野の花 庭の花

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壺状のピンクの花をつける「ヒメシャクナゲ」(箱根の花 21-14)

2021年04月22日 07時34分31秒 | 

ドウダンツツジに似た壺状のピンクの花をつける「ヒメシャクナゲ」。光沢のある葉の緑と可憐なピンクの花の対比がきれいだ。北海道などの寒地の湿原に生えるらしい。

(2021年春 箱根)

■箱根の花

「ミツバツチグリ」(箱根の花 21-01)
「キジムシロ」(箱根の花 21-02)
「ミツガシワ」(箱根の花 21-03)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-04)
「オオバキスミレ」(箱根の花 21-05)
「イワウチワ」(箱根の花 21-06)
「ミズバショウ」(箱根の花 21-07)
「トサミズキ」(箱根の花 21-08)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-09)
「ウグイスカグラ」(箱根の花 21-10)
「ユキワリコザクラ」(箱根の花 21-11)
「エゾノツガザクラ」(箱根の花 21-12)
「アズマシロカネソウ」(箱根の花 21-13)

ヒメシャクナゲ(姫石楠花、学名:Andromeda polifolia)はツツジ科ヒメシャクナゲ属の常緑小低木。別名、ニッコウシャクナゲ(日光石楠花)。

特徴
茎は地上を這い、上部が斜上して高さは10-30cmになる。葉は互生し、葉の形は広線形から狭長楕円形で、長さ1.5-3.5cm、幅3-7mmになる。縁は裏面にまくれ、葉裏は白みを帯びる。

花期は6-7月。枝の先端に2-6個のピンク色の花からなる散形花序をつける。花柄は直立して長さ1-2cmになり、その先端に下向きに長さ5-6mmのつぼ形の花冠をつける。花柄、萼片もピンク色になる。花冠は浅く5裂し、裂片は反り返る。雄蕊は10本ある。果実は径3-4mmの蒴果となる。

分布と生育環境
日本では、北海道、本州中部以北に、世界では北半球の寒冷地に広く分布し、寒地の湿原に生育する。

 

 

 



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