野の花 庭の花

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大きな葉が目立つ黄色のスミレ「オオバキスミレ」(箱根の花 21-05)

2021年04月13日 07時42分48秒 | 

名前どおりに大きな葉が目立つ黄色のスミレ「オオバキスミレ」。雪国に生える日本特産の種だという。種形容語brevisutipulataは托葉の短いという意味だ。意外と日本特産のスミレは少ないみたいだ。黄色いスミレは咲いている場所を明るく照らすようで、良い感じだ。

(2021年春 箱根)

■箱根の花

「ミツバツチグリ」(箱根の花 21-01)
「キジムシロ」(箱根の花 21-02)
「ミツガシワ」(箱根の花 21-03)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-04)

「オオバキスミレ」

オオバキスミレ
●学名Viola brevistipulata
●科名スミレ科スミレ属
●花期6月~7月
●生育地
北海道から近畿地方までの、主に日本海側の多雪地に生える。日本の特産種で変化が多く、さまざまな変種が知られている。湿った林下に群生することが多い。

●特徴
地下茎は長く横にはい、株を分けてふえる。茎は高さ15~30cmとなる。根生葉は少数で長さ幅とも4~10cm、先端は鋭くとがり、基部は心形でふちには鋸歯がある。葉の質は薄くてやわらかい。茎につく葉は上部に3~4枚つき、一番下の1枚はやや離れてつく。上部の葉ほど小さく、葉柄も短い。花は葉のわきから1~3個でる長さ3~7cmの花柄の先につき、径1.5~2cmで花弁は黄色、側弁の基部に毛があり、距はいちじるしく短い、キスミレの仲間は花柱の頭部がふくらんで、その両側に短い突起毛がある。



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