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ピンクの壺状の花が可憐な「エゾノツガザクラ」(箱根の花 21-12)

2021年04月20日 07時48分15秒 | 

ピンクの壺状の花が可憐な「エゾノツガザクラ」。名前どおりに北海道の高山体に匍匐するようにして映える高山植物。花の形はドウダンツツジに似ているが、どちらもツツジ科の花だ。

(2021年春 箱根)

■箱根の花

「ミツバツチグリ」(箱根の花 21-01)
「キジムシロ」(箱根の花 21-02)
「ミツガシワ」(箱根の花 21-03)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-04)
「オオバキスミレ」(箱根の花 21-05)
「イワウチワ」(箱根の花 21-06)
「ミズバショウ」(箱根の花 21-07)
「トサミズキ」(箱根の花 21-08)
「バイカイカリソウ」(箱根の花 21-09)
「ウグイスカグラ」(箱根の花 21-10)
「ユキワリコザクラ」(箱根の花 21-11)

「エゾノツガザクラ」

エゾノツガザクラ(蝦夷の栂桜、学名:Phyllodoce caerulea)はツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木。日本では北海道~東北地方以北の高山帯の適度に湿り気のある岩場や草地に群生する高山植物。

特徴
高さは10~30 cm。花期は7~8月。花は紅紫色で6~8 mmほどの壷状の花冠をしている。枝先に2~7個の花を付ける。先は浅く5裂し反り返っている。雄しべは10個。 アオノツガザクラと同じ場所に生えていることが多く、両者の雑種が多く見られる。マルハナバチなどがその受粉を行っている。典型的なエゾノツガザクラの花冠はやや細めだが、アオノツガザクラとの雑種は花冠が丸っこくなり、色もやや薄めになる。

名前は蝦夷地に生育するツガザクラという意味である。

青森県でレッドリストの絶滅危惧II類と岩手県で絶滅危惧IA類に指定されている。基準標本は、ラップランドのもの。



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