かりました。特にこの3つの宗教の関連というか順番を理解するにはいい本です。石油を理解するにはイスラムは避けて通れない、と誰かが行っていたのを思い出して買い求めたものです。前著の世界宗教講座を来年は読んでみよう。

プロ野球の一流たち;面白くて一気に読んだ。でも、具体的に何がかいてあったのか頭の中に残っていない。お酒飲んで夜読むからか。二宮清純さんは好きな人なので本屋でタイトルを見つけて買ったもの。また来年読み返そう。

パンツの面目・ふんどしの沽券;ずいぶんと変わった内容の本なのだが、いたってまじめなものです。ロシアのことが少し分かったような。でも、少々自分の趣味には合わないかな。

シモネッタのデカメロン;これは本当に面白かった。人生一度きりしかないのでそれを楽しむというイタリア人のように、生きて生きたいものです。

偽善エコロジー;何事も多面的に見ないといけない、ということを考えました。著者の主張には大いに同意してしまいます。早速、マイバッグはやめてペットボトルの回収もやめて、アルミの缶ビールのみリサイクルするようになりました。

幕臣たちの明治維新;篤姫をづっと見ていたせいではありませんが、他のブログに紹介されていたので。江戸から明治にすんなりと移行したように学校では習いますが、その時代を生きていた人はとっても大変だったのでしょうか。それに比べたら現下の経済危機はたいしたこと無い?そんなことは無いでしょうが、100年に1度を経験できることは幸運なのかも。

愛国経済・中国の全球化;中国というのは広くて、大きな国です。面積だけでなく人々の暮らしも、そして経済も。最近の中国事情が良く分かります。

日中の経済関係はこう変わった;円借款というものが少し分かったような。中国人にはもっと日本に感謝してもらわないと、と思った反面、戦後日本もいろいろな国から援助を受けたことを忘れちゃいけない。もちろん、自分の会社がいろんな会社・人からの支援で成り立っていることも忘れちゃいけない。

ルポ貧困大国アメリカ;少々奇妙に感じる題名ですが、そのとおりの事実があることを納得。確かに、アメリカ出張の折に現地の人に聞いた医療保険制度は日本と比べようもありませんでした。どうしてあんなに医療費が高いのかね。と同時に日本の医療保険、年金制度はたいしたもんです。もっともそれを運用している社会保険庁がだめなことが良く分かった一年でもありました。

ラーメン屋VSマクドナルド;日米比較をステレオタイプに捉えないようにするには良い本です。物事を的確に比較する、あるいは例えることが出来るのは、それを本当によく理解している証拠です。勉強になりました。

ニッポンの評判;日本の評判て案外いいんだ、と思った本。きっと、各レポートを書いている人がまじめな生活をしているので、このように周りの外国人からの日本の評判を聞くことが出来るんでしょう。思いもかけない見方をされているもんだと気づくことがたくさんありました。

んー、こうしてみると日本、アメリカ、中国、イタリア、ロシア、イスラムと結構満遍なく読んでいるもんです。ただ、小説の類がほとんど無いなー

そうだ、チームバチスタの栄光を読んだ。面白かったので、映画も見てしまったしドラマもづっとみてしまった。でも、ドラマはあんまり面白くなかった。一番面白かったのは小説でした。最初に見たからかな。映画もドラマもストーリーが分かっているので、(もちろん原作と違うとこは一杯あるけど)なのかな。

今年のドラマでよかったのはだいすきと風のガーデンかな。風のガーデンは最終回を見逃してしまった。残念。

来年は自己研鑽の年にしたいもんです。



緊急経済対策

2008-12-19 | 社会
100年に一度かどうか分かりませんが、金融危機であり経済危機です。円の高騰もすごいものがあります。ドル100円と想定していたのに、下期はどうしたらいいんでしょうか。大手のように、海外に生産拠点があるところは現地生産比率を上げる、という方法がありますが中小はそういうわけには行きません。

金融と経済は当然リンクする、車の両輪のようなものですから、実体経済の成長率を大きく上回る金融の成長はありえない、と今にして思えば当然のことです。どこかの時点でトラブルとなります。単に、金融の成長率が実体経済の成長率まで落ちてくるというのならいいのですが、実体経済の足を引っ張るようになってしまったのは大変です。

