野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

今では珍しくなった道端の黄色い花「アキノキリンソウ」(箱根の花 21-74)

2021年11月02日 07時17分24秒 | 

今では珍しくなった道端の黄色い花「アキノキリンソウ」。最近ではどこでもセイタカアワダチソウが咲き誇っている。どこか郷愁を誘う花である。

(2021年秋 箱根)

 

■箱根の花

「ミツバツチグリ」(箱根の花 21-01)
「キジムシロ」(箱根の花 21-02)
「ミツガシワ」(箱根の花 21-03)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-04)
「オオバキスミレ」(箱根の花 21-05)
「イワウチワ」(箱根の花 21-06)
「ミズバショウ」(箱根の花 21-07)
「トサミズキ」(箱根の花 21-08)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-09)
「ウグイスカグラ」(箱根の花 21-10)
「ユキワリコザクラ」(箱根の花 21-11)
「エゾノツガザクラ」(箱根の花 21-12)
「アズマシロカネソウ」(箱根の花 21-13)
「ヒメシャクナゲ」(箱根の花 21-14)
「キバナイチゲ」(箱根の花 21-15)
「キバナノクリンザクラ」(箱根の花 21-16)
「ザゼンソウ」(箱根の花 21-17)
「サマニユキワリ」(箱根の花 21-18)
「エゾエンゴサク」(箱根の花 21-19)
「チングルマ」(箱根の花 21-20)
「オオカメノキ」(箱根の花 21-21)
「コシノコバイモ」(箱根の花 21-22)
「センボンヤリ」(箱根の花 21-23)
「エチゴルリソウ」(箱根の花 21-24)
「フリチラリア・メレアグリス」(箱根の花 21-25)
「シコクカッコソウ」(箱根の花 21-26)
「チシマゼキショウ」(箱根の花 21-27)
「ハルオコシ」(箱根の花 21-28)
「サキシフラガ・ルズナイス」(箱根の花 21-29)
「サギソウ」(箱根の花 21-30)
「フシグロセンノウ」(箱根の花 21-31)
「コオニユリ」(箱根の花 21-32)
「ミソハギ」(箱根の花 21-33)
「タチギボウシ」(箱根の花 21-34)
「ナガボノシロワレモコウ」(箱根の花 21-35)
「キレンゲショウマ」(箱根の花 21-36)
「キンミズヒキ」(箱根の花 21-37)
「ナツエビネ」(箱根の花 21-38)
「ヤマホトトギス」(箱根の花 21-39)
「ジャコウソウ」(箱根の花 21-40)
「レンゲショウマ」(箱根の花 21-41)
「ネムロコウホネ」(箱根の花 21-42)
「ホツツジ」(箱根の花 21-43)
「オミナエシ」(箱根の花 21-44)
「つゆくさ」(箱根の花 21-45)
「ヤマハハコ」(箱根の花 21-46)
「センジュガンピ」(箱根の花 21-47)
「キキョウ」(箱根の花 21-48)
「レンゲショウマ 青軸」(箱根の花 21-49)
「ナガバミズアオイ」(箱根の花 21-50)
「サワヒヨドリ」(箱根の花 21-51)
「ヌマトラノオ」(箱根の花 21-52)
「ゲンノショウコ」(箱根の花 21-53)
「レンゲショウマ 白花」(箱根の花 21-54)
「ヒメトラノオ」(箱根の花 21-55)
「シコタンハコベ」(箱根の花 21-56)
「ギンパイソウ」(箱根の花 21-57)
「レンゲショウマ 八重咲花」(箱根の花 21-58)
「タムラソウ」(箱根の花 21-59)
「アキギリ」(箱根の花 21-60)
「アキチョウジ」(箱根の花 21-61)
「アキノウナギツカミ」(箱根の花 21-62)
「ワレモコウ」(箱根の花 21-63)
「リンドウ」(箱根の花 21-64)
「ヤマラッキョウ」(箱根の花 21-65)
「イワシャジン」(箱根の花 21-66)
「シロバナイワシャジン」(箱根の花 21-67)
「マツムシソウ」(箱根の花 21-68)
「ツクシイワシャジン」(箱根の花 21-69)
「アサマフウロ」(箱根の花 21-70)
「ナガボノアカワレモコウ」(箱根の花 21-71)
「サクラタデ」(箱根の花 21-72)
「ウメバチソウ」(箱根の花 21-73)

 

 

アキノキリンソウ(秋の麒麟草、Solidago virgaurea var. asiatica)とはキク科アキノキリンソウ属の多年草である。

高さは70〜80cm程度となり、8〜11月に総状の黄色い花を多数つける。葉は互生し、茎の下部では先端がとがる楕円形、上部では披針形になっている。

北海道から九州、朝鮮に分布。山地や丘陵部の日当たりのよい場所に生える。かつては里山に囲まれた水田の周辺、ため池の土手などにごく普通に見られた秋草の代表であり、リンドウ等と共に小学校の教科書や絵本などでよく紹介された。しかし、そのような環境の減少や荒廃と共に見られる場所が少なくなり、「秋の道ばたの黄色い花」はセイタカアワダチソウに取って代わられた感がある。 アキノキリンソウの若葉は食用可であり、水にさらした後和え物やおひたしにする。また、陰干しにしたものは薬用にもなる。

 



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