野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

コウホネによく似た黄色い花をつける「ネムロコウホネ」(箱根の花 21-42)

2021年08月27日 06時06分12秒 | 

コウホネによく似た黄色い花をつける「ネムロコウホネ」。北海道に多いのでエゾコウホネと呼ばれることも多いらしい。

(2021年夏 箱根)

 

■箱根の花

「ミツバツチグリ」(箱根の花 21-01)
「キジムシロ」(箱根の花 21-02)
「ミツガシワ」(箱根の花 21-03)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-04)
「オオバキスミレ」(箱根の花 21-05)
「イワウチワ」(箱根の花 21-06)
「ミズバショウ」(箱根の花 21-07)
「トサミズキ」(箱根の花 21-08)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-09)
「ウグイスカグラ」(箱根の花 21-10)
「ユキワリコザクラ」(箱根の花 21-11)
「エゾノツガザクラ」(箱根の花 21-12)
「アズマシロカネソウ」(箱根の花 21-13)
「ヒメシャクナゲ」(箱根の花 21-14)
「キバナイチゲ」(箱根の花 21-15)
「キバナノクリンザクラ」(箱根の花 21-16)
「ザゼンソウ」(箱根の花 21-17)
「サマニユキワリ」(箱根の花 21-18)
「エゾエンゴサク」(箱根の花 21-19)
「チングルマ」(箱根の花 21-20)
「オオカメノキ」(箱根の花 21-21)
「コシノコバイモ」(箱根の花 21-22)
「センボンヤリ」(箱根の花 21-23)
「エチゴルリソウ」(箱根の花 21-24)
「フリチラリア・メレアグリス」(箱根の花 21-25)
「シコクカッコソウ」(箱根の花 21-26)
「チシマゼキショウ」(箱根の花 21-27)
「ハルオコシ」(箱根の花 21-28)
「サキシフラガ・ルズナイス」(箱根の花 21-29)
「サギソウ」(箱根の花 21-30)
「フシグロセンノウ」(箱根の花 21-31)
「コオニユリ」(箱根の花 21-32)
「ミソハギ」(箱根の花 21-33)
「タチギボウシ」(箱根の花 21-34)
「ナガボノシロワレモコウ」(箱根の花 21-35)
「キレンゲショウマ」(箱根の花 21-36)
「キンミズヒキ」(箱根の花 21-37)
「ナツエビネ」(箱根の花 21-38)
「ヤマホトトギス」(箱根の花 21-39)
「ジャコウソウ」(箱根の花 21-40)
「レンゲショウマ」(箱根の花 21-41)

「ネムロコウホネ」

知床五湖には 5つの湖を一周できる散策のための遊歩道が設置されている。そこを歩いていると、湖面から顔を出したピンポン球くらいの黄色い花と、蓮によく似た葉が水面に浮かんでいるのを見かける。その正体はネムロコウホネというスイレン科コウホネ属の花。 漢字表記では根室河骨と書くが、これは水中に沈んでいる根茎が白く骨のように見えるということから由来している。エゾコウホネの呼び名の方が一般的だ。

北海道から本州北部の水中に生える多年草で、可愛らしい黄色い花が特徴。開花時期は7~8月で、知床五湖では6月下旬から8月上旬にかけて主に三湖で見頃を迎える。知床五湖以外では発見された場所の根室はもちろんのこと、大沼公園やニセコの神仙沼湿原でも見ることが出来る。絶滅危急種に指定されている貴重な花だ。

花の大きさは2.5センチほどで、花びらに見える5枚のガクの内側に多数の花弁を持つ。コウホネとよく似ているが、ネムロコウホネは葉が水面に浮かんでいることから、空中に葉が突き出るコウホネと区別している。

 



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