実体経済言い換えれば民需が落ちてきてしまったのだから、それを補完すべく政府の出番と成ります。しかし、旧態依然とした公共事業の積み増しや地域振興券の二の舞は辞めてほしいもんです。

多くの識者が指摘しているように将来にわたって有効となる事業に支出してほしいもんです。そこで思いついたのが、「高校の義務教育化」です。

政府の経済対策の財源は過去の貯蓄ではなく、将来からの借金になります。埋蔵金というかこの貯蓄を使うのは、それはそれでいいのですがまったく貯金ゼロの状態になっていいとも思いません。したがって、国債発行による将来からの借金に行き着くはずです。

しからば最も主体となる受益者は将来その付けを払わねばならない子供たちであるべきです。これが高校義務教育化案の発想です。

現実には高校進学率はほぼ100%といってもいいのでしょうが、あえて義務教育化にして、高校の授業料を少なくとも公立高校はただにするというものです。私立の場合は、公立との差額だけを集めればいいでしょう。余裕があれば、教員の給料を上げてもいいです。その代わり、査定により格差をつけるようなことも考えたほうがいいと思います。

義務教育となれば、進学率は100%です。しかし、入学試験をどうすればいいのでしょうか。もし希望の高校の試験に落ちた場合は、行けないことになってしまいます。高校生くらいになれば、能力や興味に個々人の差が出てきているので、中学までのように学区内の高校にエスカレーター式に入学させるというわけにも行きません。

ここが難しいのですが、実業高校の役割をもっと広くして、職業訓練校のような高校も作ったらいいのではないでしょうか。それに、希望者は試験をするが全員合格させるとか、第二、第3希望まで受験時に申請出来るようにするとか。

方法はいろいろあると思います。要は、国の力を維持するには教育が一番大事であることは間違いありません。そして、現下の緊急経済対策の受益の主体はそのスポンサーである子供たちで無ければいけません。

そうする事で、足元の直接の受益者は高校生を持つ親になりますから、緊急の経済対策としても機能を発揮するのではないでしょうか。

いいアイデアと思いますが、どうですかね。



ビッグスリーの行く先

2008-12-13 | 社会
どうしてこんなに円高が進んだのかと思えば、ビッグスリーの救済策(要は誰もお金を貸してくれないから、政府から借りる)が上院で否決されたためという。金融再生法案のときのように修正して出しなおす、ということは無いらしい。ブログ上ではそんな意見が多いようです。

ビッグスリーが倒産しても、トヨタやホンダの車を買えばいいから大丈夫、というのが消費者目線からの正直な意見でしょう。ビッグスリーの車が売れないのは、日本の自動車会社のせい、あるいは日本がアメリカ車を買わないから、という10年前のような意見はまったく聞かれません。それだけトヨタもホンダもアメリカの会社(工場)として認知され、事実雇用を創出しているからでしょう。

数年前は、燃料電池自動車開発の先陣をGMは切っていました。トヨタのハイブリッドを燃料電池自動車完成までの繋ぎ技術でしかない、と言い切って馬鹿にしていました。ところが、燃料電池技術の開発の壁が相当高いこと、一発のブレークスルー技術ではなく多くの技術の総合化が必要なことがわかってきて、GMのFCV開発は停滞したのでしょう。もちろんトヨタもホンダも2007年にはFCV5万台を走らせるなんていっていたころもありました。FCV開発にてこづっているのはGMばかりではありません。

だからといって、FCV開発がままならないから会社がつぶれそう、というのは理屈になりません。足元ではこのハイブリッド技術を持っていない自動車会社はさっぱりです。

一方、生産者・会社員の目線で見ると、GMつぶれてもいいよとはいきません。日本の部品メーカーや装置メーカーの大部分はビッグスリーとの取引もしています。現在の売掛金が回収できなくなったら、結構大変なことになります。かといって、危なそうだから部品供給をやめますとは成りません。それでは自工場の操業率を維持できなくなりますから。んー、ことはアメリカの自動車会社だけのことではありません。

