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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第442回】実は鉄よりも強い木

2014年04月15日 | 住宅
先日は、社内ミーティング、個人個人がしっかりと

自分の意見を言い、とても充実したミーティングと

なりました。GWの設えがとても楽しみです^^

さて、前の回までオーナー様宅の事例集的なものを

お送りしておりましたが、今回よりまた豆知識を

お送り致します。実例集はやはり評判が良いですね!

定期的にお送り致します。


今回のお題に早速入ります。ではいきます^^

根強い木の文化が残されている日本では、戸建住宅

のほとんどは木で造られています。最近では木の見直し

が急ピッチで行われ、木造3階建ての校舎などの建設が

特に甲信越で見かけられるようになってきました。

本当に喜ばしい事ですね!

今回はこのような木材の本当の強さを知るお話です。

~比強度で知る強さ~

地震では重たい建物ほど大きな力で揺れますので、できれば

軽くて強い材で建物を造った方が良い事になります。

このような重さである、材料の比重あたりの強度の事を

『比強度』といいます。

木も樹種によって、そして鉄も製造方法によって、それぞれ

に比重も強度も違います。

木は鉄に対して比重で約20分の1しかありません。これに対して

強度は引っ張りで約4分の1、圧縮では10分の1です。

これらの数値から比強度を計算してみると、引っ張り強度

では約4.5倍、圧縮強度では約2倍も、木材の方が鉄より

強い事が分ります。大切な子供達を守る上で木造校舎が

選ばれている理由が癒しだけでは無い事を物語ります。

続きは次回。





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