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沢の鶴まるごと開放③*沢の鶴資料館*

2010-03-30 | 神戸 おすすめイベント・観光情報

すみれです
沢の鶴まるごと開放シリーズ
いよいよ今回が最終回です!

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今回は沢の鶴資料館にやって来ました。
「昔の酒蔵」の名を持つ資料館で、
酒造の歴史を学びましょう!

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の鶴資料館
は、
酒造の歴史を現代に伝えるために
昭和53年11月、昔の酒蔵を
そのまま資料館として公開されました。
平成7年1月、阪神大震災により全壊しましたが
3年7ヶ月におよぶ復興修理を経て
平成11年3月、ぶじ再建。
灘の自然の恵みと酒造りを通して
多くの人に親しまれている資料館は、
重要有形民俗文化財に指定されています。
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2階建ての資料館には、
昔の酒造道具が、所狭しと並んでいます


こちらは唐箕(とうみ)大八車(だいはちぐるま)
昔話に出てきそうですねぇ

 
お酒の原料となるも、
イネの種類によってさまざま。


こちらは酒米の王様・山田錦のイネ。

播州の豊富な酒米が、
美味しいお酒を生み出すのですね


お酒好きのお父さんたちも興味津々

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日本酒は、古くから心身に不思議な力を
呼び起こす神秘さゆえに、
人々の信仰と深く関わってきました。
収穫された新米を原料として酒を造り、
神に供えることで、自然の恵みに感謝し、
さらなる豊穣を祈っていたそうです。

現代の酒造りでも、その想いは受け継がれており
「酒は造るものではなく、造られるもの」
という心を大切に、
自然の恵みへの感謝と祈りのなかで
美味しいお酒が育まれています。
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さてさて、お次は
昔の酒造道具をいくつか紹介しましょう!

こちらは、蒸米に使用する(こしき)と呼ばれる桶

液体のお酒を、壺に受けやすくするために
地下に掘られた槽場(ふなば)
地下構造の槽場は全国でも珍しく、
灘酒づくりの貴重な遺構を見ることができます。

お酒の醸造に必要な酵母を育てるもと桶
その上にある樽は、暖気樽(だきだる)

桶の大きさにびっくり!
おとな10人が、すっぽり入れそうなサイズです。

そしてこちらは、
麹(こうじ)を作る(むろ)を再現した部屋


どれも きれいに保存されていますね~
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蔵人たちが履いていた草履を発見!

「頭」「杜氏」など、
上から、位の高い順に草履を挿している模様。

日夜、酒造に励む蔵人たちの様子が目に浮かびます。
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こちらはボトルのラベルデザイン一覧。
沢の鶴だけに、のモチーフがあちらこちらに。


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さてさて、駆け足でご紹介しましたが
資料館の雰囲気は伝わったでしょうか!?
ラストは、沢の鶴の蔵人の格言で締めましょう。
「あしたを今 いにしえに学ぶ」

酒造に命を懸けた蔵人の魂の格言。
灘酒の伝統と文化を楽しく学ぶことができました。
勉強になりやす!
皆さんもぜひ、沢の鶴資料館へおこしやす~
沢の鶴資料館 くわしくはこちら→


すみれ(!?)がお送りしましたー

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