では、ビッグスリーに簡単にお金を貸すしかないのでしょうか。それでビッグスリーは息を吹き返すのでしょうか。

ビッグスリーを再生(救済ではない)させるためには、やはりここはいったん倒産してもらうしかないでしょう。その瞬間に株は紙切れですから、しゃれにならない人も多いでしょうが、既に充分にその可能性はあったわけです。
その上で、トヨタに買ってもらえばいいのです。トヨタが経営するようになれば、余計なもの(工場、設備、人)の整理をしたうえで、立派に再生することが出来ると思われます。

しかし、アメリカの代表的産業である自動車が日本の一企業に牛耳られるようになることには、アメリカ政府は良しとしないでしょうね。ゆえに、一体どうなるのか分からないのです。

後期高齢者医療制度と妊婦・新生児医療

2008-12-05 | 社会
重病の新生児が入院の受入拒否をされたらいまわしにされた末、死亡したというニュースがありました。妊婦が入院拒否でたらいまわしにされ死亡したり、胎児がなくなったりといったニュースを聞くとつらくなりますね。

産婦人科医師や小児科の医師が少ない、と同時にそういった病院が少なくなっているとも言われています。これは大変な事態ではないでしょうか。少子化には歯止めをかけなければいけないのは自明です。人口を増やすことは経済成長の基礎中の基礎ですから。増えないまでも人口を減らさない方策は必要でしょう。しかし、小児科・産婦人科医が少なくなっていることは少子化対策とは反対の方向です。

少子化対策には色々ありますが、やはり安心して産む、子供が健康で育つことを最低限保障できなければいけないでしょう。今朝のニュースでは、その子供を入院させることが出来るのは特殊な設備を持った病院だけで、何れの病院もベッドに空きが無いので受入拒否したとのことです。確かに空きが無ければ闇雲に受け入れるわけには行かず、現場の医師を攻めるのは酷です。要は簡単で、もっとそのような特殊な設備のベッドを増やせばいいのです。そのために公的な支援が必要であれば、設備を増やすために補助するとか、設備の使用料(最終的には健康保険で払いますが)を高く設定して、病院が進んで設備を増やせるような仕組みにすればよいかと。

高齢者医療にお金をかけるのと、新生児医療や産科医療にお金をかけるのとどちらが良いでしょうか?高齢者を見殺しにしても良いと正面切って言い放つだけの勇気はありませんが、新生児医療に肩入れしたいものです。
しかし残念ながら新生児には選挙権が無く、高齢者には選挙権があります。更に新生児は自ら主張することも出来ません。政治家が自分も高齢者であり、選挙権のある高齢者に軍配を上げるのもまた自明です。
こんなことではいけません。

高齢者といえば、後期高齢者医療制度というものが話題になりました。端的に言えば、75歳以上の高齢者はこれまで以上に保険料が上がる、ということで大いに不満を訴えています。また、高齢者にそんな仕打ちは無いだろうという、某ニュースステーションのような主張が声高です。

この制度について完全に理解しているわけではありませんが、先の主張は少し的が外れていると思います。
現在の高齢者の医療負担が20年前に想定していた金額よりも増えていることはその通りで、また今後も増え続けていくと予想されます。健康保険の制度を設計したときに想定できなかったのですから、ここで軌道修正をしないと保険制度が破綻します。

そこで、想定と異なる部分を切り分けてどれくらい想定から金額が大きくなったのかを明確にする必要があります。そして想定よりも余計にかかる金額を、後期高齢者とそれ以外の保険料を払う人と応分に負担しようというのが、後期高齢者医療制度だそうです。

ここで大事なのは、保険料を払っている全ての人の保険料はあがるということです。したがって、後期高齢者の保険料も上がって当然なのです。ポイントは、後期高齢者の負担増加額とそれ以外の人の増加額が同じか、違いがあればどれくらいなのか、それが応分の負担という点から妥当かということです。

後期高齢者と区別するのは、この年齢層の人の医療費が想定とずれているからです。20年30年前にこれほど寿命が延びるとは予想できませんし、また医療の進歩で高度な医療が出てくるとも分からなかったでしょう。ですから、後期高齢者の医療費が想定よりも大きくなっているのは仕方が無いことです。ですから、これを踏まえて制度を見直さなければなりません。
このとき想定とずれている年齢層を分けておかないと、一体どれくらいがずれて金額が増えているのか分からなくなります。
後期高齢者と区分しているのはそういう理由なわけです。

