西宮にある今津灯台に行ってきました。
1810年に建てられた灯台です。
200年も昔。
今津の酒造家「大関」醸造元、長部家五代目長兵衛が
今津港に出入りする樽廻船や漁船の安全を願って
作った灯台が始まり。
公認名称は大関酒造今津灯台というのだそう。
阪神電車 久寿川駅で下車
西宮インターチェンジの下を通ります。
酒蔵通り・「大関」の看板と煙突が立派です。
海の方へ向かって歩いて行くと
そこは、今津ハーバー
ヨットが並んでいます。
15分ほど歩いたでしょうか・・・。
岸の先端に灯台が見えてきました。
この灯台は木造で、
袴腰付灯籠形行灯式灯台
という作り。
市の文化財指定を受け
今でも現役で活躍しているとか。
高さ約6.7㍍
当時は、油を燃料にしていたそうですが
大正年間に電化されて
今は、海の安全を守るために
緑色の光で照らし続けている日々。
このような碑も一緒に並んでいます。
灯台の向こうには、はるか昔からある海が広がっています。
海からみた灯台の灯に、どれだけの船人が
導かれ、安心を覚えたことでしょう。
近代的な、水門設備のある風景の中で
今津港の今昔 を思いました。
水辺の鳥は、和やかに群れて秋日を
楽しんでいるかのよう・・・。
BY店長