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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第173回】”残すもの” ”壊すもの”の線引き

2013年05月26日 | 住宅
 本日は午前中、六郷でお打合せ^^小高い山の上に建てるとあって景色が良く
又、お住まいはなんだかとっても居心地が良い空間で思わず、「よこになっていいですか?」
と言ってしまうほどでした。

 さて、このお宅はご実家にはご両親がお住まいで築年数約50年と年季が入って
おり、南側にはRC造の建物があります。

 そのRC造の建物はお父さんと今は亡きおじいちゃんとが造った合作です。先日
他のメーカーが来られた際にはそのRC造の建物を壊す気マンマンだったお父さんも
一晩寝て、考えが180度変わったとのことでした。本日の商談はその心境を若世帯と一緒に
聴く事から始まりました。

 車を4台置く事、日当り、風通し、RC造を後々解体する事のリスクなどを考えると、今、解体
する事に越したことはないと、建築業に携わる人間であれば思わず口に出したくなる状況。

 ただ、ご自分と自分の親父さんとで造ったものであるというお父さんの思い出話を聴いたり、
拝見すればするほど誇りと思い出が沢山詰まっているものを「壊しましょう!」
とは口が裂けても言えない状態となった事は想像がつくと思います。

 ではどうしたか?RC造の建物を解体し、新築を建てるプランは昨日きたメーカーに任せ
私どもはRC造を残すプランを考えますとお伝え致しました^^

 ”何かが見えた”気がして思わず口走ってしまったのですが....汗

 さっ此処からは、我が社が誇る建築家、今井先生の出番です。お客様是非ご期待下さい。
最良のモノをご提案する確信があります。なんだかワクワクしてきました^^

また来週お邪魔しますね。。

 

 

 

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