この制度を批判するマスコミの論調は、75歳以上だけ保険料が上がる、したがって高齢者切り捨てである、のように聞こえます。老人医療費が上がるということを情緒的に主張しているだけです。

もっと物事を正確に報道して欲しいもんです。

静岡空港

2008-11-22 | 社会
静岡富士山空港の開港予定は2009年3月でした。しかし、滑走路近くに立ち木があってこれが航空法に触れる(離着陸の障害になる?)とかで、開港が延期になっています。昨日、静岡県知事がお詫びの声明を発表したということです。

滑走路の直ぐ横の土地に立ち木があるのだが、ここの所有者は空港建設反対だったようで、立ち木の伐採に応じていないんだとか。
静岡県では、この所有者は空港建設反対なので空港のために立ち木を切ることを了解しないだろうから、地すべり対策として対応しようとしていたという。

そもそも静岡県に空港など要らないでしょう。あれば便利という意見は確かにあります。でも費用対効果を考えなければいけません。さもないと、何でもあったほうが便利なんだから、何でも作ってしまおうということになります。

静岡県は新幹線、高速道路が県内を通っています。東京に1時間、名古屋に1時間半のエリアにあり、充分に交通インフラは整っています。ここに空港を作る必要があるのでしょうか?
ちなみに新幹線の駅は熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松と6つもありますが、のぞみが止まる駅はありません。のぞみが止まらない県は静岡だけじゃあないでしょうか。

さらに県内だけの利用客で空港や路線を維持するだけの利用が見込めるのでしょうか?とにかく国や県が行う利用予想なんて当たったためしがない。瀬戸大橋やアクアラインの例を見るまでもありません。
役所の利用予想が当たるようなら、これはすばらしいマーケティング能力を持っているわけですが、そんなはずは無いのだから。

さらに第二東名なんてもんも作っています。5月の連休、お盆と年末年始以外に第二東名の利用価値があるんでしょうかね。

結局、作ることに意義があり、利用することなんてあんまり考えていないからこういうことになるのです。空港を作ればそのおかげで、地権者は土地が高く売れる、建設業者は仕事があるのですから、当然賛成するでしょう。一方で、利用者も無いよりあったほうが便利だ、という意見もあるでしょう。しかし、その建設費用を最終的には税金でまかなうわけです。多くの納税者は直接的に空港建設にかかわらないので、反対意見を出すということにはならず、賛成派の意見だけが反映されるというわけです。

高速道路の会社やJRは空港とは競合になるので、東名高速から直接静岡空港に乗り入れるようにしようとか、新幹線に空港駅を作ろう(新幹線は空港の下を通っています)などとはしないでしょうから、ずいぶんとアクセスの悪い空港になります。結局利用率が上がらないという結末になるのは容易に想像できます。

空港以外にもっとやることあるんじゃないかと思うのは私だけではないはずです。


MiniノートPC

2008-11-01 | 社会
せめて月に一回くらいは更新しようと思っていたのですが、10月は忙しくて更新できませんでした。

それにしても10月には世界中で大きな出来事がありすぎました。金融危機に始まった株価の下落はすごいものがあります。わずかばかりの私の株も半値になってしまいました。さらに、円高というか円以外の通貨安もすごい。アメリカ株は為替と株価の下落でダブルパンチです。悲しい。

とにかくキャッシュイズキングだそうで、現金化の流れが強いのでしょうか、あれだけ上がった原油も60ドルに落ちてきました。こちらも高値からは半値以下です。あわててOPECは価格維持のために減産に入るという。景気後退でエネルギー消費が落ちることと、投機マネーの流出のためとか。
ガソリンが安くなるのはありがたいが、景気減速のほうが痛い。

話は変わって、最近MiniノートPCの安いやつがほしくていろいろとショップを回ったり、ネットで見たりしている。近所のショップでは今話題の500ドルパソコン、と表示を出しています。確かに5-6万円台で買える。でもアメリカのamazonnを見たら400ドル台でした。

