![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/9d/465ffcda28750c8217cc057cd23ce924.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/c4/48d4c87a3744e5d47c50348571c5f98b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/d5/85e53a7e8d9632ffaaedc19f2ea7b51c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/e5/2c5cd53fb9cae06e5273f91f5de694b5_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e0/91e80b29f7f2d0cd2d44a5501c849015.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/42/cd27ce035659c4e4d187acf7e66fd9a6_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/48/a3/8ffa4133628d9bc76a94d733d1d34b27_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/23/c1/538a666ac0a34255b08d367fbb92b280_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/3a/13ecc0a41f1aeb564624b4f578a730c9.jpg)
昔の幸地川河口、今のピンプンシーガジュマル
近くはアパヌクと言われています。アナダ橋から
一つナングスク寄りの橋がアパヌク橋です。その
アパヌクの語源はメソポタミアのシュメール語と
アッカド語で説明できると述べた事がありますが、
古代エジプト語のヒエログリフでも説明できる事
が分りました。アパヌク橋の写真を撮ったついで
に幸地川沿道を通りナングスクに行く途中で桜が
咲いているのを見つけました。前に見た蝶の幼虫
は色を変えて健在でした。
- - - - -
以下はアパヌクの語源散策です。
- - - - -
アパヌク: 幸地川が流れ、アパヌク橋
がかかっている場所
アパ行音はヒエログリフでは「水」と関係があります。
橋は「水が流れる」「川」にかかりますので、「橋の名前」
に「api=apa=アパ」「ヌ=の」「ク=区=区域」の名前が
あるなら、その場所には当然「川」があります。その地区は
ヒエログリフ、古代のエジプトと関係があるのが分ります。
アッカド語では新宿区の区と同じように「square=四角」の
区域を表す言葉が「qu=区=約1町歩」ですので、古代、昔
のメソポタミアとも関係が深いのが分ります。「川の水など
で浸されている、湿っている」状態を名護方言では「spi=
sipi」の入った言葉で表します。 「spi=sipi=シピ」タ・
トゥンと言います。 「pi」の音も「水」と関係があるのが
分ります。 「水上で」よく見られる鳥は水鳥で「鴨」と言わ
れます。お家で飼われている鴨は「家鴨」で「あひる」です。
名護方言では「水=apa」行音で表されます。「ape=appe=
アッペー」ラーです。「d=r」の変化は良く見られますので、
「鳥、鴨=apd=apr=appera=アッペーラー=あひる=
家鴨」と変化したと推測できます。
ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。
ヒエログリフ 日本語 英語
api 横切る(水路を) traverse (waterway)
行ったり来たりする
apd 鴨、鳥 duck, bird
pnk 水を外に出す bale out (water)
血を体の外に出す bale out (blood)
pAs 水を入れる容器 water pot
ヒエログリフ辞典
の参照ページ
197
1364
462
579
- - - - -
以下の文章は2011年12月6日に私の
別のブログ「外国語散策」に載せた物です。
アパヌクは何処にあるか
シュメル語やアッカド語を参考にすると「a-panu-ku=アパヌク」
の地名の意味が簡単に割り出せます。シュメル語では「a=水」で、
アッカド語では「panu=顔、一番先、一番前、前面にある物、先、
前」です。「apanu=陸地の一番先にあり水(海水)に接している
状態」と考えられます。「ku=区域」と考えても良いですが、別の
意味と重なっていると考えた方が良さそうです。マラソンでは前に
いる全ての人を追い「抜く=nuku」と「先頭」になります。その後
は誰にも追い「抜か=nuka」れないで、ずっと先頭を維持できると
「優勝」です。競馬などの競争では「鼻の差」で勝負が決まる時が
あります。「顔」の「一番先」、「前面」が「鼻」です。「鼻」の
名護方言は「pana'=パナー」です。ギリシャ語では「nike=勝利」
です。 「apanuku=陸の先頭にあり、水と接する所」であるのが
シュメル語とアッカド語で、またはギリシャ語と併用してアパヌク
の地名が推測できます。名護市にあるアパヌク橋は昔の海辺の近く
にあり、その周辺は「アパヌク」と呼ばれています。 アパヌクは
英語に訳すると「water front」です。そこには「a-dan=アダン」
がたくさん生えていたのではないでしょうか。「海」で「溺れる」
のは良くある事です。シュメル語では「ab=海」です。「溺れる」
の名護方言は「abukin=アブキン」です。「panuk=パヌク」も水と
関係がある言葉と推測できます。水を「撒く」のは撥水です。水を
「haziku=撥じく」のを名護方言では「pankun=パンクン」と言い
ます。中指の爪を親指で押さえてその後で勢い良く離すと小さい物を
「弾く」事が出来ます。人の鼻なども「弾け」ます。そのような動作
を名護方言では「pankun=パンクン」と言います。 水が「撥ねる」
場所、「水辺・海辺」が「apanuku=アパヌク」周辺と考えられます。
シュメール語、アッカド語、ギリシャ語は次の通りです。
シュメール語(S) 日本語 英語
アッカド語 (A)
ギリシャ語 (G)
A (S) 水 water
AB (S) 海 sea
pa'nu (A) 顔、前面、先端部分 face, front
nike (G) 勝利 victory
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます