写真と短い文章 2

散歩しながら写した写真を主に載せます。
写真にまつわる面白い話があるとそれを
調べてその語源を散策します。

珍しい木と大木になる木

2014-02-28 00:53:43 | 珍しい木




ナギ、マキ科
チャーギー(イヌマキ)の葉を食草とする
キオビエダシャクはこの葉も食うそうです。
虫も同じマキ科と知っているのですね。







スダジイ(イタジイ)





ホルトノキ




モッコク

この木は沖縄県北部合同支所の周りに
一株だけ植えられている木と同じ木で
すが、こんなに大きい木になるとは思
いませんでした。




タブノキ
アオスジアゲハの食草です。




名護岳近くから見た名護湾の日没





蕾が見える木
枯れた倒木に芽生えた木
ヒサカキの雌花がまだ見られます。

一昨日は宇茂佐区でハツミドリを見た後で
珍しい木があると聞いた北部農林高校
に立ち寄りその珍しい木を見せて貰い
ました。ナギという名の木で熊野大社
から分けて貰った木だそうです。復帰後
の沖縄復興を祈念して沖縄各地の農林
高校に配布されたそうです。きのうは
夕方から名護岳近くに行き大木を見ま
した。それらの写真です。

シマイズセンリョウとヒサカキの雌花

2014-02-27 08:39:35 | 白い花






2月26日、ナングスク




ヒサカキの雌花と実
2月25日、まだ一片だけ花が咲いていました。大中区
2月01日、大きくなっている実もあります。宮里区
1月28日、実が生り始めています。宮里区



ヒサカキの雄花
2月25日、大中区、まだ咲いている場所もあります。
1月16日、ナングスク

小さな白い花で咲き方も似ている
のがシマイズセンリョウとヒサカキ
の雌花です。シマイズセンリョウの
花は去年も見ていますが今までこの
木の名前が分りませんでした。今年
初めて見たのがヒサカキの雌花です。
雄花は去年から知っています。花の
後に実がつかないのでおかしいと思っ
ていたら雄花でした。雌花を見つけて
雄花との違いが分りました。実が生る
ヒサカキの雌花と良く似ている花が
シマイズセンリョウです。木の図鑑を
探しても分らず、ブログを見て初めて
木の名前が分りました。

ギーマ、ゲーマ: リュウキュウアセビに似た蕾と花

2014-02-26 02:55:35 | 小さい花



ギーマの花びらは大きく開かないで
散るのが分ります。散る前に花びら
の周囲が赤く色づいています。
3月 日、大中区




ギーマ、ツツジ科、スノキ属
ギーマの蕾が花開きました。
ギーマの花は下向きに咲き
ますが、少し枝を上げると
可愛い花が見えます。
3月9日




蕾が少し開き始めました。
3月6日




下から見たギーマの蕾です。
3月3日





この蕾はリュウキュウアセビの蕾
ではないかと知人に見せたら、違う、
それはギーマの蕾だろうと言われま
した。以上の木は下のまだ蕾が青い
木とは別の株です。2メートル近く
あります。 下の木は50センチM
以下です。






去年は国頭村のツバキ祭り
の時に何十年振りかでギーマ
の木を見ました。その後はその
山の中へ行っていませんので
蕾も花も60年以上見ていま
せん。きのうはその木と蕾を
見ました。ギーマを名護方言
ではゲーマと言います。首里
方言のギーマが共通語になっ
ています。小学校生の頃は山
に行きこの木の小さな赤い実
を良く食べていました。今は
絶滅危惧種のようです。


