野の花 庭の花

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ワレモコウとよく似ているが長い穂が特徴の「ナガボノアカワレモコウ」(箱根の花 21-71)

2021年10月29日 08時06分20秒 | 

ワレモコウとよく似ているが長い穂が特徴の「ナガボノアカワレモコウ」。草原でそよいでいると心和む。白もいいが、ワレモコウに似た赤も魅力的だ。

(2021年秋 箱根)

■箱根の花

「ミツバツチグリ」(箱根の花 21-01)
「キジムシロ」(箱根の花 21-02)
「ミツガシワ」(箱根の花 21-03)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-04)
「オオバキスミレ」(箱根の花 21-05)
「イワウチワ」(箱根の花 21-06)
「ミズバショウ」(箱根の花 21-07)
「トサミズキ」(箱根の花 21-08)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-09)
「ウグイスカグラ」(箱根の花 21-10)
「ユキワリコザクラ」(箱根の花 21-11)
「エゾノツガザクラ」(箱根の花 21-12)
「アズマシロカネソウ」(箱根の花 21-13)
「ヒメシャクナゲ」(箱根の花 21-14)
「キバナイチゲ」(箱根の花 21-15)
「キバナノクリンザクラ」(箱根の花 21-16)
「ザゼンソウ」(箱根の花 21-17)
「サマニユキワリ」(箱根の花 21-18)
「エゾエンゴサク」(箱根の花 21-19)
「チングルマ」(箱根の花 21-20)
「オオカメノキ」(箱根の花 21-21)
「コシノコバイモ」(箱根の花 21-22)
「センボンヤリ」(箱根の花 21-23)
「エチゴルリソウ」(箱根の花 21-24)
「フリチラリア・メレアグリス」(箱根の花 21-25)
「シコクカッコソウ」(箱根の花 21-26)
「チシマゼキショウ」(箱根の花 21-27)
「ハルオコシ」(箱根の花 21-28)
「サキシフラガ・ルズナイス」(箱根の花 21-29)
「サギソウ」(箱根の花 21-30)
「フシグロセンノウ」(箱根の花 21-31)
「コオニユリ」(箱根の花 21-32)
「ミソハギ」(箱根の花 21-33)
「タチギボウシ」(箱根の花 21-34)
「ナガボノシロワレモコウ」(箱根の花 21-35)
「キレンゲショウマ」(箱根の花 21-36)
「キンミズヒキ」(箱根の花 21-37)
「ナツエビネ」(箱根の花 21-38)
「ヤマホトトギス」(箱根の花 21-39)
「ジャコウソウ」(箱根の花 21-40)
「レンゲショウマ」(箱根の花 21-41)
「ネムロコウホネ」(箱根の花 21-42)
「ホツツジ」(箱根の花 21-43)
「オミナエシ」(箱根の花 21-44)
「つゆくさ」(箱根の花 21-45)
「ヤマハハコ」(箱根の花 21-46)
「センジュガンピ」(箱根の花 21-47)
「キキョウ」(箱根の花 21-48)
「レンゲショウマ 青軸」(箱根の花 21-49)
「ナガバミズアオイ」(箱根の花 21-50)
「サワヒヨドリ」(箱根の花 21-51)
「ヌマトラノオ」(箱根の花 21-52)
「ゲンノショウコ」(箱根の花 21-53)
「レンゲショウマ 白花」(箱根の花 21-54)
「ヒメトラノオ」(箱根の花 21-55)
「シコタンハコベ」(箱根の花 21-56)
「ギンパイソウ」(箱根の花 21-57)
「レンゲショウマ 八重咲花」(箱根の花 21-58)
「タムラソウ」(箱根の花 21-59)
「アキギリ」(箱根の花 21-60)
「アキチョウジ」(箱根の花 21-61)
「アキノウナギツカミ」(箱根の花 21-62)
「ワレモコウ」(箱根の花 21-63)
「リンドウ」(箱根の花 21-64)
「ヤマラッキョウ」(箱根の花 21-65)
「イワシャジン」(箱根の花 21-66)
「シロバナイワシャジン」(箱根の花 21-67)
「マツムシソウ」(箱根の花 21-68)
「ツクシイワシャジン」(箱根の花 21-69)
「アサマフウロ」(箱根の花 21-70)

 

 

「ナガボノアカワレモコウ」

ナガボノアカワレモコウ 長穂の赤吾木香markFlora of Mikawa
バラ科 Rosaceae ワレモコウ属
中国名 细叶地榆 xi ye di yu
学 名 Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link var. purpurea Trautv. et Mey.
Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link var. tenuifolia
Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link 広義
花 期 8~10月
高 さ 80~130㎝
生活型 多年草
生育場所 湿った草地
分 布 在来種  北海道、本州、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア
ナガボノアカワレモコウとナガボノシロワレモコウを区別せず、広義にナガボノワレモコウ Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Linkとする説もある。ナガボノアカワレモコウを区別する場合は基準変種 var. tenuifolia 又はvar. purpurea とする。
 葉は多数の小葉からなる奇数羽状複葉、小葉は長さ3~8㎝の披針形、縁に鋭い鋸歯がある。穂状花序は長さ2~7㎝の円柱形。花は萼が紅紫色。萼片は4個。雄しべは4個、萼片より長く突き出、花糸の白色が目立つ。花は花序の先から順次咲く。
 関東以北で見られる白花をナガボノシロワレモコウ、関東以西で見られる白花をコバナワレモコウと分けることもある。
 ワレモコウは穂状花序が短く、雄しべが萼片より短い。



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