写真と短い文章 2

散歩しながら写した写真を主に載せます。
写真にまつわる面白い話があるとそれを
調べてその語源を散策します。

セリ科の草花、ツボクサなど

2014-01-18 06:34:56 | セリ科


久志の海岸べりで見た草です。図鑑で調べると
ツボクサに似ています。セリ科の草に間違いない
と思います。
ツボクサは名護方言のイルミー、イボ取りに
使われたそうです。ひょっとしたらツボクサは
イボクサが変化した名前かもしれません。ツボ
は物を中に入れる容器で、沢山の中から一か所
だけを押すのが「ツボ」です。そのツボを押さ
えたら、問題の解決、解消は直ぐにできます。
問題は直ぐに「消えて」いきます。

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      イルミー、イユヌミー、魚の目



魚の目、イユヌミーの名護方言はイルミーと言います。

目玉は「目の中」にあります。 魚の目は皮膚の「中に」

あります。 卵「の中」には「kimy=黄身」があります。

「中=iry=imy=my=ミー=目=入れて=irt」 と変化

したと推測できます。「中に」「入る」と言います。中に

「入れる」とも言います。 土俵入りでは「入り=iry=

土俵の中に、中に」です。  名護方言の「イルミー」は

「イリミ=iryimy=irwmy=イルミー」と変化したと推測

できます。「iryimy=iywmy=イユミ」と変化しのが首里

方言のイユヌミー、魚の目と推測できます。 皮膚は体の

外側の部分で体の内部を「守る」組織でもあります。外側

にあり、内部を「守る」状態を表す言葉やその「防壁」を

「破り侵入する」状態の表す言葉に「iry=iri」の音がある

と推測できます。 病気は病原菌が体に「iri=入り、侵入

して」罹ります。 病膏肓に「入る」という表現もあります。

病気の後で皮膚に「瘡」蓋が出来る麻疹の名護方言は

「iri=イリ」ガサーです。「iri-imy=iry-imy=irumy=皮膚

の中に入り出来る病気=入ルミー=イルミー=イユヌミー

=魚の目」と変化したと推測できます。


  ヒエログリフとアッカド語のアルファベット表記
は次の通りです。


  ヒエログリフ     日本語        英語
  シュメール語 (S)


  iri        (S)  病気          disease

  iry           中にいる人、仲間  companion

  iry fAt        貨物の管理人    guardian of the cargo

  irwy          両目          eyes

  irt           目           eye

  imy          の中にある物    which is in



ヒエログリフ辞典
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