2月に咲く黄色い花

2014-02-25 12:37:04 | 草花







イペーの花



黄梅も咲いています。












リュウキュウアサギマダラ
が見られる山際の凹んだ所
にある墓地の入口には沢山
のキツネノボタンが咲いて
います。ムラサキカタバミ
も咲き乱れています。



キツネノボタンに似た大型の花
を見て、何という名のノボタン
だろうと思っていました。 狐
とは関係なくウマノアシガタと
言うそうです。
鉢植え



沖縄で2月に見られる木に咲く
黄色い花の代表はイペーでしょう。
最近咲き出しました。とても鮮やか
で目立つ花です。リュウキュウアサギ
マダラが越冬している山際の墓地に
行ってみると5頭の蝶を見ました。
胴体の赤い蝶も一頭見ました。胴体
の赤い蝶はベニモンアゲハかジャコウ
アゲハか分りませんが、ここ2~3ヶ月
良く見かけます。

琵琶の実と花、ハマビワの実と花

2014-02-24 22:59:43 | 木の実



琵琶の実
大南区
右下は大北区で2月26日撮影。




ハマビワの黒い実と青い実、
実が落ちた後、
2月2月24日、大中区の公園
下の写真と同じ木。



2月2日、大中区




ナングスク
2月 25日と2月21日





ハマビワの花と蕾。
雄株でしたので花の後は実が生っていません。
蕾の期間が長かったです。


花:10月25日 
蕾: 7月24日、6月29日


  琵琶の葉とハマビワの葉は似ているようです。
私は琵琶の花は見たいとは思いません。好きな花
ではないです。実は大好きです。ハマビワの花は
とても綺麗です。その綺麗な花の後に実は生りま
せんでした。雄株だと分りました。雌株の方は別
の場所で見つけたのですが、花が咲いたか咲かな
かったか分らないうちに実が生っています。

実と花: モチが付く木に似た花が咲く木の実など

2014-02-24 21:57:13 | 木の実




下の花の後に生っている実です。花はモチノキとは
かなり違いますが、実はモチノキと良く似ています。





1月2日、大北区の公園
この花はネズミモチ、沖縄方言ではサーターギーの花に
良く似ています。香りもあります。実を見ると実も似て
いると言えそうです。花びらはオキナワツゲにも似ている
気がします。

この木は2年前から見ていますが、
花が咲くのも実が付いているのも
見たのはここ2ヶ月以内です。

草花と虫 ホシホウジャクなど

2014-02-24 21:19:39 | 草花と虫


アカギの花とツマグロヒョウモン









ハドノキとその葉を
食草とする蛾の幼虫

蛾の名前: シャクトリノメイガ


ハイビスカスの写真を撮ろうとしたら
黒い点が動いていました。テントウムシの
一種です。夕方に濃い青の満開の花を撮ろ
うとすると蜜蜂が逃げて行きます。 入れ替
りに飛んで来たのがホシホウジャクでした。



センダングサ属の花と虫
2月25日、大中区




ムラサキカタバミとジャコウアゲハ?




サンキライの種類を食草とする
ルリタテハの終齢の幼虫
2月21日、ナングスクの裏山




ユウナと蛾

ハヂマキとナンキンハゼ: 名前の由来

2014-02-23 19:40:54 | 草花の名前の由来





丸裸のナンキンハゼ。
他の木は葉が茂っています。
2月22日、大南交番横




紅葉しているナンキンハゼ
1月5日、ナングスク



櫨の木の沖縄方言はハヂマキです。
沖縄では珍しく紅葉する木です。似た
ように紅葉して枯葉が落ちて幹だけに
なる、即ち「丸裸になる」木の種類に
ナンキンハゼがあります。


