野の花 庭の花

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四国に自生するサクラソウの一種の「シコクカッコソウ」(箱根の花 21-26)

2021年05月06日 08時32分46秒 | 

四国に自生するサクラソウの一種の「シコクカッコソウ」。絶滅危惧種らしいが、栽培されているものもあるようだ。関東にあるのはカッコウソウと呼ばれている。サクラソウの品種も奥が深い。

(2021年春 箱根)

■箱根の花

「ミツバツチグリ」(箱根の花 21-01)
「キジムシロ」(箱根の花 21-02)
「ミツガシワ」(箱根の花 21-03)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-04)
「オオバキスミレ」(箱根の花 21-05)
「イワウチワ」(箱根の花 21-06)
「ミズバショウ」(箱根の花 21-07)
「トサミズキ」(箱根の花 21-08)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-09)
「ウグイスカグラ」(箱根の花 21-10)
「ユキワリコザクラ」(箱根の花 21-11)
「エゾノツガザクラ」(箱根の花 21-12)
「アズマシロカネソウ」(箱根の花 21-13)
「ヒメシャクナゲ」(箱根の花 21-14)
「キバナイチゲ」(箱根の花 21-15)
「キバナノクリンザクラ」(箱根の花 21-16)
「ザゼンソウ」(箱根の花 21-17)
「サマニユキワリ」(箱根の花 21-18)
「エゾエンゴサク」(箱根の花 21-19)
「チングルマ」(箱根の花 21-20)
「オオカメノキ」(箱根の花 21-21)
「コシノコバイモ」(箱根の花 21-22)
「センボンヤリ」(箱根の花 21-23)
「エチゴルリソウ」(箱根の花 21-24)
「フリチラリア・メレアグリス」(箱根の花 21-25)

シコクカッコソウ
Primula kisoana Miq. var. shikokiana Makino 【 サクラソウ科 】
愛媛県カテゴリー絶滅危惧1B類(EN)環境省カテゴリー絶滅危惧2類(VU)
シコクカッコソウ 画像
種の特徴 山地の林内に生育する多年草。葉は厚く、広円形で径5〜12㎝、表面に顕著なしわがあり、基部は心形となる。5月ころに高さ10〜20㎝の花茎を伸ばし先に数個の花をつける。花径は太くて、葉柄とともに白く長い開出毛が密生する。花は紅紫色で径2〜3㎝、萼片は12〜15㎜と長い。関東地方北部に分布するカッコソウの変種であり、四国の固有種として愛媛県、徳島県、香川県に産する。
分 布 県内:四国中央市、今治市、松山市、東温市、内子町、他。 県外:四国(徳島県、香川県)。
生息状況
選定理由 園芸採取により減少した。また、生育地の樹林が密閉することにより日照不足で衰退することもある。
特記事項 「愛媛県野生動植物の多様性の保全に関する条例」により特定希少野生動植物に指定され、採取等が厳重に禁止されている。



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