とにかく持ち運びを考えると、軽いパソコンがほしい。今もっているのは電源も含めて2.7kgあって、かばんに入れるとほんと重たい。1kgのやつがほしいと思うとMiniノートになる。でも、さわってみてみるとやっぱり8.9インチの画面では字が小さすぎる。小生、もちろん少々老眼です。

安いので買ってしまおうかと考えて思いとどまっている。やっぱ、画面が小さいのはつらい。別に小さいPCがほしいのではなく、軽いPCがほしいのです。後、バッテリーのもちのいいやつ。

で思ったのが、A4さいずで軽いパソコンはないもんでしょうか?Macエアーみたいに薄くなくてもいいです。とにかく今と同じ大きさで軽ければいい。
DVDドライブなど無くてもいいので、A4サイズで1kgくらいで5万円のパソコンがあったら直ぐに買うのですが。

アメリカ出張の雑感

2008-09-24 | 社会
数年ぶりにアメリカ出張に行ってきました。ほんと久しぶりだったので、5日間の滞在中づっと時差に悩まされました。それだけ体力が衰えている、適応力がなくなっている証拠でしょうか、少々悲しい気分です。

それにしても行きも帰りもノースウェスト便は満席でした。もちろんエコノミー(機内アナウンスではメインキャビンといってたな)席だけしか分かりませんが。きっとビジネスクラスも一杯だったのでしょう。
日本人乗客よりも、中国、韓国人が多いことも驚きです。やはりこの数年での中国の伸びというのをこんなところで感じます。

ロスの街中にいる限り、大統領選挙に関するポスターや広告などを見ることは無かった。現地の人に聞くと、党大会で候補が決まるまでのほうが盛り上がるのだという。そんなもんであろうか。ちょうど日本では自民党の総裁選挙の最中だったが、あんまり盛り上がってはいなかったのだろう。アメリカのメディアがこれを取り上げることはほとんど無かった。

それにしても大変な一週間でした。時差ぼけの頭でCNNを見ていたら、ブッシュ大統領がToo big to failということで、AIGの救済を発表していました。前日にリーマンが倒産したばかりです。為替も株も果ては原油まで乱高下です。
帰国してからの出張清算の為替レートをどこに決めたらいいのかな、とつまらないことを一瞬心配したりして。まー、たいした金額を使っているわけではないので、為替差損は知れているのですが!

アメリカ全体にそうですが、ロスも車がないとどこにもいけない町です。フリーレーンというのをはじめて走りました。2人以上が乗っている車だけが優先的に走れるレーンです。当然空いているので、ラッシュ時でも早く走ることができます。

運転手一人だけでもプリウスの前のタイプはこのフリーレーンを走れるそうです。当時は省エネ推進策のひとつとして、プリウスを優遇していたそうで後ろに黄色いステッカーを貼ってあるのがそれだそうです。今のタイプのプリウスにはこの優遇策は適用されない。それだけ多くの台数が売れるようになったからなんでしょうか。そんなわけで、ロスでは前のタイプの中古のプリウスのほうが価格が高いそうです。

飛行機に乗るときの携帯電話の電源OFFのマナーも、日本とアメリカは大違いです。日本ではそもそも乗り込むときに電源OFFにしますね。ところがアメリカでは機内に乗り込んでからも電話している人が目に付きます。ターミナルを離れて牽引されているときでもまだ話しています。滑走路に入ったところでようやく電源OFFにするといった感じ。思うに携帯の電波は飛行機の飛行に影響があるのだから、飛んでいないうちは使ってよい、という基準らしい。ということは日本のマナー(基準)は少々厳しすぎるということですかね。

携帯関連で言えば、空港などのお土産コーナーに携帯ストラップがまったく売っていません。日本ではキーホルダーよりも携帯ストラップのほうが多く売っていると思うのですが、アメリカにはまったくありませんでした。
そういえばアップルのiPhoneにはストラップようの穴が開いていない、といいます。電話機にストラップの穴が無いならばストラップを売っていないことも理解できます。でも、電話機を落としそうで心配ですが。

帰国してから、行きの成田で買った免税タバコがずいぶんと残っているのに機が付いた。一週間の出張で5箱も吸っていないことになる。普段なら7-10箱は吸っているのだが。
確かにホテルは全館禁煙。レストランも禁煙。空港ターミナル内もすべて禁煙です。吸う場所が無いのだから、当然吸う本数も減るというものです。
これを機会に禁煙できたら良かったのですが。