- - - - -


ハジマキやナンキンハゼの語源と推測される言葉
は以下の通りです。


- - - - -


ハヂマキ、櫨、帯を解く、ボタンを外す


  自分の着ている衣服を「脱ぐ」時にはボタンを

「hd=hadu=外」す時と、帯を「hd=hodo=解」く

時があります。男女が部屋にいてそうすると、その

後は「hd=hada=肌」を見せ合い、「肌を許す」事

になります。その誓いをする風習が、沖縄に残って

いた「hd=hadi=ハヂ」チ、女性の手の甲への入墨、

でしょう。「裸」を見せるなど「hada」行音は「脱ぐ、

脱いだ、裸になった、裸体を曝している」などを表す

と推測できます。その観点から木の名前の語源を調べ

てみましょう。「紅葉」する木の葉は間も無く「落葉」

します。木は「葉が落ちる」と幹が「露出」します。

人間に例えると「裸体」を「曝す」事になります。

「la」行音は「否定」を表します。 取るの否定は

取「ら」ないです。「la」行音が含まれています。

旁に「lo」の音を含む漢字は「着ていない、外した、

裸、盧」の意味があります。 ナンキンハゼの「櫨=

haze=hade」の旁は「lo=盧」ですので冬には「裸体

になる、幹を曝す」意味があるのが分ります。裸体の

裸は「la=裸=服を着ていない」状態を表す言葉です。

櫨の木の沖縄方言は「hadi=ハヂ」マキです。その音

だけで紅葉、落葉して「木の幹、裸体」を「曝す」木

であるのが分ります。ボタンを「hadu=外」して「裸

になる」、「hada=肌」を曝す動作を、首里方言では

「hadi=ハヂ」ユンと言います。名護方言では「padi

=パヂ」ンと言います。「hadi=padi」の変化が見ら

れます。

- - - - -


    パヂン、パヂー、脱ぐ、恥、赤っ恥


  ある範囲の外側にある物、周囲の柵、枠を取り「外す」

か、着ている服などを「脱ぐ」と中味や中にいる物が「外」

に出ます。 中に入れて「外に漏らしたくない、知られたく

ない、見せたくない」対象、事物は沢山あるでしょう。中身

を「知られたくない、暴露されたくない、露出したくない」

事は沢山あります。 こららの事を表す音は周囲の枠などを

「hadu=外」す、「外に漏れたら」「hadi=恥」、衣服や靴

などを「脱ぎ」、裸や裸足になって「hada=肌」を見せる事

は赤っ「恥=padi」を曝す事になるなど、「hada=pada」行音

で表されるようです。「padu=hadu=脱ぐ、漏れる、外に出る、

外す、放す、解放する、帯を解く」と関係があるのが分ります。

「脱ぐ」の名護方言は「padi=パヂ」ンで恥は「padi'=パヂー」

です。赤っ恥と同じ音で「padi'=パヂー」です。英語が外来語

として日本に取り入れられている言葉は多いです。新聞は「隠さ

れている=外に知られていない」事を世間に「公表する、ばらす、

曝す」機関です。 新聞は取材で得た情報を「発表する」時には

「リリース=release」と言う言葉を使います。


  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語  日本語   英語


  padu'     放す    release


シカゴ大学アッカド語
(アッシリア語)辞典
 P の参照ページ
36

ツルグミの実

2014-02-23 08:22:21 | 木の実



3月3日、大中区




3月12日、大中区
同じ場所の違うツルには
ひと回り大きな実が生って
いました。













右下は実を食べた後の種

ツルグミの評判が良いですので
一番花がたくさん咲いていた所
へ行ってみました。ここに最初
にどうして来なかったか不思議
です。うなる程?実が生ってい
ました。 根っこが太いツルも
5株ほどありました。
2月25日、大中区




図書館に植物と言葉の本を借り換えに
行く序でに近くの公園を散歩しています。
今日は茶色に色づいている実を見つけま
した。この実は60年ぶりに食べたので
すが、思った通り甘酸っぱくてひと粒で
満足しました。来週か再来週も食べよう
と思っています。
2月23日




大写しは名護市立中央図書館
近くの丘のクービー
ナングスクと宮里区のクービー


 子供の頃はクービー(ツルグミ)の実が
黄色い時に据ぎ取り食べていました。実が
赤くなるまで待てなかったのでしょうか。
既に実は付いていますが、まだ青いです。




12月29日から1月2日までに撮影。

この写真は大西区の個人の住宅の壁の外から
見える光景です。 実が生っているか何回か
調べました。蕾は見ましたが実が見えません
でした。 延びた枝が切られているせいかも
しれません。