プリンストンに暮らす

ドイツ&アメリカでの駐妻生活を終えて帰国しました!!

Ringling Bros Circus

2008年05月16日 | ペットニュース
世界三大サーカスのうちのひとつであるRingling Brosを見てきました。
(あとのふたつは、ボリショイと木下)

ASPCAは、毎年動物虐待でRingling Bros訴えていて、私も署名活動に参加し、
時間はかかっても、サーカスを見に行かないことがサーカスを変えるいう趣旨にも
同意していたのですが、行ってしまいました……。

ASPCAが訴えているのは、動物の中でも特にゾウの取り扱いです。

サーカスでは、常にゾウに足輪をして、狭い場所で動けないようにしています。
ストレスになるだけでなく、ゾウは、体が重いので、常に歩いていないと体に負担が
かかってしまうので、様々な病気を引き起こしてしまうそうです。

そのため、サーカスのゾウの寿命は、何と5~6年。普通のゾウは70年。
調教の際に使う、長い鼻をひっかけるフック付きの調教棒による傷も多いとか。



第一部の開幕は、ボーダーコリー達によるフリスビー&アジリティーのショー。
これは、犬達自身も楽しんでやっているのが伝わってきます。かっこいい!!

そして、注目のゾウ達の登場です。ゾウの肌をチェックしつつも、あまりにもすごい芸に驚き、
健気に頑張るゾウの姿に、サーカスで泣いている場合じゃないのに涙が……。



一頭ずつゴロンと転がる芸も、大きな体には負担になるので、やらせなくてもいいかも??



さて、第二部の開幕は、猛獣使いと7匹のタイガーの登場です。



いつもは檻の中で、彼らも走り回りたいに違いありませんが、まるで犬のように
次々と指示に従うタイガー達。やはり厳しい調教があるのでしょうか??



馬乗りの華麗なショーもありましたが、舞台の裾で転んでしまった馬の姿を
私は見てしまいました。足首を負傷したようで、その後も姿がありませんでした。

サーカス全体としては、とにかく華麗でテンポよく面白い!! 美人揃い!!

6台(!!)のバイクが入ってグルグル回り、あの狭い中で交差までしてしまう
モーターサイクル・グローブ は圧巻!!

華麗な空中ブランコや、中国系ジャニーズによるすごい飛び芸も、ミュージカル仕立てで
さすがはエンターテイメントのアメリカ、見せ方が上手で、観客を飽きさせません。

今やオールドファッションとも言える動物のショーはなくても、十分にやっていけるはず。
Ringling Bros をはじめサーカスの方々には、新しい形を考えてもらいたいと思います。

そして、観客としても、サーカス=動物のショーという概念を捨てて、過酷な条件での
動物のショーを期待しないことが必要なのかもしれません。



トレントンでの公演は、NYマディソンスクウェアよりも、チケットがかなり安くてお得。
VIP席は、ステージに出ることができる特典あり!!

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