A総理の出番ですよ

2008-09-02 | 社会
唐突とは思いませんが、ふふん総理(首相)が辞任しました。ふふん、そうでしたか。ですよね。やってらんないよ、ということでしょう。

それにしても、政権投げ出しとか、無責任とかという非難が浴びせられていますが、本当に沿うでしょうか?古館さん。
そういう人を選挙で選んだのは誰でしょうか?他ならない選挙民ではないでしょうか。どうして、政治家を悪者、国民はいい人、という単純な仕分けをしてもったいぶったコメントをするのでしょうか。

こんな情けない首相をえらんだのは他ならない国民である。あんたがた国民はほんとに選挙のときにちゃんと考えていたのかい!くらい言えないのかな。

支持率20%しかないんだから、やめろといわれているに等しいんじゃない。だから辞めたのに、辞めるのはけしからん、といわれちゃったら、やってらんないよって言いたくなるよね。

もうガラポンって言う感じで、ゼロからはじめることができたらいいんですけどね。

考えてみたら、アメリカなんて4年か8年に一度、大統領選挙で国中が盛り上がっている。でも、選挙の年は現役大統領はもう過去の人、という感じで全然求心力なんか無い。レイムダック状態って言うのかね。つまり政治の空白が1年もあるんですから。ふふん首相が辞めて政治の空白が、なんていったってせいぜい1ヶ月くらいなんじゃない。

さー、いよいよ出番です。もうあなたしかいません。お願いします、朝倉総理。

関係ないけど、深キョンはかわいい。

Podcastで英会話

2008-07-24 | 社会
ソフトバンクからiphoneが発売されて話題になってます。いよいよ日本にも上陸したかという感じです。

自分の経験では、マイクロソフトがまだWin95を出すずっと前は、マッキントッシュを使ってました。なんといってもあのユーザーインターフェースは優れていましたから。
でも、カラーのノートブックに更新しようとしたとき、納期遅れもはなはだしく結局半年以上待ちました。それですっかり、アップルは止めてWin派になってしまいました。工場などの大型システムの端末としてマックが使えなかったことも、乗り換えの大きな要因でした。

アップルはいい製品を開発するのだけれど、それの生産が間に合わないというのでは消費者としてはついていけない、というのが当事の感想です。
iphoneもそうならなければいいのですが。
小生はソフトバンクですがノキアの電話機を使ってますので、iphoneに乗り換える予定は全くありません。

しかし少し前にipodは買いました。podcastでやってる番組を聴いてみたかったからです。買ってから知ったのですが、無料の英会話番組なんかもたくさんあって便利なもんですね。

今週聴いた番組で覚えた単語、soonとat some pointです。
soonといえば中学で習うんでしょうか、すぐにと言う意味ですね。映画の予告を見ていてComing soonといえば来週くらいから始まるのかな、と分かります。

すぐにというからには比較的短い時間と日本人は考えますが、Nativeにいわせると結構先のこともsoonなんだそうです。例えば、ビルの工事現場にsoonと表示してあるとします。日本なら、ビルは出来上がっていて内装をやっているような時期にsoonというでしょう。ところが、Nativeは基礎工事をやっている段階でsoonといってしまうそうです。
完成までにゆうに1年くらいかかってもsoonと表示するらしい。

これは日本人と北米人の気質の違いというか、文化の違いからくるそうです。soon=すぐに、と覚えるだけじゃ駄目なんですね。

それから、at some pointです。いつか、という意味です。いつかとか今度ということですが、これは実現しない可能性が高い場合に使う言葉のようです。今度また会おうねというつもりで、at some pointをつかうと、よっぽどのことがないと合うこともない、とか積極的に会う機会を作ろうとはしない、場合のことだそうです。

こっちについては日本語でも、今度またね、というのは次に会う予定が決まっていないときに使いますよね。だから全く確実性が高くないということで日本語も英語もこの場合はおんなじニュアンスです。

番組では日本語でも「今度といつかは、来たこと無い」といわれますから、と解説していました。んー、うまいことを言いますね。


後期高齢者医療制度

2008-07-20 | 社会
以下の文章はこの記事
http://www.dir.co.jp/publicity/column/080529.html
を参考にしています。

