久志の海岸べりで見た草です。図鑑で調べると
ツボクサに似ています。セリ科の草に間違いない
と思います。
ツボクサは名護方言のイルミー、イボ取りに
使われたそうです。ひょっとしたらツボクサは
イボクサが変化した名前かもしれません。ツボ
は物を中に入れる容器で、沢山の中から一か所
だけを押すのが「ツボ」です。そのツボを押さ
えたら、問題の解決、解消は直ぐにできます。
問題は直ぐに「消えて」いきます。
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イルミー、イユヌミー、魚の目
魚の目、イユヌミーの名護方言はイルミーと言います。
目玉は「目の中」にあります。 魚の目は皮膚の「中に」
あります。 卵「の中」には「kimy=黄身」があります。
「中=iry=imy=my=ミー=目=入れて=irt」 と変化
したと推測できます。「中に」「入る」と言います。中に
「入れる」とも言います。 土俵入りでは「入り=iry=
土俵の中に、中に」です。 名護方言の「イルミー」は
「イリミ=iryimy=irwmy=イルミー」と変化したと推測
できます。「iryimy=iywmy=イユミ」と変化しのが首里
方言のイユヌミー、魚の目と推測できます。 皮膚は体の
外側の部分で体の内部を「守る」組織でもあります。外側
にあり、内部を「守る」状態を表す言葉やその「防壁」を
「破り侵入する」状態の表す言葉に「iry=iri」の音がある
と推測できます。 病気は病原菌が体に「iri=入り、侵入
して」罹ります。 病膏肓に「入る」という表現もあります。
病気の後で皮膚に「瘡」蓋が出来る麻疹の名護方言は
「iri=イリ」ガサーです。「iri-imy=iry-imy=irumy=皮膚
の中に入り出来る病気=入ルミー=イルミー=イユヌミー
=魚の目」と変化したと推測できます。
ヒエログリフとアッカド語のアルファベット表記
は次の通りです。
ヒエログリフ 日本語 英語
シュメール語 (S)
iri (S) 病気 disease
iry 中にいる人、仲間 companion
iry fAt 貨物の管理人 guardian of the cargo
irwy 両目 eyes
irt 目 eye
imy の中にある物 which is in
ヒエログリフ辞典
の参照ページ
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