今回は、上映中の
NHK神戸放送局 ニュースKOBE発から
こころ照らす 和ろうそく
こちらをご紹介です。
神社やお寺の参拝、また日常行事にもかかせないろうそく。
日本で、ろうそくが登場し始めたのは奈良時代。
櫨(はぜ)の実から絞りとった油の蝋(ろう)が
和ろうそくの原材料ということです。
ろうそくは、原料・生成方法の違いにより
和ろうそく・洋ろうそくと大別するらしい
純粋に植物性の和ろうそくは、最近人気が
ぐんぐんと上昇中
その特徴は、炎
洋ろうそくに比べて、長くゆらぎがあります。
全国に30店舗ほどしかないという和ろうそく屋さんの
ひとつが西宮にあります。
江戸時代から続く四代目職人の松本さん。
ろうそくの手作りの様子を、初めて目にしました。
櫨の実油の蝋です。
芯にくるくる と塗り重ねていきます。
年輪のような断面になった蝋。
芯は燃えるときに蝋と一緒に年輪に含まれている
空気も吸い上げます
そのため、炎の燃焼にムラ ができて
和ろうそく独特のゆらめき が出るのだそう。
このゆらぎが、自然界の風や波のリズムに近く
それが、癒し効果を与えている、というお話です。
たしかに、炎のゆらぎはこころを落ち着かせる
不思議な力がありますね
和ろうそくには、季節の花が描かれたものなどがあり
日本の四季・行事 に彩りを加えられそう。
ゆらぐ炎と可憐な花の図柄と・・・
静かなひとときの仲間が増えた気がします。
こちらの上映は、11月14日までです。
大画面で、是非ご覧ください。
BY 店長