後期高齢者医療制度に関する批判は多い。民主党はすぐに廃止して、以前の制度に戻した上で、新しい制度を考えようと主張している。
数々の批判が必ずしも正しいとは限らないので、やっぱり自分で一度整理してみることが一番です。

この制度にはこんな指摘があります。
1)名前が悪い
2)保険料が年金から天引きされるのが気に入らない。

3)保険料が増えるのはいやだ。
4)若いときに使う以上に保険料を払って積み立ててあるのだから、高齢者になったらその積み立て分で医療を受けられるはず。保険料が増えるのはおかしい。

1)はそのとおりですね。後期高齢者って言う響きは気持ちのいいものじゃない。
おそらく官僚の世界では、高齢者という言い方があって、その高齢者の仲でも75歳以上を後期高齢者とこれまでも呼んでいたのかもしれない。しかし、これはあくまでも官僚の用語、いわば業界用語です。業界用語をいきなり一般社会に持ち出してはいかんです。もっと分かりやすい表現に変えるべきです。

2)は、国のいつものやり方ですね。サラリーマンの税金を給料から天引きするのと同じ感覚でしょう。取りやすいところからは確実に徴収するという発想です。
この際だから、税金の天引きもやめてすべて申告、支払い・納税にすべきです。

3)と4)は関連しています。私も4)のように考えていましたが、年金と同じように現在の制度は個人個人を取ってみると若いときの積み立てを老後に使う、ということになっていないのだそうです。

冒頭に引用した記事を読んでよく分かりました。

人は誰でも年を取ります。早い話、定年になって年金しか収入がなくなってからのほうが医療費がかかります。保険がないと生活が破綻してしまいます。事実、国民皆保険ではないアメリカでは中流の人が病気になったことで、貧困層に転落する例が数多くあるそうです。

日本の医療保険は老後に備えて積み立てるという方式ではなくて、単年度会計だそうです。つまり、毎年毎年若い人が払った保険料で高齢者が医療を受けているという構造です。人口構成がづーと変わらなければこのままでいいのでしょうが、確実に少子高齢化が進んでいますから、医療費を使う以上に保険料を払っている若い人が減ってしまうと、保険制度は破綻します。

そういえば、かつて保険料を払っている人の自己負担は1割でした。それが2割になり、あっという間に3割になったのは実感しているのでよく分かります。

人口構成が変わったのだから、保険料負担もみんなで増やさなければいけないというわけです。これまでの制度だと若い人の負担がめっちゃ増えてしまうので、高齢者を区切って制度を設計しなおすというのが今回の改正だそうです。

国鉄の赤字を切り離してJRをスタートさせたときや、不良債権の多い金融機関を税金で救済させたのと同じ方法を取ろうというものだそうです。不良債権の多い金融機関を特定しないと、いくら税金を投入したらいいか分かりません。

それとおなじで医療費を必要とする高齢者を区切って、いったいいくら税金を投入すればいいかを算定する制度ということのようです。

もちろん、若い人の負担と高齢者の負担を応分に増やすのですが、その増やし方には大いに議論はあるでしょう。しかし、制度を設計しなおす必要がある問い言うことだけは理解できます。

天引きと申請主義

2008-06-07 | 社会
天引きと申請主義、この相反する二つの方式をこの国のお役所は自分たちの都合で使い分けています。
税金などを取るときはサラリーマンなど取りやすいところから天引きで有無を言わさず取る。逆に手当て支給や年金などについては申請主義。払うほうのお金を少しでも減らすという方式である。どうせ減らすのならば公共事業の落札額を減らすように知恵を働かせてほしいもんです。

後期高齢者医療制度に話題が集まっています。どうしてこの制度が必要なのか、逆にこの制度のどこに欠陥があるのか、本質的なそして簡潔明瞭な報道はないのでしょうか?メディアは保険料が上がるとか、下がるとか、年金から天引きされるのはけしからんとか、小手先の議論しかしないので、うんざりである。

保険料が下がるのであれば、減った分をどうやって埋め合わせるのか。逆にあがるのであれば、余分となる分はどこに戻されるのか、簡潔に知りたい紋です。

単純に考えれば少子高齢化になるのだから、使う医療費は確実に増加していくだろう。これに対して保険料を払う人の数が減っていくのだから、一人当たりの保険料負担、特に若者の負担は増えると考えるのが自明の理です。
それじゃいかんので何とかしようとしているのだろうくらいは想像できるのだが、具体的にどういう制度なのか知りたいものです。

ところで年金から保険料が天引きされることにも反発は強いようです。こちとら、税金の類はずっと天引きなので、そんなにいやな気はしないのですが。これまで自営業で天引きなどされたことがない人にとっては、やっともらえるようになった年金からいきなり天引きかよ、という気持ちは分からなくもないです。

この国のお役所はお金を取るときは天引き、とりっぱぐれのないようにしています。逆に支払うときには申請主義とやらで、知らないで申請に来なかったらその分は支払わずに住んでラッキーと思っているようです。

申請主義を取るのならば、サラリーマンの税金もすべて申告できるようにすべきです。今でも年収の高いサラリーマンは申告しているはずです。
自分で申告して税金を支払うようにすれば、もっと税金の使い道にも興味がわくってもんじゃないでしょうか!

自衛隊が中国へ

2008-05-28 | 社会
驚いた。自衛隊が中国地震被害者の援助のため活動するという。自衛隊の輸送機が中国本土に向けて飛び立つという。
自衛隊とはいっても立派な軍隊ですよ。ほんの3年前までは日本軍の過去の行動にあんなに怒っていた人民が本当に受け入れるのでしょうか?
それだけ切迫しているということですか。
中国人民軍は自衛隊とどのように共同行動を取るのでしょうか。

不思議なのはなぜに日本なのでしょうか?
ロシアやアメリカのほうがいろんな機材を持っていそうなのに。
考えられるのは、お人よしで他人の足元を見ない、異な足元を見るというような知恵が回らないから日本を選んだものと想像できます。

でも良いんですよ。困った人を見たらすなおに、手を差し伸べるのが日本人だ、ということが分かってもらえれば。
行くからには何か、軍事的な情報を得ようとか、恩を得ようなどと考えずにひたすら人道援助に力を尽くしてもらいたいもんです。

株主優待券

2008-02-16 | 社会
このところの株価の下げにはきついものがあります。乱高下してはいますが、昨年夏以降はずっと下げ基調です。小泉内閣の7000円から見れば十分に高くなっているのですから、素人個人投資家は株価のことは忘れてほおっておくのが一番のようです。

ところで株主優待券を一つだけ持っています。某航空会社のものです。もちろんつぶれそうなほうじゃないです。私用で年に何回かは飛行機を使うので、優待券狙いで株を購入したしだい。

昨年夏に利用したとき。羽田空港でチェックインしようとしたら、優待券の客は航空券を窓口で購入しないといけないという。もちろん販売窓口は長蛇の列。一般客であれば、ネット予約購入で自動チェックイン機でチェックインできるのに、なぜに優待券を持っている株主様が不便を強いられなければ成らないのか、理解に苦しみました。株主優待ではなく株主虐待です。

さすがに同様の不満が多かったのでしょうか、昨年末には優待券も自動チェックイン機で処理ができるようになっていました。当然ですね。

システムの合理化の一環なのでしょうが、搭乗券がなくなって座席番号を書いたレシートのようなものがチェックイン時に発行されました。二次元バーコードが印刷されていてこれを機械で読み取りボーディングゲートを通ることになります。

しかし、不便なことがひとつ。大きな地方空港で出発ロビーがひとつにつながっているところでは、これまでANAの搭乗券を持ってJALの手荷物検査を受けて搭乗ロビーに入ることができました。ところが、二次元読み取りコードはANAとJALの互換性がないようです。ANAの券を持って、みやげ物などを物色しながら出発ロビーの端っこのJALの手荷物検査ゲートから入りことができません。また、反対側のANAゲートまでのこのこと戻らなければいけない。

羽田空港のように出発ロビーがANAとJALで完全に分かれているところでは、このようなことはありえませんが、千歳や名古屋、関空なんかはこんなことになります。
たいしたことではありませんが、互換性があってもいいんじゃない。
ANAと共同運航をしているエアDOはどうなっているのでしょうか。